2018/03/31 のログ
■レンリ > 半ば夢の世界に行きそうになっていたところを、唐突に聞こえてきた、自分へであろう声に引き戻される。
思考が安定しないぼうっとした表情で数秒相手を見つめ、我に返ったかのように話し出す。
「あ、えっと...こんばんは。星を見ていたのです」
見かけは人の良さそうな男の人。しかし、独特の雰囲気があるような。
相手の口調は挨拶のような漢字ではあったが、仮にも貴族の娘がこんな時間に外を歩いていたと知られれば問題になる。
「お兄さんは、何を?暇なら、ボクとお話してくれませんか」
にこ、と微笑みながら尋ねる。一人称は兄の影響だ。初めて聞く人は大体不思議がる。
相手が肯定の意を示せば、ベンチの隣を開けて勧めようと。
■アシュトン > 星?……まさか寝てたんじゃないだろうな。
まぁ、この辺りなら早々事件は起きんだろうが。
あんまりぼさっとしてると、自分から呼び寄せる事になっちまうぜ。
(星、と。先にしたように、もう一度と軽く空を見上げた後。
相手の様子を眺め見れば、小さく喉を笑みで鳴らし、肩を揺らした。
不意を突いて誘拐でもしようと思えば、まぁ、可能な状況だろう)
何をと聞かれたら、特に何も。強いて言えば、今から帰る所だ。
丁度ここを横切った方が近道なんでね。
(軽い足取り近づいてゆけば、男から漂うのは微かな酒と煙草と、あとは何かしら料理の匂い。
酔っている様子は特にないのだが、そういう場に居たのはなんとなく察せられるところだろう)
ま、暇してるからお話するのは別に構わないが。
……お嬢ちゃんで有ってるよな?
(間近まで近づけば、もう一度と首をかしげた。
実際、女性でありながら男性系の一人称を使う人物に心当たりは何人かいるが。
貴族のお嬢さんがってのは珍しい所だ。
服装は確かに女性のモノだが、年頃と顔立ちを加味すると、どちらの性別とも取れはしそうか)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/石畳の広場」にレンリさんが現れました。
■レンリ > 「寝てた...というか、少しぼうっとしていただけですよ。
ここは比較的治安も良いし、魔法の心得もありますから。」
自分も相手に釣られるように星を見上げる。
幼い子供でも知っているような明るい星から、よほど星が好きでないと知らない暗い星まで、無数の星が輝いていた。
「何もしていないのは、一緒ですよー」
ふわふわと、捉えどころのない話し方をする。ただ単に、眠いだけだろうか。
微かに漂うにおいに、貴族との関わりを察して大変だな、と他人事のように考える。
「では、お話しましょう?隣どうぞ。
あ、はい。よく聞かれるのですが、女ですよ」
ふふ、と楽しそうに笑う。一人称と容姿で間違えられることは今までも多くあった。しかし、説明すると長いので理由を知るものはいない。
まあ、そのために女っぽい服装を、とこんな格好をしているのだが、少年のような服装の方が動きやすい。
■アシュトン > そうかい? まぁどちらでも構わんが。夜中にブラブラするのも程々にな。親御さんも心配するだろうさ。
そりゃ、平民区やら貧民区に比べりゃ余程はな。
(貧民区に関しては日中でも危険ダラケで、比べるモノでもない。
ま、大丈夫だろうと言う事で、ここは納得しておくことにしたようだ)
だろうね、見た感じからさ。何かしてる、って風ではなかった。
(言われるままに、隣にトスンと腰を落とした後。
貴族邸でのあれやこれやの疲れが出たのか、背もたれに身を預けて大きなため息。
あー、だる。とか小さくつぶやいていたかもしれない)
大体貴族のお嬢さんとかは、社交界とかで受けがいいよう、お上品に育てられるからな。男言葉ってのも珍しい。
ふふん、本当かな?ちょっとお兄さんに確かめさせて――……流石に冗談だがね。
(もちろん例外もいて、その例外に心当たりはある。
口元で弧を描くと、掲げた両手を何だかワキワキと動かす。なんとも不審者ムーブである
流石に衛兵やら見回りに見つかると危険な光景なので、冗談で済ます心算だが)
■レンリ > 「家には跡取りの兄さんがいるし、ボクは出来損ないだから心配されないかも知れない...なんてね。
流石に危ないところには行けませんよ。」
笑って誤魔化したが、表情が一瞬だけ暗くなったのは見えてしまっただろうか。
貧民街は、危ないというのは誰でも知っているが、身分に差をつけてしまったからでは、と考える時もある。
「ん、お兄さん。貴族の相手は疲れますか?」
隣に座った相手の呟きが聞こえたのか、クスリと笑って尋ねる。性格なのか、人の様子を察するのが得意なのだ。
自分も貴族だが、ただの小娘。気楽に話してくれると嬉しい。
「その、社交界が苦手で...自由で居たかったから。
...触るくらいなら、良いですよ?でも、確かめてわかるような身体してないかも。」
貴族の娘なら、それらしくしていろと縛り付けられるのが嫌で、こんな風に育ってしまった。
少し考えた後、首を傾げながら言う。互いに同意の上なら誰に見つかっても大丈夫なのでは、と考え。
■アシュトン > 出来そこない、ねぇ。どういう家庭事情があるのかは、流石に分からんが。
その跡取りのお兄さんは、心配はしてくれないのかい?
