2019/03/15 のログ
■イリーナ > 「っ、ぅ……ぁ、ゃ……お、く。 えぐ、れて……ぇ」
ずれた手がお尻を持ち上げ、拡げていく。
深く、深く――。 熱に誘われるように下がった子宮の入り口を亀頭が擦り合わされるのを感じればきゅぅ、と相手を求めるように、縋るように力がこもってしまう。
「イスら、も……もっと、もっと―」
きて、味わって……囁かれる言葉が唇の中に溶け込んでいく。
唇で、唾液と汗が垂れ落ち交じり合った乳房で、下腹部で、そして、子宮口と亀頭口。
肌を合わせ、擦り付けながら互いの敏感な場所を重ね、混じり、絡ませる。
激しさよりも、互いの熱を感じる交わり。
女の声が上ずり、呼吸は浅く、早く。
堪えきれなくなって、余裕もなくなる声色が相手の耳元へと落ちようか。
「だ、……メ。 み、み、だ、め……だか、ら……」
耳への愛撫に心地よさげに吐かれる言葉。 そんな中で、囁かれる言葉に女の紅い眼が薄く開かれ――。
「……ぁ、や。 みられ、て」
ふる、と小さく振られる頭。 銀の髪が小さく揺れる。
「みられて、る。 イス、ラ……私たち、の、みられて……。
あ、は……すご、ぃ。 あ、イスラ。 きて、きて……も、っと……っ!」
彼女の肩に預けた頭が、囁きながら首筋へ。
快楽の波に振り落とされないように回した手が、足が、密着感を求めるようにその身体を寄せようと。
鈴口と子宮口の口づけは、その隙間を埋めるように離さない。
「きて、きて……き、て」
余裕のない女の口から、求められる言葉。
絡みつく肉襞が、収縮する膣の動きが、彼女の昂ぶりを促さんと吸い付き、離れず――。
「イス、ラ……ぁ、っ!」
切なげに呼ぶ、その声が、女の昂ぶりを伝えようか。
■イスラ > 「 くふ…っふぁ、ぁ、っ…!い…ぃっ、イリーナの、中っぃ…ぃ、凄く……気持ち良…ぃよ、っ…」
(吸い付かれる。締め付けられる。とっくに根刮ぎ搾り出されているのではないか。そう思えてしまう程、止め処なく快感が引き出される。
子宮口の弾力が、より強く押し付けられて。その快さに堪らず、声音を震わせながら。鈴口と子宮口で、幾らでも口付けを貪り合う。
拡げた尻肉の狭間で、指先はぐっと力を籠めるのみならず。偶然かどうか、探り当てたもう一つの…窄まりも。ぐりぐりと指先で捏ね、擽って)
「 駄目?…っふぁ、そんな風に言われ…たら……っ、ん、もっと…したくなるょ…
イリーナの声…っ…甘くて、蕩けて、聞くだけで……嬉しぃから……」
(だから、もっと。彼女を鳴かせてしまいたいと。
耳孔を舌で擽り、濡れた其処に吐息を吹き込み。耳朶や耳の後ろまで何度も口付け、啄んでは。
同時に…興奮の露わな、此方の囁き声を滑り込ませる。更に深く強くなる、攪拌される水音と重ね合わせて。
娘も、これ以上なく、昂ぶりに昂ぶっているのだという事を。脈打つ陰茎で、熱い呼気と揺れる声で…まだ足りない。どれだけ伝えても、伝えきれない。
互い潰し合うように、押し付け合っていく胸と胸。ほんの僅かな間だけ、彼女の下肢から片手を外し。此方のシャツを、剥ぐような勢いで寛げれば。
柔い乳房が、凝り固まったようなその先端が。やっと、直接肌と肌で触れ合わされる。
直接擦れ合う柔肌の熱さ。響かす程に強い胸の音。それ等でもまた、昂ぶりを訴えては…再度尻を掴み寄せれば。もう、決して離すまいと)
「 良ぃよ、っ見せ……見せ付け、ちゃぇば……昂ぶるから、こんなにも、っ…んは、っぁ、ぁ、っ…!
