2017/09/19 のログ
リン > 「んぐゥ――――っ!?」

股間を貫く衝撃にぐりん、と白目を剥き、口から唾液の泡をこぼす。
びん、と陰茎が突っ張る。
体の奥底から熱が暴走する。
“鬼泣かし”の効果もあり、破裂した水道管のように勢い良く
先端から白く熱い汁が大量に放出される。
それは地面のみならず、正面にいるホルンにも浴びせられるだろう。

「はぁ、ぐっ……はぁぁぁぁぁぁぁ……っ♡」

かろうじて意識を失いはしなかったが、
快感と射精の衝撃に自失し、身体を折り、前のめりに倒れる。
支えられたりしないならば、自分の出した精液の池の上にうずくまってしまうだろう。

ホルン > 「あーあ、こんなに汚して……。これはおしおきが必要ですね?」

迸る精液をかわそうとも防ごうともせずひっかぶるホルン。
ローブは白濁で汚れてしまった。
出すだけ出してそのまま倒れ込もうとするリンを受け止め。

「随分気持ちよかったみたいですけど、まだ倒れちゃいけませんよ。
……そうですね、私が準備してる間、自分でお尻の中にこれ塗っておいてください」

そう言いリンに手渡したのは彼の購入した薬、お尻の感度を上げる塗布薬だ。
粘性が高い液体で指ですくって塗り込めるようになっているそれを渡すと、ホルンは汚れたローブに手をかけて脱ぎだす。

リン > 「は、……はいっ、はいっ♡」

未だ有り余る快楽を逃がそうと、犬のように口を開け舌を出して荒く息をする。
放出したばかりの肉茎はしぼみすらしない。
もはや、リンを縛るものは恐怖のみではなくなっていた。
支えられ、従順にうなずき、受け取った薬を手指に滴らせる。
そうしてそれを、少しの躊躇の後、自分の尻たぶを広げ、すぼまりの中に突っ込む。

「んっ……くぅ……♡」

甘い喘ぎ声。
薬を腸壁に馴染ませ、奥へと進めながら、脱衣を始めるホルンを凝視する。
膝や腿を悩ましげにくねらせ、後ろ孔に入れた指を必要以上に前後させ、勃ったままのペニスを揺らし、先走りをこぼさせる。
ホルンの準備を待ちきれず、半脱ぎの彼女を前に尻で自慰を行っているのだ。
自制心をほとんど失っていた。

「んふぅーっ、ふぅ……♡」

ホルン > ローブだけではなく下着も脱ごうとして、リンの自慰に気づくとわざと見せつけて焦らすようにゆっくりと脱ぎだす。
薬はちゃんと塗ったようだしこのぐらいはサービスだ。
脱ぎながら、覗き見られるのも嫌なので人払いと隠蔽の結界を辺りに張っておく。
それらもわざと時間をかけてリンを焦らし、ローブを脱いでから数分経ってようやく下着も全て脱ぎ去った。

「すごい格好ですね。いくら薬を使ったとはいえ、女の子の前でお尻を弄って気持ちよくなるなんて恥ずかしくないんですか?」

冷ややかな目で見ながら、口元は薄っすらと笑っている。
全裸となったホルンだが、こちらは堂々としたものだ。
露わとなった裸体は少女らしくまだ未成熟で、陰毛も生えていない。

「迷わずお尻使ってますけど、もしかして結構慣れてました?お尻でどのぐらい経験があるか、正直に告白してください」

お尻で自慰をするリンにそう投げかける。
相変わらず視線は冷ややかだ。

リン > 「ふぅ、ふぅぅぅ……」

衣擦れの音。
随分と年下に見える少女の脱衣に目を血走らせて、裸で自慰をする。
端から見ればあまりに異様な光景を、客観視できはしなかった。が。

「ううっ……!」

自分の格好について指摘され、欲情に支配されていた理性が息を吹き返してしまう。

「はい……その、んっ…………けっこう。
 ……お尻で、男の人と、やった、ことも……何度か……ぁっ♡」

自慰を止められないまま、性経験について告白させられる。
視線が痛い。恥ずかしい。気持ちいい。消えてしまいたい。もっと見られたい。
羞恥し、自分を卑小に思う気持ちに、傍らに置かれた《アクリス》が淡く輝いて、
呪いにより、ほんの一回りだけリンの背丈が縮んでしまった。

ホルン > 「へぇ……。結構経験あるんですか。男の人ってどういうタイプです?大きい?それとも子供相手とか?」

お尻での性経験を、更に細かく暴こうとするホルン。
自慰を止めさせる事はしないが、告白に満足するまでこちらから触れてあげるつもりはない。
途中、何か異常な気配を感じたがそれについての詮索は後回しとしておくとしよう。
当面の危険は感じなかった。

「ほら、正直に答えて下さい。それまで私は触ってあげませんからね?」

この調子なら一人でも楽しんでしまいそうだが、一応そう念押しをしておく。

リン > さらなる問いかけには逡巡を見せるが、念を押されてう、と呻く。
答えなければ、許して貰えそうにない。

「……どっちもっ。でも、自分より大きいのを、
 挿れられるのがっ、す、き…………」

告白によるあまりに強い羞恥にか、後ろをいじる指の動きが緩慢になり、
少し俯いてしまう。
すぐに果ててしまうことはなさそうだった。

「だめぇ、はずかしい、です……」

少女のようにふるふると震える。
縮小の呪いはもう少しだけ進み、ホルンと同等ぐらいになってしまった。

ホルン > 「それならお薬で拡張出来てよかったですね。それにしても、子供相手にも犯されてたなんて思った以上の変態ですね。
ああ、それともお尻で子供を犯したんですか?どちらにしても変態には変わりませんけど」

