2018/02/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にチュチュさんが現れました。
チュチュ > ひっそりと静まり返った富裕地区。
けれどその裏通りの建物から漏れる明かりは煌々と路地を照らしていた。

表通り―――文字通り表向きには安穏な区域ではあるが
その裏に回れば。
資産や権力を持つ者だけが立ち入れることのできる場所もある。

あらゆる性、快楽、欲望は、金の力でどうとでもなる。
まるで現世から隔離されたように、夜の帳を無視するかのように建物の中は各々に。

「うーんぅ……こっちも、こっちにも。気持ちいい事、沢山……」

凡そ相応しくないだろう、そんな裏通りの陰で、建物を見る姿は。
幼い少女―――幼女が一人、ぽつりと呟く。

幼女が引き寄せられたのは、その中で繰り広げられる「快」。
尤も、そこから先、無謀にも立ち入ろうとすることはなかったが。

チュチュ > 幼女はさ迷い歩く。
「快」の気配に誘われて。

見回っている警備の者に見つかればつまみ出されるか?
「悪い人」に捕まればどうなるだろうか。

恐らく幼女はそのことは考えていない。
ある意味で、幼女の快への欲求はポジティブ。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からチュチュさんが去りました。