駄目、っ……僕…のほ、が…っも…もぅ、っ、イリ、……イリーナっ、ぁ…っ…」
(びくん。告げた瞬間駆け抜けた、快感と発情の高まりは。彼女と、娘自身と。どちらの物だったのか、もう解らない。
見られている、そう意識した筈の彼女が。寧ろ更に昂ぶるかのように、抱き締めてくれる。更に強まる肉の力で、一際強く喰い締められる。
…そんなにも溺れる彼女を見て、味わって。耐えられる筈がない。一瞬身悶えするように腰が退け。吐息に擽られる首を、頭を振って。
――次の瞬間。最後に、大きく突き上げた。どろどろに蕩けた蜜壺へ、一気に陰茎を撃ち込む征服感と。余す所なく絞りたてられていく快感とが。あっという間に頂点を振り切って…)
「 く――――んんっ……!!んっぁ、はぁ…ぁあっ、ぁ…ぁ……!イリーナ、っぁ…イリーナ……ぁぁっ……!」
(最後は此方も、欠片の余裕も無い侭。ただただ、呼び合うばかり。
食い込む程に子宮口を押し上げる茎の先から、煮詰められた精が迸る。
彼女を満たす、穢すのと。彼女に喰われる、吸い上げられるのと。最早どちらとも言えない、どちらでも構わない、頭の芯まで焼け付く快さ。
くんと顎を上げ、浅く喘ぎ続ける唇を。抱き締める両手を、身体を。暴れる茎と同じ程に打ち震わせながら。
どく、どく…噴き上げ詰め込んでいく、快楽の証が止まらない。彼女の中を埋め尽くしていく。…だって、こんなにも。娘は幸せだったから)
■イリーナ > 「な……か、ぁ。 つぶれ、て……いぃ、いぃ……の」
持たれた尻肉に込められる力と、ひくつく後ろの穴への唐突な指の刺激にひと際首が触れ、髪が乱れる。
「――、っ。 く、……いじ、わる」
耳への度重なる執拗な愛撫。
やめない、と言われれば拗ねるように、少し笑いながら応え……。
すぐに余裕をなくし、再び甘い鳴き声が彼女の耳へと届こうか。
「っ、あ……イスラ、の……胸、合わせて……」
上から下まで、触れあう肌と肌。
込められる力に応えように、互いに互いを抱き寄せて。
より深く、より奥へと。埋め込まれた熱に酔いしれながら彼女の名前を囁き続けよう。
「いい、の……きて、きて、イスラ……きて、……ぇ、っ」
呼ぶ中で、ちか、ちかと白めく視界。
交わる音と吐かれる切ない吐息と名前だけしか聞こえてこない。
ただ、たしかに中を抉る熱と、最後の力強い一突きに。
「い、く……いく、の。 イスラ……いすら、ぁ……っ…!」
身体を細かく痙攣させながら、膣内を満たす暖かいモノの心地よさに浸っていく。
脈動に合わせるように、最後の一滴までいただこうと秘所は蠢き吸い取ろうとするだろう。
何度も続く脈動に、蕩けるように息を吐き。
数秒か、数十秒か。 周りの交わりも自分たちの行為に食い入るように覗かれていたためか、静寂……。
身震いし、悶えながら……その首筋に唇を落とし。
「もうちょっと、このまま……ね?」
いいかな?と互いにつながったまま、この余韻に浸ろうと。
女は甘い声で求め合い……。
「つぎ…どうしよっか……」
暖かさを味わいながら、そんな言葉の紡ぎあいを楽しむことにするだろう。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からイリーナさんが去りました。
■イスラ > 「 …おゃ。もぅ――充分。気付ぃてる、って。思ってぃたよ…?」
(そも。見せるも見られるも厭わず、こんな所で。彼女と繋がっている段階で。
今更のように零された、意地悪、という言葉に。思わず、状況を忘れ笑ってしまいそうになった。
それでも…きっと。ちゃんと笑えるのは、まだ先の事。今はそんな余裕など、有る訳がない。