リンの告白に対し、ホルンは嘲りの感情を隠さない。

「ところでさっきから体が縮んでるみたいですけど、何のつもりですか?」

お尻の事をもっと根掘り葉掘りと聞き出してみたいところだが、一旦それは置いておく。
一度だけなら別に捨て置いても良かったのだが、リンの体の変化が流石に無視出来ない程になっているからだ。
身長は明らかにホルンよりも高かったはずだが今ではそう大差なく見える。
何か企んで能動的に発動している能力か、不随意に発動してしまっている何かなのかぐらいは確かめなくては。

リン > 「うっ、うう……」

追い打ちをかけられ、しかも間違っていないために言い返すことすらもできず呻く。
自分の変化について聞かれれば、責めるような声色にまた震えながらも、恐恐と語る。

「……えっと、ぼく、呪いをかけられてて……
 恥ずかしい目に、合わされると、その、勝手に小さくなってしまうことがあるんです……
 ホルン……さんに、何かしよう、というのじゃ、ないです」

少なくともこの変化は不随意なものである、と言う。

「……で、でも、こうなると、小さい子供のおちんちんや、指でも、
 大きく感じられて……その……奥まで……」

そう告白して、へら、と口元を歪める。悦んでいるのだ。

ホルン > とりあえずは害がなさそうだ。
リンが嘘をついている可能性も考えたが、この状況で嘘をつけるというのならそれはそれで面白い。

「ふぅん……。それは大変そうな呪いですね。太いのが好きなリンさんには、かえって都合が良さそうですけど」

恥ずかしい告白をさせられているのに快感を得ているようだ。
マゾヒストなのだろう。
それなら、もっといじめてあげよう。

「これだけ聞けばもう十分ですね。それじゃあ気持ちよくなるの、少し手伝ってあげます」

そう言うとリンの股ぐらの辺り、踏みつけないように、立ったまま右足を突き立て。

「右足の、膝から下まで使わせてあげますから。これで気持ちよくなっておちんちん、射精しちゃって下さい♪
なさけなーくイッちゃったらもうちょっとご褒美あげますよ」

リン > 「……っ……」

穴を使わせてもらえるわけでも、指で触れてくれるわけでもなく、
足を使え、という。
卑しいリンには、それで十分だと言うような、屈辱的な指図。

「……はいっ……」

少しの間を置いて、膝を折る。
呪いの作用によって少し縮んだとは言え、立ったままのホルンの
膝から下だけを使うには、ホルンのもとに屈み込まなければならない。
見下ろす視線を感じるだろうか。

許されるのであれば、腰にしがみつこうと手を伸ばす。
すがりついた体勢で、必死に身体を揺すぶり、陰茎を
膝の凸凹や、滑やかな脛に、ぐにぐにと押し付け、こすりつける。
へこへこと、腰を振る。

「はあっ、ホルンの、膝っ……ホルンのあしっ……
 気持ちいい、きもちいいっ……♡」

びゅうびゅう。
情けなく、悦びにまみれながら、ホルンの足に白濁を塗りたくっていく。
次に立ち上がれば、リンの背丈はホルンよりも頭一つ小さくなってしまうことがわかるだろう。

ホルン > 「あっはは!すごいですね!本当に足にへこへこ腰振っちゃって、こんなに情けない男の人、中々見られませんよ?」

命令に従い足だけを使って射精したリンを、心底馬鹿にしたように笑い飛ばす。
今のも相当恥ずかしかったのか、またリンは縮んでいるようだ。
既にホルンよりも小柄になってしまっている。

「ああおかしかったぁ……。それじゃあ、約束通りご褒美を上げますね。
今度は両手も両足も使ってあげるので、どうして欲しいかおねだりしてください」

リンの無様な姿にそれなりに満足。
足を使って射精しろというよりは大分条件を緩和してあげた。
ただし、今度はどうしたいか言葉にしなくてはいけない。

リン > 「………………ふぅぅ……♡」

罵倒に何も言い返すことはせず、すがりついたまま身を震わせる。
やはりまだいきり立ったままのリンの若勃起が、罵声に合わせて跳ね、ホルンの脛にぶつかった。

「……。
 じゃ、じゃあ……
 かわいがってください。

 ……う、うしろを……」

随分と小さくなってしまった身体を恥ずかしさと欲情にくねらせる。
じんじんと体の芯がうずく。
自分で慰めただけで、満足できるはずがなかった。

「ぼくのこと、うしろで……いかせて、くださいっ……。」

薬と指で拡張されきった後孔が、ひくひくと飢えて蠢く。

ホルン > もっと無様でいやらしいおねだりを仕込みたいが、今のところはこれでもいいだろう。
乞われた通り、お尻を弄ってあげる。

「本当にお尻が好きなんですね。すごい、指に吸い付いてくるみたいですよ」

体は多少縮んだが経験豊富な穴だ。
指数本ぐらいは余裕を持って入るだろう。
抜き差しする指を二本、三本と増やしていく。

「お薬も効いていますし、もっといけそうですね」

薬の効果で拡張を助けられているだけでなく、痛みも快感として認識するようになっているはずだ。
今なら、かなり強引な拡張でも耐えられるはずだ。
もし裂けてしまってもこのぐらいの組織ならすぐに治癒魔法で治せるし心配もない。

