2017/12/27 のログ
チェシャ=ベルベット > 【継続予定です】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある娼館」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある娼館」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある娼館」にレナーテさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある娼館」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
レナーテ > ベレー帽の下に隠れていた耳は、彼の手や唇の感触に機敏な反応を返し、小動物が辺りを聞き探る様に動いてしまう。
毛の生えそろった部分に唇が重なるだけなら、くすぐったそうにするだけだが、僅かに内側の薄い表面が晒された内側に触れられると、上ずった声が跳ね上がる。
刺激と羞恥と、普段では感じることのない全身が痺れるような高揚感に声を恥じらう余裕が薄れ、頑なに閉ざされていた唇が緩み始める。
同時に、胸元を隠していた手も滑り落ちていき、白いシーツに僅かに指先を食い込ませながらシワを寄せていく。

「んぁ…っ、あ……っ、は……ふぁ…っ、ぁぁ……っ」

詫びる言葉とは裏腹に、未だに指を弄ぶ舌先に擽ったさと快楽の境目が解けていく。
こそばゆさに身を捩る動きから、更に小刻みに身体を跳ね上がらせるようになっていけば、白い肌には熱がこもる。
くるぶしへ差し掛かる唇に抵抗する様子もなく、肌を這い上がる舌の感触に弓なりに背中を反らせながら、唇が開かれた。
心地よさに声が出なくなっていき、舌の動きが止まるとベッドへと沈んでいき、身体が壊れた機械のように不規則にガクガクと震えていた。

「……チェシャ…さん」

もぞっと内股をすり合わせるようにして片膝が上がると、スカートの下に隠れたショーツが垣間晒される。
白地に黒いレースを縁に飾った、少しだけ大人びたデザインは上下おそろいのもの。
しかし、少しだけ違う変化は目に見えてわかるはず。
クロッチの辺りに薄っすらとシミが広がり、淡く色がくすんでおり、本人も布地とスリットの合間で動く蜜の感触に、熱っぽい吐息を溢しながら彼を見つめる。

「……寂しい、です」

彼の唇も指先も、心の壁がない相手から与えられる感触は快楽に代わっていく。
それでも寂しいと口走った理由を示すように、両手を伸ばして広げる。
小さいながらも確り膨らみのある胸元が開き、広がった谷間の合間に、彼が感嘆の音色を吹かせた黒色が顕になっても隠す様子もない。
じんわりとした快楽が体の中を駆け巡り、熱が灯り始めれば、瞳も艶っぽく蕩けていき、笑みにもそれが交じる。
抱擁を求めて手を伸ばす姿は、仕草こそ子供っぽいが表情は小さいながらも牝になりかけていた。

チェシャ=ベルベット > 自身もミレーだからわかるのだが耳の先、特に内側を刺激されると結構気持ちが良いのだ。
レナーテも同じようで、唇で内側に触れてやれば彼女の上ずった声が聴こえる。
徐々に快楽によってガードが溶けていくさまに満足気に笑うと、機嫌よく黒猫の尻尾を振った。

脛辺りへ舌を這わせたときに乱れたスカートから覗くショーツ、ブラと揃いのセクシーなそれが湿り気を帯びて色を変えている。
濡れている証拠を見て取ればその濡れた箇所へ指を這わせショーツの上から擦った。

「うん? 寂しい?」

ポツリとつぶやかれた言葉に首をひねる。
こういう時、寂しいとかよりも気持ちいいとか嬉しいとか言うものじゃないだろうか。
どうしたらいいのかわかりかねるように戸惑い、じっとレナーテを見下ろすとその両手が誘うように開かれた。

「えっと……」

困惑したまま、抱擁を求めるレナーテへおずおずと体を預けその細い背に腕を回す。
何故彼女が抱擁を求めたのか、わかりかねていた。
ただこうして向き合って抱き合うのは、単に責めているときよりも気恥ずかしいもので
チェシャの頬はみるみるうちに赤く染まりレナーテの視線から逃れるように顔を背ける。

「こ、これでいいの……?」

柔らかな体を、体全体で感じながらドギマギと声をかけた。

レナーテ > 悪戯な黒猫に、徐々に蕩かされていく中、彼の指先が湿った部分をなぞり上げる。
指先には熱くとろとろとした蜜の感触を与え、指がなぞり上げる度に重たい水音を響かせる。

