2018/05/23 のログ
イグナス > 機嫌の悪い時の食事もそう、おいしいものじゃあない。
いくらか食べたなら、早々に立ち去って行った――

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある倉庫の一角」にジウさんが現れました。
ジウ > 富裕地区の一角にたたずむ暗い雰囲気を漂わせた倉庫の一角から、時折うっすらと女性の叫び声にも似た甲高い音とパシインと響く乾いた音が聞こえてくる。そんな不気味な一角へと足を運ぶのは、ほぼ全らといっても差し支えもない露出度の高い服装を纏った異国情緒の少年。迷うことなく区切られた倉庫の一角へと足を進めると、少年の目の前にはみぐるみを剥がされ鎖につながれ鞭うたれながら手厳しい尋問を受ける女性の姿。

「お疲れ様~。この人から何か聞き出せた?…ん、じゃああとは僕が聞いとくから帰っていいよ~」

女性に鞭を打つガタイの良い男に気軽に話しかけながら少年は繋がれた女の前にしゃがみこみながら彼女を見上げる。男の言葉から何の手ごたえもつかめなかったことを把握した少年は立ち上がり男をねぎらうように肩をたたくと、その手に握られた鞭をもらい受けて自身の肩を数度、軽くたたき女に向き合う。

「じゃ~僕の番ね。言っとくけど、普通の生活に戻りたいんだったら変に抵抗しない方が身のためだよ?ボク、仕事柄女の子を壊すの慣れてるからさ。」

ジウ > 少年の脅迫じみた警告を受け一瞬顔から血の気が引いた女であったが、若干青白さの残る顔のままきっと少年を睨み付ける。と、同時に少年の鞭が女の身体をとらえてしなる。数回無情な鞭が女の身体に蚯蚓腫れを作った後、グイっと口元を強くつかみ顔を乱暴に揺すりながら忠告する。…あくまで明るく朗らかな調子で。

「はーいせっかくの親切にそんな反抗的な顔しないの。…じゃあそろそろ初めていい?君は王国の騎士で僕の主の…なんだっけ?胡散臭い邪神教なカルト集団に目をつけて独自に捜査していた。であってる?」

先ほどの少年からの折檻にさすがに恐怖心が芽生えたのか、何度も激しくうなずく女。その様子に少年は満足げに笑うと突けていた仮面を脱ぎ少し汗のにじむ顔を仰ぎながら女に冷たい視線を向ける。

「そうそう正直に洗いざらい吐いてくれればいいんだよ~別に聞くこと聞いたら元の生活に返してあげるんだしさ~」

あくまでも余裕ぶった態度で女の額に自分の額を重ねてにかっと屈託ない笑顔を浮かべる。しかしその実、騎士団に女の誘拐並びに監禁が発覚し、この本拠地が明かされるのも時間の問題で少年は内心焦っており、早いこと情報を引き出して退散しようと頭の中は脱出経路の計画でいっぱいいっぱいである様子。

ジウ > 「で、ボクが知りたいのは君が知り得た情報だね。ボクの主様はまぁ知っての通りやましいことも多いからさ~あんまり変な情報を持ち帰られても困るわけ。…まあ君に知られちゃった分は仕方ないからしっかりと証拠隠滅を図らないといけないんだけどねっ」

鞭を振り女の身体に蚯蚓腫れを増やしていきながら少年はまるで困ったような口調で語りかける。時折強く、感度の高いところを狙いすまして打ちながら、そしてまるで舐めるように優しく撫でながら。そして鞭に飽きたのか今度は女の両胸先端を抓りあげたり指ではじいたりと、明らかに色情に訴えかけるような拷問へと切り替え女の反応を見ながら時折楽しそうに声を弾ませて返事を待つ。

「…まあ君が少し主様の許容範囲を超えたとこまで足を踏み入れてたら…ごめんけどもう普通の生活には戻れないよね~あ、もしかしてずっと黙ってるのってやましいことがあるから…だったりして?それならうん。君を壊しちゃえば万事解決だよねっ♪」

わざとらしく、まるで明暗をひらめいたかのように振る舞うと両胸への折檻を中断し含みのある笑顔を女に近づけると唾液が糸を引く舌をチロッと出して女の胸元へと近づける。少年の身体の秘密を女が知っているからこそ行う脅しであり少年に女を堕とすつもりはさらさらないのだが。

ジウ > 「お、白状する気になったかな?…ふんふん、君が手にした情報は今ので全部?…嘘はいってないみたい、だね。…うん、ありがとっ♪そしてご苦労様~」

少年の行動についに女の心も砕けたらしい。泣きながら叫ぶように早口で知りえた情報を洗いざらいしゃべってしまう。女の自白を満足げに聞き終えると少年はにこっと微笑みそのまま女に口づけをする。麻薬成分を大量に含んだ唾液を女に送り込むと、一気に心が壊れたかのようにその瞳は虚ろに光を失っていき

「…でもごめんね~最初から返すつもりはなかったんだ。ほら君、可愛いからさ。主様がペットとしてご所望みたいでね。」

麻薬により理性を失いただへらへらと笑うだけになった女にペロッと舌を出しながら謝るとその高速具を外し近くにあった毛布を掛ける。そしてそのまま肩に女を担ぐと外の様子を伺いながら倉庫を後にする。

「壊しちゃう前に情報を引き出したかったから嘘ついちゃった。まともな君を移送してたら逃げられる可能性もあったからこうするしかなかったんだよね~」

すでに壊れてしまった女に言い訳のように話しかけながら少年は闇夜へと消え去る。後日、騎士団から一人の平隊員が消息を絶ち、そして闇の世界に一人の性奴隷が出回ることとなるのであるがそれはまた別の話である…

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある倉庫の一角」からジウさんが去りました。