「じゃあ、いきますよ?」

そう軽く一声かけただけで、握りこぶしを肛門からリンの体内へ突き入れた。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からホルンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にチューベローズさんが現れました。
セイン=ディバン > 目の前で、相も変わらずきょとん、として首を傾げる相手。
その様子に嫌味は無く。どうやら本心で物を言っているらしいということが判った。

「……はぁ。もういい。なんかムキになる方が疲れるし……。
 んっ……ぁ……」

相手の言葉に溜息を吐きつつ、竿への奉仕を受け入れる。主導権こそ相手が握っているが。行為としては、奉仕される側で。
どうにも、しっくりくるようなこないような、であった。

「やっぱり……。あぁ、本当に。なんでそういう存在の知り合いばかり増えるのかしらね……。
 んっ、んうっ……。あ、あっ、ああぁっ!!」

しらっ、とした告白には、更に盛大に溜息を。最近はよほど人間以外の存在との遭遇の方が多いような気さえしてくる。
それ自体は別に嫌ではないのだが。自然と、自身が捕食される側に回ることになるので、そこが悩みの種であった。
そうして、カリを、先端を、激しく愛撫されてしまえば、少女の喉から軽やかな喘ぎ声が漏れた。
腰はひくひくと浮き、萎え知らずのペニスが更に固さを増す。

「あ、ひぃっ……!! く、んあぁっ!!
 ……ここまでしておいて、つれないわね……。
 ねぇ、チューベローズ? 私のコレ、入れてみたくない?
 そこいらの男のモノなんかじゃ、比べ物にならないと思うけど……」

自身も経験したことの無い、髪をも使った手コキに、少女の腰が大きく一度跳ねる。
更に、女性器までも同時に攻められてしまえば、少女は甘えるような声で相手に尋ねる。
瞳の奥は火が点いたように輝き、この相手と繋がりたい、という想いがいよいよ隠れなくなってきている。
先ほどまでの意地の張りようはどこへやら、だ。

チューベローズ > 相手の言葉に少女はコロコロと笑い代わりにちゅっと先端にキスを落とし甘く吸う。

「類は友を呼ぶ…?」
なんで人外の知り合いばかりという言葉にコロコロと笑いながら、大きいペニス楽しむ様に先端を吸い、硬さを増すペニス。
自身の長い髪の毛でシャリシャリと扱き。
まるで楽器を奏でる様にリズミカルに、竿を扱き。
かき回す秘所、指で中の壁をひっかける様に中をかき回し、
陰核を指ではさみ転がしていく。

「ふふ、確かに普通の汚い男のとは違うわね…。美味しそうな双なりちんぽ… 私の中に入るかしら…」
ころころと笑いながらはぁっと熱っぽい吐息をその竿に掛けながら、少女は愛おしいとばかりに先端にキスの雨を降らし、先走りをチュルチュルと吸い。

「セイン…私喉が渇いてるの… まずは…セインの精液私に飲ませていただけない?」
はむっと先端を口に含むとじゅるるっと淫らな水音を響かせながら秘所と竿への扱きを早め強めていく。

セイン=ディバン > どれだけの言葉も、態度も。まったく意に介さない相手。
その堂々とした様子は、逆に見習いたいくらいだなぁ、と少女は思うが。

「……類でも友でもないし。
 んっ! あ、はぁ……気持ち、いい……」

相手の言葉に即反論するものの、ペニスへの口付け、そして、変則手コキと女性器への同時の攻めに、ついに少女の口から、快感に負けた声が漏れてしまい。

「は、あ、ぁ……。チューベローズ……上手……」

参りました、とばかりに相手のテクニックを褒めてしまう。
実際、ふたなり相手の経験が多いのだろうか。その攻めは緩急自在であり、少女の身体はすぐに高まってしまう。
先走りを音を立てて飲む様子を見れば、少女はごくり、と生唾を飲み。

「……あぁ、もうっ。いいわよ! 好きにして頂戴!
 でも、その後ちゃんとセックスさせてよ!? ここで止められたら私、発狂しちゃいそうなんだから!」

いよいよ挿入させてもらえるのか。そう思っていれば、更に焦らされるようなことを言われる。
しかして、少女は僅かな思案の後、叫ぶようにそれを快諾する。
そのまま、先端を頬張られ、手コキと女性器内部へのかき回しを受ければ、すぐさまペニスはビクビクと跳ね始め。

「んうっ!! あっ、ひいぃっ!! で、出るっ、また、出ちゃうっ!
 ん、くっ、んふっ……!! チューベロー、ズ?
 自分で飲む、って言ったんだから。溢さないでよ?
 私のザーメン、量、多いから、ね? んくっ!! ああああああああああっっ!!」

一気に高まる射精欲。少女は、力の入らない身体に気合を入れ、なんとか腕だけをゆっくりと動かす。
そのまま、相手の頭を両腕で必死に掴み、抑えると。
宣言し、そして同時に相手の口内へと欲液を一気に射精した。
一度吐き出しているというのに、量も勢いも衰えないソレ。どぶり、どびゅり、と。遠慮なく相手の口内へと注ぎ。逃がさない、とばかりに頭を押さえ込む。