(貴族でも色々事情はあるわなぁという、なんとも微妙な表情を一瞬とだけ浮かべ。
片目をとじると、思案気に己の顎を撫でた)
相手によるわな。貴族だろうと平民だろうとなんだろうとだが。
妙に神経質で自分を大きく見せようとしてる奴の機嫌をごますりしながら、面倒くさい仕事押し付けられる光景を思い浮かべてみろよ。確実にげんなりするぞ
(実際そんな状況だった訳である。あげく無駄に足元見て依頼の金額を値切ろうとするもんだから余計である。
なんだか思い出して自滅したのか、眉間に薄く皺を寄せてそこをゆびでつついた)
自由ねぇ、難しい話だな。贅沢な生活の代わりに自由が無いのか、それとも明日の生活に困る代わりに自由か。
極端な二択だが、隣の芝でもあるんだろうな。
(自分も好き勝手やりつつ生活にそれほどは困ってもいないものの、今先ほどと経験したようにままならない場面も当然とある。本当の自由ってなんだろうねぇと、物思いにふけりかけていたのだが――)
――……
(相手の言葉に、ピクッと手の動きが止まってしまった。
いやまぁ、言ったのはこちらなのだが。そうと反応するとどうしたものかと迷ってしまう訳、だが)
あんまりいいとこのお嬢ちゃんが、良く分からない男にそんな事言っちゃダメだぜ?
と、お説教もしつつ。夜の火遊びって事で、お言葉に甘えてちょいと失礼を……
(きょろりきょりりと周囲を見る。特に、視線を光らせている存在はいないか。
暫し様子を見た後に、先に動かしたいた掌を、ぺたりと、まさに遠慮なく押し当てて。
何だか探るような手つきで、軽く撫でていく)
■レンリ > 「兄さんは優しいです。世渡り上手だし、誰からも好かれる。
ボクに色々アドバイスもくれます。」
少し考えて、尊敬の念が込められた口調で語り始める。年が離れているからか、喧嘩はしたことがない。
相手の様子を見て、不思議そうに首を傾げながら聞いている。
「ボクや兄さんもそんな貴族になるのかな...
この肩書きはご先祖様が頑張って得たものだから、ボクたちが威張ってはいけないですよね。」
普通の人なら貴族らしからぬ発言だと思うだろう。でも、これが自分の考え方なので変える気はないし、変えられないと思う。
「この世に幸福だけを得る人間はいないのです。
何かを犠牲にして、何かを得るのが正しい...というか普通なんでしょうね。」
貴族も平民も貧民も、それぞれの自由がどこかにはあるのだろう。だから、そこまでこの国も荒れていないのかも知れない。
「良く分からない男...って、お兄さんはボクの話に付き合ってくれたから良い人です。
...んっ、これで確かめられましたかね?」
少しくすぐったいような感覚に、恥ずかしそうに顔を背ける。ぺったんこだから、これで証明が出来るのかは謎だ。
そういえば、家族以外に身体に触れられたのは初めてかもしれない、なんてかんがえて。
■アシュトン > (一瞬、美男子系の完璧超人が脳裏をよぎって毒づきかけたか、そっとそれは心の内に仕舞い込み)
へぇ、ならいいじゃないか。その兄さんが家を継ぐんだろう?