窄まりを、耳を、求めれば。より強く茎を求め返されて。余裕のなさはどちらも同じか、寧ろ此方の方が、もう。
はだけて、擦れて、もう互いの肌と肌は、曝かれていない面積の方が少ない程。
薄暗い廊下に、白く浮かび上がる、半裸身二つの絡み合い、睦み合う姿へと…羨望を。欲情を。確かな、向けられる物を感じていた。
より高まり、今にも頂点へと到ろうとしている二人の声が、更に幾つかの視線を集めてしまう為に。
娘の方もまた。見せ付けているという事実への昂ぶりで、これ以上なく甘く鳴く。
とはいえ。誰に見ているのか、など構わない。視線はあくまで視線。興奮を煽るシチュエーション。
此方にとって、大事なのは。たった一人、腕の中で鳴く彼女だけだから)
「 む…ね、っ、きもちぃ……っは、ぁ、な――か…っ…!イリーナ …の、中っ 頂戴……
僕…もっ………!イリーナっ、貴女の……中に、っ、全部……っ、ぅ……!!」
(こんなにも吐き出してしまうなど、初めてかもしれない。
最後の最後まで搾り取られていく快感に、圧し潰す合うように密着したまま、脈動と痙攣が止まらない。
決して長い時間ではない筈なのに、時間の感覚など、容易に消し飛んでしまうような。至上の瞬間を通り過ぎて…
吐き出した。注ぎ込んだ。迸る衝動がようやく、収まりを見せて…それでも。離す事の出来無い身体。
くてりと脱力しつつも、壁との間で抱き支える彼女が、体勢を崩さないようにだけは気を使う。
事後の余韻にぼやけた意識、それでも、最初のお返しのように。首筋を吸い立てられて、ぴくりと瞼を震わせれば。
くすくす、零す笑い声。今更のように…少女のような。少年のような。
片手は臀部を抱いて、少しでも退けば、たちまち滴り溢れるかのような結合を、しっかりと維持しつつも。
もう片手を引き上げ、預けられた彼女の頭を、さらりと乱れる銀糸を撫で梳いて)
「 …つぎ。……っふふ…考ぇる時間は……まだ有るょ。
夜は長ぃ、まだ充分愉しめるから、今は――」
(未だ、息も荒い侭。熱は下がりもしない侭。
それでも、刹那の穏やかさに身を委ねて、今暫くは睦み合う。
きっとその先、場所を変えて…流石に今度は、ちゃんと個室に移って、となるのだろうが。
そうなってしまえば、後を知るのは当人ばかりなり。となるのだろう…)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からイスラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 「……ふむ」
富裕地区、大通り。一人の男が、建物の壁に寄りかかりながら書類に目を通していた。
咥えた細巻をぴこぴこと動かしながら。なんとも気だるげな表情で書類を見ている男。
その姿と雰囲気は、完全に弛緩しているように見えるが。
「……ぼちぼち、名をもっと売っていかんとなぁ」
書類は、男の冒険者ギルドでの実力を評価し書かれたものであった。
要約すれば。『中途半端な実力の中堅中年冒険者』という評価。
更には『実力はそこそこあるが、大きな依頼を任せるには不安が残る』だなんても書かれていて。
「事実だと自覚していても心が痛い」
自己分析もだいたいそんな感じだけど、第三者に言われると非常に辛いものがあるのであった。
そんなこんなで、なんとか名を売りたいなぁ、とか考えている。
■セイン=ディバン > 男は、やれやれと呟きながら家路についた……。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からセイン=ディバンさんが去りました。