チューベローズ > 「あら… そういわれるのは寂しい…。」
類友を否定されれば小さく笑いながらあむあむと楽しむ様に竿を責め立て。

口の中に広がる性の味に少女はどこかうっとり。
発狂しちゃうという相手の言葉に少女は口に含んだカリ、少女の小さな歯でひっかけるような刺激をしながら、舌を絡みつかせ、吸い立てていく。

「んっ じゅる…上手? ありがとう…んっぶっ…」
相手が頭を掴めば少女はコクリとうなずき自分からさらに奥へと飲みこんでいく。
相手が頭を押さえこむ様に抱きしめれば少女の唇からはあられもない音が響き。

先端を喉で搾りあげながら竿に舌を絡ませ吸い立てていく。

溢れ出てくる精液ドロドロのそれを少女は喉の筋肉を操りながら締め上げ、飲み干していく。

久しぶりの精を堪能しながら最後の一滴まで飲み、さらに残っているものまで飲み干そうとばかりに、唇をすぼめ吸い上げていく。
相手のお願の通りに最後の一滴まで飲みほしたことを相手に見せる様に、少女はその小さな口を開けて見せてから、相手の体に覆いかぶさる様に小さい体を寄せながらキスを交わそうと。


そして相手の体に跨る様に動く少女。
少女の細いながらも肉付きの良い太腿でペニスを挟み、やわやわと刺激しながら相手の下腹部に押し付けられるものに相手はどう思うのだろうか。

自身も相手と同様のふたなりであるという事に。
少女の興奮も手伝ってか相手と同じようなサイズではあるが、淫魔の血が混じるそれに限界は無い…。

「んっ… ふぁ…セイン… とっても量が多くておいしかったわ…。」

相手の唇を甘く吸い立てながらうっとりと少女は囁き、
その興奮を伝える様に、少女の女陰もよだれを零すように愛液を滲ませ、熱いペニスに少女の小さな女陰を押し付け太腿で締め上げ始める。

「それにまだまだ…硬くてとっても美味しそう…」

少女は相手が拒否をしなければキスを楽しみながらうっとりと囁き、少女の小さな手が相手の顔を撫で、愛撫していく。

セイン=ディバン > 「……なんなのよ、アンタは……。
 っ、しゃべるか、しゃぶるかどっちかにして……」

くすぐったいから、と言う少女。その言葉には、既に敵意や怒りはなくなっている。
少なくとも、この相手が自分に対して敵意や害意を向けていないのがわかったからだ。

器用に、痛くないようにとしながら歯や舌を使われれば、その快楽に背筋が震える。
脳までも蕩かされるほどの快楽。もはや自分の身体が自分のものでは無いみたい。

「……~~っ」

つい漏らした、相手を褒める言葉。それに反応を返されれば、悔しさと恥ずかしさから、視線を反らす。だが、耳に飛び込む、激しい吸い付きの音はどうしても淫らなこの行為自体を意識させてしまい。

そうして、少女は、相手の口内へと大量の欲を吐き出すに至った。
当初は、自身の自慢の精液量でもって相手を驚かせ。
あわよくば、その麗しい顔を汚してやろうと思っていた。だが……。

少女の思惑とは違い、相手は見事に、その大量の精を飲み干していく。
今までも、自身の白濁を飲み干す相手には出会ったが、まさか苦悶の声一つも上げず、一滴も溢さずに飲まれるとは思っていなかった。
そのまま、ちゅるっ、と最後の残りまでを吸われ、口内を見せられれば。なんともはや。一滴も精液の欠片も無く。
唖然としていれば、押し倒され、情熱的にキスをされる。
おもわずうっとりとしてしまうが。そこで少女は違和感に気付いた。

何か。下腹部に。熱いものが当たっている。というか、これはまさか。

「……って、え? 人間じゃない、って言ってて。
 これって……」

思わず、視線を下へと向ける。相手の姿勢次第だが。見えなくても、判る。
これは、そう、間違いなくペニスだ、と。感触が告げていた。

「は、ぷっ……。ん、ちょ、ちょっと待って……。
 待ってってば……アナタもフタナリなら……ね?
 私は、アナタに入れたい。でも、アナタだってしてもらいたいことがあるなら……。
 言って? じゃないと、フェアじゃないもの」

本当は、今すぐにでもこの相手を犯したかった。でも、一度目の手コキでの強制射精はともかく。
二度目の口腔奉仕は、してもらった側だから。
だから、相手の要望を聞こうと。少女は。相手に改めて尋ねた。

チューベローズ > 「しゃぶりながらのおしゃべりもくすぐったくて気持ちよいでしょう?」

少女はコロコロと楽し気に笑いながら、あむあむと竿を愛撫し。
じゅるるるっと音を立て強く吸い上げながら…
何やら恥ずかしさに視線を逸らす相手、少女は手を伸ばし柔らかく頬を撫でる。

そして口の中、否食道に注がれる大量の精液。少女のお腹を少し膨らませるような気がして満足げに笑みを零しながら、重ねるキス。ちゅぅっと唇を甘く吸い。

「セインとお揃いのペニス…」
そして相手が何かを気にしていれば少女は楽しそうに笑みを浮かべ、唇から顔を離し、セインの獣耳に唇を埋める様にキスを落とし。
相手の顔を祖の薄い胸に抱きしめる。

