2019/05/12 のログ
■リシェラ > 友人で在る王城の関係者に取り計らって貰い平民地区に在った廃屋の一つを譲り受けた。
然し行動をするのが専ら夜で在る為に、折角の住居も殆どが放置状態なのだ。
何故為らば、夜には家具や装飾の類の買い出しが出来ないから。
其の住居の為に出来る事と云えば今は掃除ぐらいだろう。
だから、そう云った相談も兼ねて話す為に其の場所を探しに来たのだ。
何度目か、道端へと移動して目立たぬ場所を位置取りする様にして足を止める。
行き交う人々へと目を向け乍、少しばかりの休憩を。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にリスさんが現れました。
■リス > 仕事が少しばかり遅くなり、少女は家に戻る事にする。
少女の仕事の場所は、平民地区と富裕地区の境目にある大通りの商店で、少女の家といえば、富裕地区にある場所である。
人間から変じたといっても、少女自身は喧嘩などはできないので、未だに冒険者などを雇い、家に戻るときの護衛にする。
流石にうっかりさらわれでもしたら――――ドラゴンたちが黙っていない。
それこそ、家の中からドラゴンが出てきて国が焼け野原とかも考えうるのだ。
少女はそれを理解しているからこそ、自分に護衛をしっかり付けて、安全に家に帰るのだけれど。
「………あら?」
くん、と鼻が動く。
知っている匂いを嗅ぎとったのだ、人でなくなって、そういうところが敏感になっているとも言える。
とはいえ、なぜ、ここにという疑問も湧いて、ちょっと護衛に待ってもらい、そちらの方へと。
道端の目立たぬ場所を移動して休んでいるフードの女性の方へと近づいていく。
「こんばんは……?」
とはいえ、確証がないので、挨拶が微妙に疑問系と、なるのだった。
■リシェラ > 小さく溜息を吐き、そろそろ移動をと考える。
否、考え様とした。
近付いて来る存在に気付いたからだ。
自分で云うのも何なのだが、今の見た目は怪しくも見える筈。
其れを指摘しに来たのかもしれないと考えてしまうのは仕方無いだろう。
然し、顔を向けてみれば其れは間違いだと直ぐに気付く。
「ああ、今晩は。
今宵は良い月夜だが…良いのは何も夜空だけでは無かった様だ」
其の存在は、自分の見知っている相手だった。
然も探していた場所の所有者本人。
だから、そう呟かずにはいられなかった。
■リス > 彼女はこちらの方に気がついたようだ、多分、自分の勘違いではなかった模様。
少女は、小さく良かった、と口の中でつぶやいた。
勘違いで声をかけるのは、ちょっとばかり恥ずかしいから、で。
「こんばんは、リシェラさん。
今日は確かに暑くも寒くもなく良い、夜ね。
……夜空だけでは、ない?」
何かあったのだろうか。
フードに隠された性で、顔色が少しばかり見えづらい。
少女は首を傾いでみる。
とりあえず、ここにいても仕方があるまい、どこかカフェに移動したほうがよさそうだと考えた。
「よければ、近くのカフェかなにかに、移動しませんか?