「ふぁ…っ…!? だ、め……、そこ……ぉ、んんぁ…っ!」

ぐちゅ、じゅくっ、と指が這う度にクレパスとショーツの合間で蜜が空気を吸って泡立っていく。
恥ずかしい音が響けども、唇を抑えることは出来ず、快楽に溢れる涙で頬が濡れていく。
夢見心地の気分で掌を彼へと伸ばせば、困惑した様子にこてんと小首をかしげながら様子を見つめるも、何故戸惑うのかすら分かっていない。
そのズレを感じるより先に彼の身体が腕の中に届けば、花咲くような微笑みを浮かべながら自らも彼の背中に腕を回す。
快楽に濡れていた割には、力のこもる腕は身体を密着させるように抱きしめていき、どもる声と表情に満足げな微笑みのまま小さく頷く。

「うん……愛されながら…したい、から…」

理性の殻が剥がれていき、言葉遣いも砕けていく。
彼の身体伝いに自らの鼓動を伝えていけば、嬉しさと興奮の入り混じったそれは押し倒されたときより緩やかになっていた。
ズレた丸眼鏡の合間から覗き見るように彼を見上げると、笑みを拵えたまま静かに呟く。

「……最初から、こうして優しくしてくれればいいのに。意地悪さんめ」

子供でも叱りつけるような茶化した口調で、幼さ残る笑みを見せながら囁くと、彼の片手を自身の股座の方へと導く。
愛撫がなくなっても、熱の度合いは変わらず、しっとりと指先を濡らす蜜は健在。
ピクンと身体が跳ねれば、抑え込まれていたヘアゴムが解けていき、三つ編みが崩れるていけば、長い色混じりの髪がシーツの上へ少しずつ広がっていく。

チェシャ=ベルベット > 指先一つで乱れ喘ぐレナーテの様子に徐々にチェシャも興奮の色合いを強め、
より強く激しく指を這わせ、湿ったショーツ越しに愛液と蜜壺を浅くかき回す。
やがてそれすらもどかしくなってくればショーツをずらし、隙間から直接指を入れ膣口を軽く引っ掻いた。

レナーテに抱きしめられ、ぎこちなくその腕の中に体を委ねる。
密着した胸と胸の間、どくどくと脈打つ心臓の鼓動が互いに重なりいつしかチェシャのほうがリズムが早くなる。

「愛、されたい……?」

何か知らない言葉を聞いたようにたどたどしく繰り返す。
レナーテの言葉遣いが砕けたことにも気づかないまま、じっと腕の中で身を寄せる。
こんなセックスの仕方は知らない。居心地の悪さにムズムズと尻尾を揺らし
子供のようにたしなめられれば、拗ねたように唇を尖らせた。

「だって、こんなやり方、知らないし……」

片手を導かれるままレナーテの股座へ差し込むと湿ったショーツを片手で器用にずり下げる。
濡れそぼった割れ目へ直接指を這わせくちゅくちゅと再度かき回し始めた。

「眼鏡……」

邪魔だというように口で弦を加えるとそっと外して枕元に置いてしまう。
ベッドに広がるレナーテの髪がその色合いから小麦の野のようにうねり、二人を包んでゆく。

レナーテ > 強く指を押し付けられれば、布地から蜜が絞り出されるように滲み出し、どろどろと指を濡らしていく。
布地が食い込むように指先がひっかくならば、膣口がきゅっとすぼまっていき、クロッチごと彼の指をしゃぶるように収縮を繰り返す。

「っは……ゃ、駄目…っ、ふぁ……っ」

ショーツをズラす指に抗議の声を上げようとするも、抵抗する力など無い。
ぐちゃりと卑猥な蜜の音と共に糸引きが溢れ出すと、幾重にも垂れ落ちる泡立った蜜糸と、薄っすらと湯気すら見えそうなほど熱を蓄えたクレパスがぱっくりと開いていく。
少しだけ冷たい外気がそこを撫でれば、見られている現実に瞳をぎゅっと閉ざしながら、入り込んだ指を膣口がしゃぶるように何度も吸い付いていく。
その度に身体は跳ね上がり、柔らかな肉襞で指を扱くように絡め取っていく。