「もぅ…せっかく私のあそこ準備万端なの…
飢えの口で食べたから今度は下の口で…
セインを味合わせて…?」
はぁっと熱っぽい吐息を零しながら、ちゅと獣耳にキスを落とし。

腿で相手のペニスを扱きながら、頭から腕を離すと、
一度体を離し、少女は相手の上に跨る様に立ち上がる。

スカートの裾口でくわえれば、相手に劣らぬ剛直と、ペニスを腿で挟んだ時にまとわりついた、愛液と自身の唾液でぬらぬらと光る太腿。
そして、足の付け根、愛液を零す少女の小さな女陰。
ゆっくりと屈めばペニスの先端が少女の小さな女陰に触れる。

「あぁ…私から見えないのが残念だわ… でも…感じるの…セインの熱いペニス。」

はぁっと熱い吐息を零しながら相手の体の上に跨る少女。ゆっくりと腰を滑らせるとジョイントペニスの先にこすりつけてから指で広げる小さなその場所、もう片方の手でペニスを支えゆっくりと腰をさらに落としていく。

ヅプッ…ヌプッ…凶悪な大きさの逸れ、少女の女陰は大きく広がり、ゆっくりと飲みこまれていく様、相手にはどう見えるだろうか…。

セイン=ディバン > 「否定はしない。けど、その余裕がムカつく。あと、プロっぽい」

自分と違い、余裕丸出しな相手に、とりあえず形だけの文句を言う。
頬を撫でられるは拒否せず。くすぐったそうに目を細めるだけにしておいた。

そんな中でも、自身の吐き出した物を飲み干されるのは嬉しいもので。
続くキスも拒むことはしない。吸われるがまま、むしろうっとりとした表情でその情熱的ベーゼを受け入れ、溶けていく。

「……おそろい、ね。まぁ、サイズもおんなじくらいだけど」

正直、自分クラスのペニスを目の当たりにしたのは、そう経験も無く。
驚きもあるが、どちらかといえば、奇妙な嬉しさがあった。
獣の耳にキスをされ、抱きしめられれば。その暖かさに、思わず癒されてしまい、相手の胸に頬ずりをしてしまう。

「……そう。うん、判った。
 アナタがそう言うなら……」

熱帯びた息と声。相手の求めに応じ、少女は頷く。
どうにも、余分な気遣いだったようである。
そのまま少女は、立ち上がる相手を黙って見守る。

ゆっくりと捲られるスカート。それを口で咥えれば、当然相手の股間は少女に隠されることがなくなる。
逞しい剛直も。二人の体液で光る太腿も。
そして……そそり立つペニスとは裏腹に、相手の可憐な姿に見合った、小さいそのクレパスも。

「……んふ。こっちからはしっかり見えてるけどね。
 いいわよ、チューベローズ。そのまま、ゆっくり、ね?」

自身のサイズを考えれば、かなり挿入には負担がかかりそうなように見えるそこ。
跨れるまま、少女は相手に身を委ね、相手の中へと侵入していく。
いや、導かれていく。
自身の上で、肉の槍を飲み込むその相手の姿は、美しく、淫靡であり。
……とても、恐ろしくも愛おしく思えて。少女は相手のウエストへと両手を回し、ゆっくりと抱きしめるようにした。

チューベローズ > 「ふふ。 じゃぁ お金の代わりにたっぷりと…」

相手の頬を滑る少女の小さな手。
細められる目尻を指先で擽る様に撫で。

「セインがもっと大きいのが好きなら…言ってね?」
あむ、あむと、唇を甘く吸い、少女の舌が相手の口を舐り、時に舌を絡めながら吸い始める。

そして自身の胸に頬摺りをされれば擽ったそうに少女の体が小さく揺れ、柔らかく相手の頭を撫でていく。

「ふぁ… 大き…」

ぞわぞわと体が震える。
自身の小さな秘所に宛がわれるペニス。
少女が腰をかがめるたびにペニスによってあふれた愛液がどろり、どろりと、ペニスを伝い、下へと落ちていく。

「んっ くぁ…」
少女の顔は朱に染まり、苦悶と愉悦の入り混じった表情で顔が歪み、相手が腰に手を添えれば、秘所を広げていた手が離れ、腰を支えるその手に自分の手を重ねる。

少女の小さな胎内はグニグニと形を変えながら根元まで相手の肉の槍を飲み込む。

「かはっ… はぁ… はぁ… えぇ…ゆっくり…」

苦しそうにこぼれる吐息が相手の肌を擽り、抱きしめられれば、相手の顔を胸に抱く。
そして相手の頭を抱えながら優しく頭を撫で。
ゆっくりと体をくねらせながら腰を揺らしていく。

少女の膣が竿を包みこみ、襞は中で蠢き竿を搾りあげていく。
少女が体を曲げれば締まる場所も。強い刺激を加える場所も変わりゆく、緩やかな締め上げながら変幻万化。
そして、ペニスの根元は対照的にきゅうきゅうときつく締めあげていく。

「セイン…もっと…もっときつく抱きしめて…?」
相手の耳元で響くのは少女の甘いおねだり声。 
耳元で囁くと少女の細い腕が相手の頭をぎゅぅと抱きしめる。
少女が腰を揺らす度に相手の柔らかい下腹部の上に這うペニス。
ペニスで感じる相手のぬくもりも、肉の柔らかさも心地よく。
うっとりと吐息を漏らした。