そのほうがゆっくり落ち着けると思いますし。」
と、少女は周囲、静かそうなカフェを思い出しながら、提案をしてみた。
■リシェラ > やって来た存在、其の少女の呟きには不思議そうに首を傾げる。
良かったのは此方で、少女に何か良かった事が在ったのかと考えてしまったからだ。
流石に少女の考えている事迄は読めはしない。
「そう、確かに人が過ごすには悪くない夜でも在ろうか。
其方に関しては予の目的に沿う出会いで在ったからな」
少女へと言葉を返し乍、一歩二歩と其処を離れ近付いた。
悪いとは思うが、人混み近くでは流石にフードを上げられずの侭で。
「出来れば周囲へはそう目立たない様な場所で在ると助かるが…
気を利かせて貰っている立場で悪いとは思っている。
然し、予が何者で在るかを考えればそうあるべきであろう?」
人間に与する立場で在ろうと吸血鬼は吸血鬼で在り、人間からは疎まれる存在。
少しばかりの苦笑を浮かべ乍に少女の提案にそう答えて。
■リス > 彼女もこちらも首をかしげているという、ちょっと笑ってしまえるような状態。
少女は、とりあえず、と目を細めて話題を戻すことにしよう。
彼女の言葉を聞いて、自分を指さした少女。
「もしかして、私を探して……?」
確かに、帰り道ではあるが、家からはまだ少し離れているし、仕事場からも少し離れた場所である。
人ごみに流された、とも思える場所であり、判別がつかない。
近づいて来る彼女を、少女は眺めて待つことに。
「……判りました。
では、こちらへお願いします。」
彼女のことを考えれば、護衛は返すべきだろう。
だから、まずは護衛に先に家に戻ってもらい、家から後で迎えを横してもらうようにお願いをする。
口頭では問題が発生するだろうから、依頼の料金はもらえるように、書面にしたためて渡すので、うなづいて先に少女の家に。
そして、少女は、吸血鬼の友人を連れて、自分の知る路地裏のBARへと向かう事にする。
そこは、女性同士が密会するための場所であり。
少女が女の子を引き込んでエッチなことをするための場所でもある。
会員制で会員の証を持っていなければ入れないのと。
そういうことをするための部屋が有り、防音に優れているという利点。
彼女を安心させるなら、そういう場所のほうがいいだろうとの判断。
入口で、女性の店員に会員証を見せて、すぐに奥の部屋を注文する。
そのまま、ふたりは、奥の部屋へ。
もともとの目的が、エッチなことの部屋なので、えっちな道具やベッドがあるが。
まあそこは我慢してもらうべきだろう。
「こういう場所で申し訳ありませんが。
すぐに密談となると、ここしか思い浮かびませんでして。」
ごめんなさいね、と少女は苦い笑みを浮かべてみせた。
■リシェラ > 如何やら自分自身が目的で在った事に気付いた様子か。
自らを指差し聞いてくる少女へと頷いて答える。
「ああ、本当は直に其方が構える店へと向かう予定だったのだがな…
此の人混みに圧されてしまって探しあぐねてしまっていた処だ」
直ぐ側で足を止めれば、彼女の求めているだろう答えを。
続く遣り取りを其の侭眺め、彼女の案内で其の場を後にした。
路地裏に在る其の場所は確かに周囲には目立たぬ場所だ。
只、其処がどの様な場所かを理解せぬ侭に後へと続く。
防音設備が確りとしている点は自分にとっては助かったと思われる。
若し其の声が此方に迄聞こえてしまっていれば、間違いなく居心地の宜しいとは云えない状況に為ってしまっていたから。
尤も、案内された部屋に並ぶ道具や、其のベッドを目にすれば少なからず困った様な表情を浮かべてしまう訳だが。
「予が其れに対して少しばかり耐えれば済む問題。
其れで対話に支障を来さぬものと為れば、然したる問題とも為るまい。
心遣いに感謝をしよう」
そうは云えども、其の手の事には疎い事に変わりは無い。
唯一の救いは、其の為に細かい事迄は理解していない事か。
■リス > 「なるほど、でも、それは難しいのでは……?
だって、私のお店の場所は、平民地区と富裕地区の境目ですし。
もっと、人通りの多い場所、ですわ?」
自分の店に来てくれるのは嬉しいのだけれども、本当にたどり着けるのかどうか、というのが。
確かに今は時期が時期だけにどこもかしこもお祭り騒ぎである。
少女の店の近くも、普段の倍ぐらいの人通りがあるのだ、もともと人通りが多い場所なのに、だ。
この店はそのお祭り騒ぎには加わっていないので、静かなものであるのだけれども。
別の意味でも、この店はお祭り騒ぎであるのだけれど、それは個室の中だけの話。
別の個室にそれが聞こえるわけではないし、大声で喧嘩しても、聞こえないぐらいにはしっかりしてる防音設備なのである。
思う存分激しいプレイができる場所なのであった。
「そう言ってもらえると、心が落ち着きますが。
後になって怒らないでくださいましね?」
彼女はそういう知識に疎いらしい。
理解したあとにどんな所に連れ込んでるんだと怒られそうだ。
「と、話がそれましたわ。
ええと、なぜ、私を探してまして?」
何か、ご要件でも?