「……だって、お嬢様と…、ん……えっと、旦那…様?」

御姫様と王子様だと少し違うと、考えるように首を傾けながら間延びした後、答えたのは、上手く噛み合わぬ組み合わせ。
なんと言えば良いのか、分からぬまま誤魔化すように苦笑いを浮かべていると、拗ねる言葉にゆっくりと目を細めて大人びた微笑みを浮かべる。

「私も……ちゃんとは、知らないから…一緒だね」

恋人も、甘い一夜も知らぬまま踏みにじられた苦い記憶。
それが過ると、胸に冷たい針が食い込むような痛みを覚えて、苦笑いを浮かべるのすら精一杯だった。
誤魔化すように彼の手を股座に導けば、ずり下げられたショーツからは蜜糸が再び垂れ落ち、牝の香りを漂わせ永田途切れていく。
クレパスをかき回せば、導いた掌を口元に寄せ、抑えるようにしながら呼吸を繰り返し、もっととねだるように膣口は狭く、そして吸い付くように窄まる。

「……チェシャさんしか、見えなくなっちゃった」

遠くを見るためのメガネが取り払われると、金色の双眼が嬉しそうに細められていき、柔らかに微笑みながら愛撫を受け入れる。
掠れたさえずりを彼の直ぐ側で奏でながらも、口元に当てていた掌を彼の股座へと伸ばしていく。
さりっと優しくそこを撫でていき、彼の耳元へ唇を近づけていった。

「……もっと、して」

心が満ちれば、空腹というように快楽をねだる。
蕩けた思考回路でも恥じらいは消えず、気恥ずかしそうに頬を赤らめながら、照れ隠しな微笑みを見せた。

チェシャ=ベルベット > 指がふやけそうなくらいレナーテのそこは熱く濡れそぼっていて
少し入れただけでも吸い付いてくる感触に指先だけでも快感を感じて背筋を震わせる。

「なにそれ……僕旦那って柄じゃあないよ」

熱心にレナーテのクレバスを弄りながら、彼女の物言いにはクスリと苦笑いする。
大体、誰かの伴侶になれるほど義理堅い性分でもない。

「お嬢様はお嬢様らしく大人しく感じていればいいの」

自分のペースを取り戻すように努めて相手を夢見心地にさせるように言い含める。
レナーテの額の髪をかき分けキスをすると再び彼女への愛撫に集中する。
今彼女が胸中で何を考えているのかは検討つかないが、たぶん嫌なことでも思い出したのだろうことは表情でなんとなく察した。
だから自分はそれを忘れさせてやるために、快楽をレナーテへ送ってやるのだ。
そもそもの目的は彼女のストレス発散なのだし、何も考えず気持ちよくなって貰いたい。
割れ目へ差し込んだ指を二本、三本と増やしより深く忍び込ませる。
膣壁を爪先でひっかきながら親指の腹でクリトリスを刺激してやる。

始終穏やかな微笑みを浮かべる彼女にいつしかチェシャも表情を緩め
自分の股座へ伸ばされた手が優しく性器をなで上げればくふん、と甘えるような声音が漏れる。

「っ……うん、もっと……してあげる」

指で秘裂と秘芽をこね回す、それすらもこなれてくれば
自分のズボンをくつろげすでに屹立していた男根を取り出し、入り口へと擦り付ける。
先走りと愛液がくちくちと混ざり合い、泡立ってゆく。

レナーテ > 「っ……ぁ、ふぁ…っ…! んんっ、えっと……もぅ、わからな――ひぅ…っ!」

なんと例えればいいやらと思考を巡らせようにも、彼の指先に翻弄されていく。
彼の囁きは心の中に埋もれたままだった幼心を満たすような、優しく甘い言葉ではないが、それでも彼なりの気遣った言葉だと分かると、うん、と小さく返事をしながら微笑む。
彼のエスコートに酔いしれればいいと、暗い思い出を快楽で押し沈めながら身を委ねていく。
二本指を飲み込むクレパスは、きゅっと力強くそれをしゃぶるように締め付け、ざらざらとした突起の多い天井が指を撫でる。
爪先がそこに引っかかれば、壊れた玩具のように身体が不規則に跳ね踊り、その度にこぷりと熱い蜜を指へ吐きかけていた。
三本目が入り込めば、ぎちりと膣が軋むような感触を覚えるものの、締め付ける力に逆らうような指の存在に痛みを感じることはない。