セイン=ディバン > 「それは私も望むところ、だけどね」

触れられる。顔を、ゆっくりと。だけど、不快ではない。
少なくとも、この相手が少女に危害を加えようとすれば、とっくにできていた。
それをしないということは、この相手は悪い相手ではない、と。少女はそう判断した。

「……別に。サイズとか、気にしないし」

照れているからか。少し言葉がぶっきらぼうになってしまう。
それでも、唇を吸われ、舌を絡められれば、もじもじと身体を揺らしながらも、少しずつ心も相手に委ねていく。

「んうぅ……キツい、かも……」

少女も、男であったころ若い娼婦を抱いたこともある。だが、それでも相手のその秘所は、かなりの締め付けであった。
だが、少女はそのままじっと動かず、相手のリードに任せる。
下手に動いて、相手に痛みを与えたくなかったからだ。

「……ん。気持ちいい? チューベローズ……」

顔に朱を差し、少しずつ肉槍を導く相手。酷く淫猥ながらも美しいその仕草に見とれつつ。
少女は、重ねられた手から、暖かさを感じる。
ぎちぎちとキツく締め付けられながらも、熱く、そして濡れているその中の感触に、少女もドキドキと鼓動を高めていく。

「……ムリは、しなくていいからね。
 お互いに、気持ちよくなりましょ?」

苦しそうな相手の様子に、思わずまた気遣いをしてしまう。
吐息が肌を撫でる感触に、少女も息を漏らし。お互いに抱き合うようになる。
頭を撫でられる感覚は続いているが、不思議と、安らぎのようなものがあった。

そのキツさは、まだうら若い蕾のソレの感触に似ていたが。
中の膣壁のうねりや、締め上げ方は、まさに熟達のソレ。
一気に射精欲が爆発しそうになるが、少女は腰に力を入れて踏みとどまる。
どうせなら、一緒に達したい。その思いを表すかの様に。強く強く相手の身体を抱きしめた。

「うん。うん……。もっと、もっと一つになろう? チューベローズ。
 溶け合って、どろどろで、エッチに、ね?」

乞われるまま、更に腕に力をこめた。細い相手の身体は、折れてしまいそうなたおやかさがある。
自身もまた抱きしめられれば、思わず甘えてしまいたくなってしまうが。
その誘惑を振り切り、少女はいよいよ腰を突き上げる。
締め付けこそ強いものの、どろどろと蜜に満ちていた相手の膣内は、実にスムーズに少女のペニスの動きを受け止めてくれるだろう。
激しく。壊すように。抱き合った姿勢のまま、腰をガツガツと突き上げる。
腹部に感じる、相手のペニスの熱。それがまた、非現実的で、少女の興奮を呼び起こしていく。

チューベローズ > 大きさを気にしないという言葉に笑みを深めながら、
キスを楽しみ。きついという言葉に少女は笑みを浮かべる。

「大丈夫… 大丈夫よセイン…とっても気持ちいいわ…」

相手の頭を抱きながら少女は甘く囁き、短い髪戯れる様に頭を撫でていく。

そして自分のリードに身を任せる相手、少女は自身の中を慣らすように相手の体の上で淫らに踊っていく。
その度に肌の上でびくびくと戦慄く少女のペニス。
先端からびくびくっと先走りを滲ませ。
ぬちゅ、ぬちゅっと少女が腰を動かす度に響く水音。

「あは… セインのがびくびくしてる…
もっと一つにドロドロに…。」
魔法の様に甘い言葉、相手の腕がぎゅぅと抱きしめて来れば嬉しそうに少女も抱きしめたところで、下から突き上げられる。

「ふぁ… もっとぉ もっと!」
少女は相手が体内で蹂躙されるたびにぐぽ、ぬぽっと響き始める水音。
ガツガツと突き上げられれば、少女の中は柔らかく変化し、相手の竿を包みこみ搾り上げるようにうねり始める。
襞の一つ一つがカリを刺激し、子宮口が突き上げるたびに少女の目の前はチカチカと光るような錯覚を感じる。
内部の動きは絡みつき相手が突き上げるたびに引きはがされ再び締め上げて。
抱き上げる格好で相手が荒々しく突き上げて来れば少女の小さな体はびくびくと小さく震えながら少女の足と体で相手を抱きしめる。
「あぁ 中にっ 中にっセインのミルク… 欲しいの…」
もっと、もっとという様に少女の膣はぎちぎちぬるぬると中のペニスを刺激し、白濁を吸いだそうと妖しく戦慄きはじめる。
相手の下腹部に擦り付けられる、ペニスは先走りがあふれ、相手の下腹部を濡らしぬちゃぬちゃと、秘所とは違う水音を響かせながら戦慄き始める。

セイン=ディバン > 相手が人間でない、というのも。少女の心のトゲを取った理由の一つかもしれない。
少女自身の立ち位置として。人間以外の種族に甘いから。

「……喜んでくれるなら、なによりだけど」

気持ちいいという相手の言葉に、少女は照れ、俯いてしまう。
実際、肌を重ねればそれまでのことなどどうでもよくなる。
大事なのは、今この瞬間愛し合っているという事実だけなのだ。
髪を撫でられ、自身の上で相手が踊る。幻想的な風景だ。
だが、その動きに合わせ、相手のペニスが揺れ、先走りが少女の腹部にもかかる。
その感触が、これが現実なのだと教えてくれる。