少女はとりあえず座り心地がいいので、彼女にベッドに座るように薦め、自分は近くのイスを引いてきて座るのだ。
■リシェラ > 彼女の言葉に其の光景が安易に想像が出来た。
つい深々と吐息を吐いてしまう。
「其れは……確かに難しいな。
此処でもこうなのだ、一人で向かうのは無謀だった様だな」
次は確りと場所の把握をしての来店としよう。
そう考え到るのは直ぐだった。
寧ろ此処の静けさがそう云った意味では不思議なものだろう。
「此処が、其れ程の場所……なのか?」
知ったら自分が怒る様な場所らしい。
視覚的情報では判断しかね、聴覚的情報は皆無。
今は知り得ぬのは仕方の無い事で、其れを知った時に如何反応するのかは自分でも想像し難い。
「そうだった。
貰い受けた住居へと揃えるべき物を揃えたいのだが…
予が容易に動けるのはこうした夜の刻に他ならない。
然し、そう為ると時間的に買い付けられる場所も無い。
だから其れを相談出来る相手と云うものを探していたのだ。
詰まるところ、其方なのだがな」
薦められたベッドへと腰を下ろし、椅子に座る彼女へと其れを伝える。
何も住居に揃えるのは先の家具や装飾ばかりではない。
日常雑貨品もあれば、他にも色々と必要な物は多々在る。
絶対に必要かと云われれば、絶対に必要とは云わない。
然し、若しもの事を考えれば生活感は欲しい処なのだ。
■リス > 「平素であれば、もう少し人が減りますので、大丈夫だとは思うのですが。
今は時期が時期……公主様が、降嫁でしたっけ?
その影響で連日のお祭り騒ぎですので、人が普段の数倍歩き回ってますわ。」
本当に時期が悪かったとしか言いようがない、落ち着いた頃であれば、彼女ひとりでも来れるだろうとは思う。
なので、無謀ではないですわ、と否定はしておく。
「ええ。
少なくとも、何も知らない人を連れ込む場所ではありませんわ。」
言うべきだろうか、言わざるべきだろうか、ちょっと迷う。
そもそも、彼女は吸血鬼であり人ではない、自分のように人から変じたのであれば、推測もできようが。
吸血鬼の真祖という異種族のお怒りポイントとかとんとわからない。
彼女が特別温厚だということぐらいしかわからないのである。
「ああ、成る程。
確かにそれは私のお店はぴったり、ですわね。
冒険者のお客様も見越して、24時間営業しておりますもの。」
彼女のニーズに応えるなら十分であろう。
自分は24時間いつでもいるわけではないが、店は交代制で24時間開いているのだ。
彼女が求めるものがあれば、買いに来てくれれば売ることが出来る。
「一人で持ちきれなくとも、店員に言えば運ぶこともできますし。
それに、タンスとかそういう家具は、持ち運ぶよりも馬車や、急便使って頂ければ、目立ちませんもの、ね。」
急便はさすがに目立つか。
ドラゴンが運ぶので大きさ的にも、資金的なものでも。
まあ、流石にその場合は人に変化できるものとか、娘にお願いすればいいかしら、なんて考えて。
■リシェラ > 「公主様?降嫁?聞き覚えの無い言葉だな。
だが其の所為で此の賑わいと云う訳か、予にすれば困ったものだ」
そもそもシェンヤンには深い関わりを持っていないのだから仕方の無い事か。
今の処は取り敢えず、今の賑わいが其の所為で在ると知っておけば良いのだろう。
「だが、静かで言葉を交わすには悪く無さそうでは在るな。
場所も使い手と状況に依りけりなのだろう」
知り得る性行為は繁殖を行う為か、拷問の類。
淫魔との深い関わりも無い自分では快楽を楽しむ行為とは考え難いものか。
実の処は説明を受け様とも理解するだけで終わる話なのである。
経験をしてみ様とも思わないのだろうが。
「……そうか、何時でも買い付けられるの為らば助かる。
成る程な、ミリーが薦めた訳だ。
尤も、予としては顔見知りが相手をしてくれる方が安心出来る訳だが。
他の者では不安を拭い切る事は出来ないと云うのがある」
持ち運びに資金的な問題、細かく相談する為らば矢張り。
其の上で如何するのかは彼女に決めて貰えば良いだろうと。
言葉を一度留め、安堵の吐息を吐く。
■リス > 「はい、簡単に言えば、敵国のお姫様が我が国の貴族と婚姻を結ぶために来ておりまして。
和平がなるのではないか、と皆喜んでお祭りになってるのですわ。」
知らない人にでもざっくりとわかる、少女の説明。
