2019/01/17 のログ
■イスラ > (耳を澄ませる。まだ、脱走はばれていないらしいものの。
気付かれれば面倒な事になるだろう。…特に。
末の娘を折角、余所の貴族様にお披露目しようと目論んだ、主家の人々に。後から何と責められるか。
想像すると。思わず、身震い)
「 おぉ怖い。退散するに越した事は無ぃね…何処で時間を潰そぅか。」
(面倒事からは逃げるに限る。後の事は、後で考えれば良いのだ。後なのだから。
震えた肩を軽く竦めれば、足早にその場から立ち去ろうと。
さて。今宵一晩過ごすなら。同類達も訪れる茶屋か、いっそ本式に娼館か。
それとも、素直に馴染みの誰かの所にでも、転がり込んでしまおうか。
どれだとしても、少なくとも、此処に留まるよりはましな筈)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からイスラさんが去りました。