両親との関係が微妙でも、優しいお兄さんが面倒見てくれるだろうし、心配もしてくれるだろうさ。
(喉元過ぎれば、とでもいうか。暫くと経てば、家庭の環境もよくなりそうな雰囲気ではある。
これで例の兄までって状態だと非常に大変そうだが、そう言う心配は無さそうに思える)
貴族の地位ってだけでも、平民なんかとはくらべものにならんからな。
さて、どうだろう。引き継いだモノを最大限利用するってのは、悪い事じゃぁないが。
とりあえず、ひと様に余り迷惑を掛けないように、したらいんじゃないかな。
もっとも、貴族社会は魑魅魍魎、清廉潔白にやっていくには相当の世渡りは必要だがね。
どこもかしこも、奪ったり奪われたりさ。
(その辺りは、優秀な兄貴がどうにかする、のだろうけど。
実際の所、清いままでは中々難しい世界であるのも、確かだろう
そして平民でも貴族でも、そして貧民でも。奪われるよりも、奪う立場になりたいモノだ
何処かそう、割り切ったような雰囲気も漂っている)
良い人の定義が大分甘いっ。
いやぁ、良い人は普通、触っても良いって言われても躊躇して止めるモンだと思うんっすけどねぇ。
(などと供述する、悪い人である。
摩り摩りと触れてみたところ、柔らかさは何となく感じるが、膨らみというには程遠いらしい)
胸だけだと、ちょっと分からないかもな。
コッチの方も、触って確かめてみようかな?
(小さく笑えば、喉が鳴り。胸元に触れていた片手が、そろりそろりと下っていって。
太股辺りを軽く撫でると、スカートの内側へと。根本までなぞり上げれば、したぎの上から少女の割れ目をゆっくりなぞってみようか。
まぁ、拘束してる訳でもなし。逃げようと思え逃げられる状況である)
■レンリ > 「でも、いつまでも甘えてるわけにはいかないから、自立はしたいです。
学校でも、結構いい感じですし。」
家族との関係は修復して、自分も自立した大人になれば文句は言われまい。
兄さんに、ボクはやれば出来るって証明するんだ、と意気込んでいる。
「貴族っていう肩書きを利用して、平民も助けたい。
威張っているだけでは、指導者ではなく支配者です。
そういう人にボクはなりたくありません。
でも、その為に使えるものは利用すれば良いのです。」
瞳に暗い影が差す。こういう面では、貴族の子なのだと感じるところだろう。
にこ、と笑う顔も、心なしか黒いものが見えるような雰囲気だった。
「え、あ...じゃあお兄さんは悪い人...?
でも、怖くはありませんよ...?」
不思議そうな顔で、戸惑った風に言葉を詰まらせている。
証明の方は、全くといって良いほど膨らみは感じられないであろう胸を触ってもわからなかったか。
「コッチって...わっ。くすぐったい!」
一瞬首を傾げるが、太股を撫でられるとくすぐったくて、声を上げる。だんだんと根本の方まで手が這いよって来ると理解が追いつかず、真っ赤になって固まる。
■アシュトン > なるほど、そりゃいい心がけだ。
魔法つってたから……魔法学院の方か。そうだったら顔を合わせる事もある、かもしれないなぁ。
(ふーむと、思案気な顔。一応マァ非正規職員の様な事もするし、金で借りてる研究室を使う事もある。
どこぞなりと、すれ違う事もあるかもしれない)
なら、清濁あわせ呑んで、もっともっと力を付けることだな。
正しけりゃ道理が通るって訳じゃない。道理を通す力は、間違いなく必要になる。
ま、とりあえず。君が面白い子だってのは分かったよ。
(軽く肩を竦める動作と共に、口の端を軽くと上げるのだった)
ん~とねぇ、見た目からして怖い人は、実はそんなに危なくないんだ。
避ければいいだけだし、準備する余裕もあるからね。
本当に悪い人は、むしろ結構人当りが良かったりするんだよ。
(どことなく、冗談めかしたような口調でもある。
見てから怖いのは、ただ周囲を威圧しているだけだ。対処さえ間違えなければ、存外無害だったりもするが。
本当の悪人は笑顔で近づくんだよと、そんなアドバイスは意味を成すのかどうか。
実際のところ、手触りで十分と判断は出来る所なのだが。気づかないふりして。
悪い人なので、悪戯を続けてしまうらしい)
あんまり自分で触ったりしたこと、無いかな?
布地越しだと付いてる感じはしないが……小さいだけかもな。直接、触った方が分かりやすいか。
(混乱して硬直している隙に、ぐいっと身を近づけて。互いの距離をギリギリまで寄せ。
下着の上から秘所を擦り上げていた指先が、スルリと布地の内側へと。
柔らかな割れ目に直接触れれば、解すように弄び)
おやぁ、ちっちゃいけど、もしかして付いてるかな?
(クスリと、笑い声一つ。
割れ目の上、小さな陰茎――な、訳もなく。陰核に親指を添えると、器用に皮をむき、敏感な粒を愛撫してやる)
■アシュトン > (そんなこんなと、悪い人は少女に悪戯をしていた訳、であるが。
さてその後は、どうなったことやら――)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/石畳の広場」からアシュトンさんが去りました。