いろいろざっくりしすぎてるだろうけれど今来た三業的なものでもいいだろう。
彼女は人に与していても、人の世に成通しているわけではなさそうなので。
「そうですわね。
今は、ここが密談には、最適ということ。
それでいいのでしょうね。」
個人的には性行為は、生殖は、してみたいと思うけれど。
それにはまずロマンチックな会話とかそういったものが不可欠なのだ。
犬や猿でもある程度の判別はあるのだから。
気持ちよくなるには、二人の意識がひとつにならないといけない、愛し合わないとダメ。
少女の自分ルールであり、だからこそ、それに少女は縛られている。
今はその時ではないということだ。
「ええ、それであれば。
連絡さえいただければその時間に合わせて店にいることは可能ですわ。
欲しいものなどを事前に連絡いただければ、店に在庫がなくても取り寄せることもできますから。」
運び込みや、荷物の取り扱い。
彼女はその種族ゆえに色々と制約があるのだろう。
それの相談は、なるほど、知己であれば望ましいのだ。
彼女のような存在は特に排斥されてしまうものだから。
自分が出来ることであれば。
知り合いであれば、協力するのに否やはない。
■リシェラ > 「人間も又、人間同士で争う種族とは知っている。
争いが一つでも無くなるのであれば喜び祝うのは当然の事なのだろう」
人間と魔族でさえも和平を望む身とすれば、其れも又喜ばしい事。
詳しく知り得なくとも、大雑把であろうとも、其れが理解出来れば良いのだ。
「……とは云ったものの、全く以て興味が無い訳でも無い。
其方は詳しく在る様だ、何れは説明程度為らば受けてみても良いかもしれないな」
不必要に豪勢に見えるベッド。
ざっと見ただけでは如何扱うのかも理解し切れない道具。
何もかもに無関心で在れば景色の一つとでも捉えられよう。
然し自分はそうで在る訳でもない。
何れはと、そう言葉として伝え乍も考えて。
「分かった。
では、時間が取れる時にでも此処に連絡を…
其の時に、又自らの足で出向こうと思う。
……何だか頼ってばかりで悪い気がするな」
少し考えた後に、一枚の紙に自分の住居の位置を記す。
平民地区の中でも暮らすには場所的に少しばかり難在りそうな位置。
然し、只住まう場所として必要だった自分には其れで十分なものと云えよう。
そして最後に少しばかり考え込みつつもそう述べた。
■リス > 「ええ、本当に。
このまま国同士、仲良く出来れば良いのですけれど。」
不穏な噂というのはこんな状態でも交じるものであり、商売をしていればそういうのは耳に入るものである。
なので、少女はため息をこぼす。煙のないところに噂は出ないという言葉もあるからで。
「ええ、かしこまりました、わ。
ちゃんと説明させていただきます。
……怒らないでね?」
彼女が興味を持つのであれば、解説する必要がある。
でも、本当に怒らないという確証がないので、少女は思わず言うのだ。
微妙に小心者でもあったりする。
「ええ、連絡をいただければいつでもお待ちしますわ。
あと、お気になさらずですわ。
私は商人、商人というのは対価をもらって物事を成すものですから。
お金があるうちはお客様、ですよ。
お金で解決できて、頼れるなら、頼るのは手段ですから。
悪い気を持つ必要はありません。」
正当な交渉であり、正当な労働になるのです。
彼女から家の場所を地図で貰い、逆に彼女が来れるようにと。
少女の家の場所と、店の場所の地図を渡すのだ。
必要なものに関しては目を通して。
あとはいくつか種類を選んでおいて、彼女に見てもらおう。
家の内装は、わからないし、彼女の作りたい部屋の内部に合わせる必要もあるから、と。
■リシェラ > 「争いは最も愚かな行為なのだ。
誰もが其れを理解出来たの為らば、何れ其れは訪れる筈だ」
争いは敵が敵を生み、延々と積み重なり続けるもの。
其れが与える災は、罪は、きっと彼等が考えている以上に違いない。
尤も、其れは過去の自分にも云えるものだからこそ。
「……?分かった」
今はまだ知らぬが仏とも云え様か。
彼女の念を押す様な言葉に、又不思議そうに首を傾げるのであった。
「そう云って貰えると助かる。
だが金銭も、稼げる手を打っておかねば為らんな」
商人だからこその意見か、彼女には頷き答えておいて。
