2017/02/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にチューベローズさんが現れました。
■チューベローズ > 冬でも咲き誇る花。
それは庭園の周囲を囲むハウスのおかげであった。
また、魔法の力か、純粋にどこか違う場所で薪でも炊いているのか、少女はそこに興味はなくただ花を見に来たのであった。
「季節の花もきれいですが、冬に咲く花は少なくて寂しいのよね。
でも、こうして一年中見れるのもまた素敵よね」
少女はニコニコと微笑みながら、答えを返すことのない護衛達にそんな言葉を投げかけ、一人上機嫌。
■チューベローズ > 自身が魅了し取り込んだ貴族の老人との夕食の後。
少女はお気に入りの場所を訪れれば、並べられたテーブルセットの椅子に腰を下ろすと、護衛からティーカップを受け取り、ポットから紅茶を注がせていく。
花の香りに交わるのは、紅茶の香り。
カップに小さく口をつけると、指先がカップを掲げ、口の中に含みゆっくりと一口。
そして少女はゆったりとした吐息を漏らした。