「ま、ね……なんだかんだ、チューベローズは魅力的だし。
 そりゃまぁ。私も気持ちよくなっちゃいますよ、と……」

指摘されれば、気恥ずかしさから苦笑い。我ながら調子がいいな、と少女は笑う。
そのまま、互いに強く抱き合い。いよいよ行為が本番に入っていく。

「う、ん。わかった……。もっと、もっと感じてね?」

求められ、少女が更に激しく腰を突き上げる。
うねり、絡み、少女のペニスを包み込む膣壁。それを抉じ開けるように、打ち付けるように、肉の杭が往復する。
細かい襞が少女に快楽を与え、更に相手の中で、ペニスがぐぐっ、と肥大化した。
子宮口と先端を、何度も何度も口付けさせ。相手の中を犯し、絶頂へと導こうとする。

「うん、いいよ……私も、チューベローズの中に出したい……。
 出すからね? チューベローズの中に、種付けセックスしちゃうからね?」

うっとりと、甘えるような声。暴れまわるペニスを、負けじと締め付ける膣へと更に刺激を加える。
少女に射精を促そうというのだろう。蜜を溢れさせ、更にどろどろと纏わり付く様に蠢く膣内。その甘美なる感触に、少女の息も上がっていく。
下腹部に触れる感触。先走りにまみれながら震えるそのペニスに、少女は右手を伸ばし。不意に、その大きな槍を、ぎゅっ、と掴んだかと思えば、先ほどのお返しとばかりに、手コキを開始する。

「くっ、はっ、あ、んひぃっ!!
 出る、出るよ、チューベローズ……!!
 一緒に、一緒にイって? 私の身体に、チューベローズの精液かけて!!
 あ、あ、ああ、あっあっあっあっ! んぎいいいいいいいいいいいっっ!!」

同時に、射精してほしい。そう言いながら腰を壊れるほどに振り、相手のペニスから精液を搾り取ろうと、手の動きを早める少女。
ほどなくし、限界が訪れ、少女は三度目の射精を行った。
まだまだ、勢いも量も衰えぬ、熱い白濁の汚液を、一気に相手の膣の中、子宮まで汚せ、とばかりに注ぐ。

チューベローズ > うつむく相手を楽し気に見詰めながら、少女にとっても、大事なのは今。
ぐぷヌプッと響く水音を楽しみながら少女は腰を揺らし相手の上で踊る。

ペニスに感じる相手の柔らかい下腹部の感触を楽しみながら・・相手の言葉に小さく笑う。

「なんだかんだなの?」
少女はコロコロと笑いながら悪戯っぽく相手の項を甘く噛み。
きつく抱きしめられればそれだけでうっとりとする少女。
中で肥大化するペニス。
少女の膣は応えるように包み込み絡みつく襞で吸い上げ始める。

そして、何度も口づけされる子宮口。
種づけセックスという言葉に少女は嬉しそうに笑みを浮かべる。

そして、ぎゅぅときつく締めあげながら子宮口は開き、ペニスの先端を膣とは違うきつい締め付け。
そしてしごかれるペニス少女は唇の端から涎をこぼしながら、相手の項に顔を埋め…

「ふぁっぁぁぁ くる… いっぱい 種づけ! もっとぉ」

体が、背中がびりびりと痺れる。
耐える様に相手の体を抱く腕に力が入ると同時に、
膣は搾り上げるように脈動を繰り返し、相手の下腹部の上で扱かれたペニス。

びゅるっびゅるっどろどろの濃く甘い匂いのする白濁を大量に吐き出し、相手の体の上にぶちまけていく。
そして、逆に中に注がれる大量の白濁、少女の膣はその全てを飲みこむ様に広がり、その白濁の奔流に
少女の体は焼かれていく。
そして、膣の中の愛液は白濁に押し出され、ぴゅ、と愛液をも溢れさせていく。

「ふぁぁぁぁぁぁっ!! 来る くるぅぅうっぅ!!」
うっすらと汗ばむ体、少女の甘い嬌声が夕暮れの草原に響き渡っていく。

セイン=ディバン > 相手の身体。その素晴らしい肉体に溺れていく。
響く水音。繋がる熱。非現実的な空間の中、それらの感覚だけが、やけに敏感にキャッチできた。

「なんだかんだ、よ……」

詰まる所、先ほどまでの攻撃的な自身の口ぶりを謝りたいということなのだが。
素直にそう言うには、あまりにも恥ずかしすぎて。少女は、噛まれ、抱きしめられる中で一人悶々としていた。
激しく結びつく互い。まさしく、一つになった感覚。
限界が近づく中、相手の子宮口へ触れる感触に、少女の脳が揺れる。
このまま、出会ったばかりの相手に、避妊など気にもしない射精をする。
その背徳的な行為の魅力に取り付かれ、ただただ腰を振り続けるオスに成り果てる少女。
子宮口が開き、更に奥へと誘われれば、いよいよ少女の余裕も無く。
ぎゅう、と抱きつかれたのが判り。少女はふふ、と小さく相手の胸の中で微笑む。
かわいいな。このひとは。そんな感想が不意に芽生えた。