「ぁ、ぁっ……んぁっ!……ひぐっ!? ゃ、そこ一緒――…っ!? ひぅっ……ぁ、ぁぁ…っ!? いっちゃ――っ…!!」

お腹いっぱいになる胎内への快楽と、同時に責め立てる親指の愛撫にまぜこぜの快楽が脳内を真っ白にさせていく。
瞳が見開かれ、舌先を覗かせながらのけぞり、掠れていく声とともに一度目の絶頂を迎えるほど。
親指の動きと、ザラ付いた面を撫でられる度に、ぷしっとサラサラの潮を溢れさせながら、腰が別の生き物の様に震える。
視線が定まらず、虚ろ気味になるほど快楽に沈めば、ぼんやりと彼の言葉と動きを見上げていた。

「……んっ、ちょ……だぃ?」

待ちわびてたと言うような、悦びの笑みを浮かべながらクタリと沈んでいた片手が割れ目に伸びる。
人差し指と中指、そして股座の合間で肉ビラをを掴まえて、左右へ広げていくとかき回された割には色合いのきれいなヴァギナが晒される。
少し充血した程度に赤みを差す桜色の粘膜、膣口と尿道口がはくはくと蠢き、すぼまった膣口からは涎のように蜜が滴り落ちる。
四緑の濁ったそれが雫となって菊座へ垂れ落ちる頃、亀頭が重なれば、きゅうっと鈴口に吸い付くように窄まって蜜を絡めていく。

チェシャ=ベルベット > 三本もの指を飲み込んだ秘裂がそれでも柔軟に蠢き締め付け、
さらにレナーテを乱れさせればチェシャの呼吸も自然と上がってくる。
クリトリスを共に刺激してやればますます指への締め付けはきつく、
レナーテの下肢ががくがくと踊る様にごくりとつばを飲み込んだ。

「ん……いっちゃえ……。たくさん気持ちいいの、いっぱいになって飛んじゃえ」

瞳を見開き絶頂するレナーテとは対象的にチェシャの目は細まり、嬉しそうに弧を描く。
喘ぎ開いた口に、そっと覆いかぶさるように口付けて舌先を吸い上げ彼女の喘ぎとともに飲み込んだ。

一度達したばかりだと言うのに自ら割れ目を左右へ開いてチェシャを誘う姿に、淫靡なものを感じてどきりと胸を高鳴らせる。
ひくつく入り口が吸い付くようにチェシャの性器の先端へ食いつけば
ふぁ、と鼻にかかったような声が出て快楽を訴えた。

「……ん、挿れる、よ……?」

もうこすりつけるだけでは飽き足らず、早々に熱く濡れそぼったそこへと潜り込んでしまいたい。
じれったくなるような気持ちではあるものの、焦らずゆっくりと自身を押し込んでゆく。
じゅ、と水音が響き肉をかき分けチェシャの少年らしい肉棒がレナーテの中へと埋まっていく。

「っ……は、……んん……」

甘く掠れた声を紡ぎながら腰を押し進め、やがてぴったりと彼女の腰と密着し一旦停止する。

レナーテ > 絶頂を煽る囁きにぞくりと被虐的な興奮を覚えながら、身体を走る電流に身を任せる。
曝け出された舌先が彼の唇に吸い上げられれば、鼻にかかった吐息を溢れさせながら絶頂の響きがかすれていく。
水音を立てて唇が離れる頃には、唇の端から銀糸が伝い落ち、それを無意識のままぼぅっと目で追い、途切れるとそのまま彼を見上げる。
普段の真面目っぽさ溢れる引き締まった表情はなく、またたびに酔いしれる猫のようにだらしない。

「どうぞ……ぁ、んん…っ…! は、ふぁ……っ、ずりゅ…って、ひぐぅっ!?」

押し広げられていく膣口は、ディープキスをする様に肉棒をしゃぶり、ずりずりと傘の部分を飲み込んでいく。
膣壁の上部、腹部よりの粘膜についたミミズ天井が亀頭に重なる頃には笠を飲み込み終え、口にした擬音の通り、ずるりと茎の部分を飲み込み始めた。
腰が密着するほどに入り込めば、鈴口と子宮口を密着させ、全体を不規則に柔らかな肉の粘膜が包み込む。
そのまま再び彼の背中に腕を回すと、瞳を閉ざしたまま頬を緩ませた。

