2019/05/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にフレアさんが現れました。
フレア > 貴族や上流商人の集う夜会。
招待状や紹介などは特にないが、ふらりと遊びにやってきた。
勿論、入口で警備をしている人間に止められるわけだが…。

ふふ、と少し笑って、立てた人差し指の先に紫の炎を灯して視線を惹く。
それを軽く振り…ふっと息を吹きかけて消す。

「お世話様。」

ぽかんと気の抜けた表情の警備の横を素通りし、会場の中へ。
二人組だったが簡単なものだ。横を通った魔女の事など覚えてもいるまい。
少し気の利いた者なら追いかけてくることもあるかもしれないが、それはそれで。

贅の尽くされたパーティの中をゆっくりと歩いて行く。
地下や個室では淫靡と退廃が支配しているのだろう。まぁ、今の王国貴族などそんなものだ。
配られるワインを一つ拝借し、嗜む。さて、遊び相手でも探すとしましょうか。

フレア > そのまま、ふらりと会場の中へと紛れていく。

貴族の誰かを玩具にして遊んだに違いない…。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からフレアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にサタンさんが現れました。
サタン > 富裕地区の一角で行われている夜会。
貴族の姿は無いが、名のある商人達が集い
酒や料理を各々持ち寄ったり、踊り子を雇ったり
廃退的な宴とまでは行かないが、密かに持ち寄られた品の価値などから、その商家の格を値踏み密かにし合う。
そんな宴の中、他商会の事など然程興味もない男は、一応礼儀として適当に1ダース用意し寄贈した年代物のワインの入ったグラス片手に、宴の中心からは離れたバーカウンターの椅子に座り、チビチビと杯を傾けながら会場の真ん中に設けられた舞台の上で舞う踊り子の姿を眺めたり、会場内の商人達を眺めたり、挙句の果てには窓の外の夜空を眺めたり。

「――…下らんな。」

まったくと言っていいほど宴に混ざるつもりの無い男は
独り言を呟きながら杯を傾けて空にすれば、自分の持ち込んだ銘柄を給仕に告げて、おかわりを用意させた。