2018/10/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 裏路地」にぼたんさんが現れました。
■ぼたん > とある屋敷の裏口から、ひっそりと路地へと現れる小柄な影。
「ありがと…また今度、お礼に来るね…」
その戸口の向こう側に立った、この屋敷の使用人らしき娘に小さく手を振って、若干軋む戸をそおっと閉じる。
■ぼたん > まだ陽はあるはずなのに、高い壁に阻まれて路地の足元は薄暗い。慎重に足を運ぶが、心が浮かれていてスキップでもしてしまいそうだ。
■ぼたん > (帰ったらかまど掃除して…先ずは『ライ麦パン』、つくってみよっかねえ…)
知らない料理を教わるのは楽しい。帰りついでにライ麦と小麦粉と強力粉を買って…と思いめぐらしているうちに分かれ道へ。
■ぼたん > ……通った覚えがない。ううんと腕組みをして一瞬考えて
「…ど・ち・ら・に・し・よ・お・か・なァ」
ぴた、と止まったほうへと歩き出す。
■ぼたん > その後、同じことを数度繰り返し…終に出会えた通行人に道をたずね、ようやくねぐらへ帰れた…
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 裏路地」からぼたんさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 偶には、店じゃなくて買い食いも良い。
そんな気持ちになったので、パイやパンなんかを二つ三つ買って、広場のベンチで食べることにした。
昼下がりの空は抜ける様に青い。風は少し冷たいが、それもまた、悪くはないもので。
「こういう日があっても偶には良いよねえ」
といいつつ、パンにかぶり付く。