2016/12/05 のログ
オーベ > 平民地区に近づくに連れ衛兵の姿を見かけなくなるような気がする
夜が更けても歓楽街の方は人通りが多いだろう、と思いそちらの方へ歩を進めていき
大きな通りへと出れば人混みに紛れて姿を消すのだった

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からオーベさんが去りました。
ご案内:「富裕地区 /植物園」にノアさんが現れました。
ノア > 朝日が昇る少し前、人々も野良猫でさえも寝静まる頃 ── 真っ暗な植物園に随分と着飾った姿で現れた。街灯にうっすら照らされたベンチに腰下ろし、白い息をふぅ.. と吐き出して

「 ............... 」

夜な夜な開かれる舞踏会、と云う名目の "秘密の夜会"。つい先程まで貴族らに紛れ、数時間とある邸宅に居た。勿論妖しげなパーティーをただ楽しんでいた訳でなく.. 男女の放つ熱と酒と、公然と使用されるドラッグとで羽目を外した彼らから、金品を奪い取るのが目的で。目元を覆っていた白いベネツィアンマスクを外し植え込みの奥に投げ込むと、ファーケープの内側をチラりと覗き..

「 幸せな重み..♡ 」

隙間から外気が入り込んでも寒さを感じないのは、其の中にたっぷりと盗品を隠し持っている為か。センスが良いとは言い難いが価値だけはありそうな装飾品の数々に、思わず口元も緩み独り言。

ノア > そうして暫し一稼ぎした余韻に浸った後、上機嫌で植物園を後にする。今日はいつもより少しイイ宿を取ろうか.. なんて、考えながら。
ご案内:「富裕地区 /植物園」からノアさんが去りました。