2017/05/29 のログ
ジェイコブ > 「どうした…何?近くで物盗りが?」

しばらくの間、会場の警備をしていたが、料理は不足がないよう厨房の調理人たちが次から次へと補充していき、
一向に騎士を誘惑する香りが弱まることはなかったが、それも職務であるため、仕方がないと割り切る。
そんな折、同じく警備に駆り出された騎士の一人が騒がしくならないように気を付けながらも、
急ぎ足でやってくるのが見えて、その話を聞いていく。

「いやいい、それはオレが出…いや行こう。お前は主賓に話を通してきてくれ」

そして、手が空いている自分が行ってくるかと提案してきた騎士には、つい本音が出掛かったのをなんとかごまかして、
自分が対応に向かうことを伝えていき、この場を脱する算段をつけた。
会場を出た後、鎧を着ている他の騎士よりも早く強盗を捕まえた大男は、
会場に戻らない言い訳にその罪人の手続きまで自分でやると言い出して、勤勉な騎士であるという評判を図らずも強めてしまった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からジェイコブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフローディアさんが現れました。