「ん、あ、くっ。キテ、る。私も……んああぁぁ……」

お互いに限界が近いのは、声の調子や肌からの感覚で判るだろう。
自身を抱く腕の力が強まったのと同時に。相手と自分の限界が重なったのがわかった。

きっかり同時に達し。少女は、相手の胎内へと熱い欲望を注ぎ込む。
それと同時に、少女の身体にもまた、相手の精が降り注ぎ。びちゃびちゃと音をたて、身体を染め上げられてしまう。
むせ返るような精の匂いに、ふるる、と身体を震わせながら。また、少女の女性の部分が、メスとしての絶頂をも迎えさせられた。

「あ、あぁ、ああぁっ……。
 素敵よ、チューベローズ……」

誰もいない草原。二人きりの空間。相手同様、大きな絶頂の波に飲まれた少女は、強く相手を抱きしめ。
その胸元で、ぽそり、と呟いた。

チューベローズ > 相手の体を吸い付く酔うような少女の体。

何やら悶々とする相手時折楽しむ様に甘く噛みながら
一つになる感触に心と体を震わせる。
そして、ガツガツと腰を振られつき上げられればその度に響く甘い嬌声。
相手の耳に届く少女の鼓動はとくとくと熱く早く脈打っているのであろう。

そして達する少女の中の女と男の快楽。
吐き出す白濁で相手の体を汚せばまるで塗りたくる様に、少女は自分の服が横gれることも構わず抱きつきながら手のひらで、空でその白濁を伸ばし相手を自身の雄の匂いに包んでいく。

そして、雌の部分に注がれる大量の白濁。さすがに全ては飲み込めなかったのか竿が入っている分つなぎ目からごぼりと溢れ、こぼれ落ちていく。

「セインも…素敵だったわ…」
少女は応える様に囁き、強く抱きしめてくる相手の頭を胸に抱き、優しく撫で頭にキスを一つ。
「でも、私はもう帰らないと…次はセインの中に私を入れてね…」
少女は相手の頭に頬をすり寄せながら甘く囁き、キスを落し、何度も何度も相手の頭をやさしく少女の小さな手で優しく撫でていく。
甘い、夢の終わり…それを相手に伝える少女も名残惜しく。

セイン=ディバン > 同じふたなりだからか。あるいは、それ以外の何かがあったのか。
詳しくは判らない。追及しようとも思わない。
ただ、この相手との行為において、相性は悪くなく……。というより、実際良かった、というのは、少女にも判った。

自身の様子に恐らく気付いているであろう相手。それでも、何も言ってこない。
それは、ある意味とても心地よい距離感で。
でも、その距離感を壊すように、少女の腰は激しく動いてしまう。
耳、肌。伝わる鼓動の早さ。自分のものなのか、相手のものなのか判らない。
あるいは、両方、なのだろうか。

互いにフタナリ故に、男性器と女性器が同時に達し、意識が飛びそうになる。
辛うじて繋いだ意識の中、身体にかかった精液を塗るように伸ばされ、抱きつかれ。更に全身に精液が広がっていく。
達したばかりだというのに、少女の女性器は、そのオスの匂いに中てられ、じわり、と蜜を漏らしてしまっていた。

「……ん」

素敵、と言われれば、顔どころか、首や耳まで真っ赤にして俯いてしまう少女。
撫でられ、キスをされてしまえば。一気に切なさ、寂しさが飛来する。
今夜一度きりの逢瀬。また味わおうと思えば、今度はいつ出会えるやら。
この国は広い。この王都も広い。それでも。

「……えぇ。いいわよ。今度はチューベローズの番だもの。
 その時は……私の上の口と下の口。両方に精液をちょうだいね?」

引き止めたりはしない。それは、未練だし、浅ましいから。
少し泣きそうになるものの、優しく撫でられるうちに、切なさは消えていく。
僅かに残った名残惜しさは、そのまま胸に隠して。少女は、別れのキスを受け入れた。
星が巡れば。また会えるから、と。自身に言い聞かせながら……。

チューベローズ > 甘い夢の様なひと時。
少女は達した相手の体を抱きしめ、落とすキスの雨。
二人の体が動くたびに、二人の体の間で粘る水音が響く。

「えぇ 約束ね…次はセインの中にたっぷり私の種を…。」
相手の言葉に少女はクスリと笑みを浮かべながら、細い指、相手の髪に絡ませながら撫でおろし。
切なさが落ち着き、名残惜しさだけになれば交わす別れのキス。

少女を迎えに馬がかぽかぽとゆっくりと歩み、近寄ってくる。

キスをもう一度交わしてから相手のペニスを抜くように立ち上がる。少女の小さな女陰は最後までセインのペニスをきつく咥えこみ、最後にはぬるっと抜けていく。
疲れと快楽でふわふわとする感覚を楽しみながら少女は馬の背から外套を取り出し自身の汗や精液相手の汗で濡れる服を隠すと器用に馬へとまたがる。

「大丈夫よ…また会えるわ…セインと私は似た者通しですもの」

そう所はクスリと笑い、そんな言葉を相手に告げ、馬の腹を踝で一度たたき手綱を操りながら馬を歩かせ始める。

二人の間に吹く秋の風、先ほどまで吐息と熱だけしか感じなかった場所に様々な音が戻ってくる。

先刻までの熱い交じりもまるでただの夢の様か…
少女の存在を現実であったものとするのは、セインの体の上に吐き出された精と、花飾りのみであった…。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からチューベローズさんが去りました。