2018/07/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にネーヴェさんが現れました。
ネーヴェ > (主から預けられた金銭は、別に給金やボーナスという訳ではない。
彼等の持ち物として恥じる所の無いようにと、謂わば道具に自らメンテナンスを行えと。
その為に供与された物。

――これが一般的なメイドなら、身嗜みに、化粧等に、注ぎ込むのかもしれないが。
娘の本分はあくまでも番犬であり。その役目の為赴いたのは。)

ん …ん、これ …駄目。 足りな ぃ、未だ…

(娘一人が訪れるには似合わない、富裕地区の一角に在る武器防具の取扱店。
――力不足を痛感した。再び砦に赴く許可が出る前に、適度にリハビリをこなしつつ…
身体面とは亦別に、装備の更新も計りたい。

売り物の一つを片手に、上下に振ってみる…評価は、口にした通り。
これでは、魔将の防備を打ち砕くには足りなさすぎる。

――端から見れば、小娘が片手で鉄の棍を振り回す姿が、店主に目を剥かせていたのだが。)

ネーヴェ > (色々と矯めつ眇めつ、試しつつ。考えてみたが。
いずれもしっくりと来ない。…溜息。)

ぃぃ。 もう―― もっと色々、 持ってきて。
兎に角 大きく て、重くって、堅い 奴。

(棍でも鎚でも槍斧でも、未だ足りない、と。
最早言葉もなく、虚しく口を開閉するだけの店主だが。
取り敢えず、娘の言葉は、飼い主である貴族の命だ。
ぎくしゃくとした動きで頷き、更なる在庫を探して、店の奥へと向かう。)

ネーヴェ > (…その後も。あれやこれやと試し続ける。鉈、戦斧、槌、大槍――
今日の目的。眼鏡に適う、次の戦で使えそうな、武器は。
果たして手に入ったのか否か――)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からネーヴェさんが去りました。