「きもち…ぃ…、ふふ…っ…」

安らぎに落ち着いた様子を見せるものの、身体はもっともっとと言わんばかりに小刻みに肉棒を締め付ける。
その度に奥へ奥へといざない、何度も亀頭を子宮口へ擦り付けるようにぶつけてしまう。
その度に、んっ…と淡い喘ぎ声を溢れさせた。

チェシャ=ベルベット > 二人の間を伝い垂れる唾液の橋、それをぺろりと色っぽく舐め取り
満足そうにレナーテへ微笑みかける。
猫同士が毛づくろいするようにちゅ、ちゅとのけぞった白く細い喉や顎先、頬に吸い付いて舐めてやる。
正直、快楽に蕩けたレナーテの表情がチェシャをより興奮へと掻き立てていた。

ざわめく膣壁がチェシャの肉棒をすっかり飲み込み、亀頭と子宮口が互いにキスをするように密着する。
背に再びレナーテの腕が回り、それに応えるようにぎこちなく彼女を抱きしめる。
どこか満足げなレナーテに、恥ずかしそうに視線を逸し
忙しなく蠢く膣穴がチェシャを絶え間なく責め苛んだ。

「……動くよ」

今にも射精してしまいそうなのを腹に力を込めて耐え、ゆっくりと肉棒を引き抜く。
入り口ぎりぎりまで引き抜き、再びゆっくりと中へと押し進め長いストロークを繰り返す。
やがてその感覚はだんだんと短くなり、いつしか細かく奥を突き子宮口を刺激する。
絶え間なくかき回される膣口からは愛液が掻き出されて溢れ、それがさらに滑りを良くしてゆく。

「は、ぁ……、レナーテ、……っレナーテぇ……」

いつしか彼女へ縋り付くように腕を回しかくかくと腰を揺らす。
いつもの余裕のある皮肉げな態度は鳴りを潜め、快楽に切羽詰ったような声音で彼女の名を呼ぶ。
レナーテの内側、肉襞に包まれた性器がひときわ切なく震えて膨らみ、今にも欲望を吐き出しそうになっていた。

レナーテ > 猫同士がじゃれあうようなキスに、此方もと彼の頬に軽くキスをして重ね合う。
奥底まで貫かれ、温かい気持ちがいっぱいのまま交われば、緩んだ心をかき回すように快楽が体中を駆け巡る。
何故か視線を反らした彼に、はて?と言いたげに小首をかしげたものの、彼のストロークがそれを崩していく。

「っは……!? ふぁ…っ、あっ…んぁっ、擦れ…‥ひぁ…っ、ぁ、ぁっ…!?」

長めの感覚で引いていく腰、笠が肉襞をかきむしりながら抜けていけば、その快楽に肌を粟立たせながら声を震わせる。
腰から背筋を駆け上がり、ぞわぞわとした電気のような快楽にびくびくっと身体は震え、ベッドに押しつぶされた尻尾が斜めに背中から飛び出し、ピンと伸び切っていく。
もっともっととねだるように亀頭を膣口がしゃぶりこみ、そして戻っていくなら、丁寧に全体を襞が揉みほぐす。
感覚が狭まるに連れ、声のテンポも上がり、彼の背中に回した掌に力が少しずつこもる。
爪を立てないように……指の腹を押し付けるような、奇妙な抱きつき方をしつつ、蜜と熱で肉壷は暖かな泥濘となって彼へ快楽を与えるだろう。

「チェシャさ…ん…っ、ぁ、ぁぁ…っ、あ…ふぁっ、……んぁ、ぁっ! ひぐっ、ぁ、きちゃ……い、ちゃ、いっちゃ……ぁ、ぁぁぁぁぁ――…っ!?」

小刻みなピストンに釣られる絶頂、切羽詰まった彼の声と脈打つ肉棒に煽られる快楽の絶頂はすぐそこだった。
彼に合わせる余裕もなく絶頂を迎えると、ぷしゅっと蜜を溢れさせ、サラサラの汁の感触を交えながら、きゅ、ぎゅっ、と不規則に何度も肉棒を締め上げる。
彼の白濁を求めて膣内がうねると、ぐっと喉を仰け反らせながら深い絶頂に沈む。
ぱたっと両手がベッドに沈むと、深く緩やかな呼吸を繰り返しながら意識がまどろみへと。
そのまま交わりあったのか、それとも緩やかな時を過ごしたのか。
どちらにしても、我に戻った時に真っ赤になって彼を見れなくなるのは間違いないだろう。