そして今後の事も考える必要が出て来るもの。
今はまだ手元に残っていた物で遣り繰りは出来ている。
だが、消耗する一方では何れは尽きてしまうのは確実。
こうして話していると、此の先に必要と為る物も解って来るものだ。
「……後は必要な物を纏めて伝える様にしておこう。
本当に、今の処は何も無いからな。
此れが其方に聞きたかった内容の全てだ。
其方からは何か在るか?予に又聞く様な事が在れば、此方も答えるものだが」
地図の遣り取りを終え、受け取った地図を仕舞い込む。
そして、言葉で伝えた通りに此れで此方の聞きたい事はほぼ聞けただろうと思う。
後は自分に対して彼女が何か聞く様な事が在るか、だ。
こうして、御互いに聞く事を聞き終えれば、後は何が在るのか。
此処で切り上げて戻るのか、もう少し此処でゆっくりと色々と語り合うのか。
其れは二人のみが知る事であろう。
■リス > 「そう、願って止みませんわ。」
争いは、確かにカネを生むが、それでもない方がいいと少女は思う。
彼女の言葉に頷くが、本当にできるのだろうかとも。
人は、異種族が思うよりも賢くて、そして、愚かだから。
元、人間であった自分が、難しいと思えるぐらいに、争いは、亡くならないものだ。
そして、念を押す言葉に、わかったと言われる。
不思議そうな顔を見て、少女はただただ、安堵のため息を吐き出すのみであった。
「ふふ、ええ。
お金がないから、とすぐに見捨てることは致しませんが。
それでも、ちゃんと稼ぐことをオススメいたします。
お金は直ぐに無くなるもの、ですから。」
お足、とも言うぐらいに、飛んでいくようになくなるのがお金だ。
彼女の決意は少女としてはその通りと思い、伝えるべきことである。
物によっては、たくさんお金がかかるものも、あるだろうから。
「私からは……。
そうですね、今は特に。
リシェラ様がどのようなものをを好まれるか、ぐらいですか。
それに合わせた家具を選別する指針がほしいくらいですわ。」
おすすめするに至って、彼女の好みがわかればおすすめもしやすくなる。
だから、それを聞いておくことにする。
吸血鬼だなんだのお話は、先日お話ができていろいろわかってきた。
というか、実行しようと思ったら養女は友達を作って外に出てしまったのだ。
少しさみしいというのが正直な話であった。
もう幾許かの時間は。
好みを聴いたり雑談をしたり、BARなので、お酒や食事を楽しんで、今宵は別れるのであろう―――。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からリシェラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からリスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にアルカセットさんが現れました。
■アルカセット > 女性の心を知るには女性に扮することで知ることができる。
「なんて父上は言ってたけど……」
パンツが見えそうなほど短いスカートを抑えてもじもじしながら夜の大通りを歩く。
富裕地区だけあって比較的安全とは言え決して安心はできない。
「ううう……視線、やっぱり感じちゃうよ」
夜になって人通りは少ないとはいえゼロではない。
気にはされていないかもしれないがいつも以上に視線を感じてしまう。
「うう、ドキドキするよ、ばれません様に」
心臓の鼓動を感じ、視線で無意識に興奮しているのかペニスも勃起して股間を抑える。
「こんな時に……ボク、興奮してるの?」
■アルカセット > 意思に反してガチガチに固くなるペニス。
顔も次第に赤くなって。
「も、もう我慢できそうにないよ」
足早に誰もいない路地に逃げ込んで人が着ていないことを確認してからパンツを下す。
そして勃起したペニスを握って自慰を始める。
「我慢できなくなったら自分で処理しろって言ってたし、しょうがないよね」
自分に言い訳をしながらペニスを扱き始めた。
■アルカセット > 「はあ…はあ…」
ペニスを扱き、射精する。
家の外壁に大量の精液をぶちまけてからその場を逃げるように去って行った。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からアルカセットさんが去りました。