2016/11/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にソル・グラディウスさんが現れました。
ソル・グラディウス > 今日も今日とて依頼、ということで富裕地区を歩き回る一人の青年。
重要な依頼で報酬金額も高かったから請け負った依頼だったのだが、その実は単なる手紙配達だった。
最近は物騒で手紙を預けた郵便配達員も信じられないという富豪の依頼主からの要望であった。

そんなに不安ならば自分で配達すればいいだろ、とは言えず、これで金が貰えるならば儲けものということで請け負ったのだ。
コート姿の青年は貴族服の人々ばかりの富裕地区ではそれなりに溶け込みやすい服装であったが…
やはりその体格と背中の剣からだろうか。周りと違うという事は一目瞭然で結局は悪目立ちしてしまう

「……はぁ…」

こちらに視線を向ける貴族たちを一瞥して、ため息をつく。
依頼は無事完了したものの、やはり帰り道にも行きと同じ視線が降り注ぐ。
それを少しうっとおしく感じながらも、前を向けば王都の騎士団らしき人物に敬礼されるエルフ耳の彼女が居た。

「…よっ、今日はここの探索か?」

彼女に背後から接近し声を掛ける。
恐らく、平民地区の探索を負えて今回はここ(富裕地区)の探検に来たのだろうと予想した。

ルゥ > 住むことはやっぱり平民地区が一番便利そうに感じた
ここは、なんとなく落ち着かない…

教会があって、図書館があって公園も整備されてて
見る限りに綺麗なものが並んでる
一通り、建物を把握しては首も疲れたのか
肩に手を置いて軽く揉んでみてるとこに
背後から声がかかる、振り向くと平民地区で会った男性がそこに立ってた

「あれ、こんなとこで…、そうそう、今夜はここの探検してた、でも帰ろうかなーとしてたとこ」

歩いてた足を止めて、相手が追いついてくるのを待ってる。

ソル・グラディウス > 「…『こんなとこで、"何をしてたの?"』か?依頼だよ。ギルドの…俺が冒険者って言ってなかったっけ?」

彼女の隣へとやってきて、恐らく彼女が問いかけようとしたことについて話す。
そういえば彼女に自分の正確な職業を教えてなかったような気がする。
それに、逆に彼女の性格な職業も…先ほどの挨拶をしていた騎士団の人物が関係あるのだろうか?

「…疲れているなら、マッサージでもしてやろうか?」

彼女が肩に手を置いて軽く揉んでいた様子を見ていたようで手をワキワキさせてそう聞く。
その表情はわざとらしくニヤついていて、まるで一般に広がっているマッサージとは別のモノをやるという意志表示のようで。
ワキワキとさせた手を彼女の肩へと近づき、触れようとする。

ルゥ > 「ああそっか、こういうとこも来るんだね」

そうそうと、納得して頷いて返す。

「疲れてるよーもう肩とか首も痛いくらい」

小柄な体に不慣れに歩き回ると疲れも倍増するようで
手を動かす様をみては、明るく笑いながら

「なに、すごい手も顔もあやしいバレバレだけど?」

そのまま拒むこともなければ肩には簡単に触れてしまうだろう

ソル・グラディウス > 「そうそう。何も依頼の全部が全部、王都の外に行くもんじゃねぇしな」

王都の中で完遂できる、完遂しなければいけない依頼もあると納得して頷いている彼女に告げる。
だんだんと思い出して来た。そういえば彼女は魔剣を持っているということで騎士団から勧誘を受けていたのだ。
とすれば先ほどの人物は騎士団での知り合いだろうか?あまり彼女自身、調子の良さそうな顔はしてなかったが。

「だろぉ?そこでこの俺が気を利かせてマッサージしてやろうと言うのだよ」

明るく笑っている彼女に対してこちらも笑って返す。
笑ってはいるのだがこちらのはニヤニヤと気持ちの悪い笑みであった。

「き、気のせいだろ………やけに固いな。」

ワキワキとさせてた手を彼女の双肩へと持っていけば、そのまま揉んでいく。
親指でコリを押して、マッサージを実行していく。
温もりの籠った掌で彼女の肩に触れ、揉んでいけば不思議な安心感が彼女に沸き起こるだろう。

ルゥ > 「なるほどね、いろいろあるんだ…わたしもしてみようかな」

今は騎士団での依頼を気分で受けたり選んだり
必要なときだけ手伝う感じと軽く説明して

肩に触れて軽く動きが揉まれると
人の体温だろうか暖かく、硬いけど気持ちいいのは確か
下心があるかどうかわからないけど
肩が痛いのも辛くあったから素直に喜んで肩のちからも抜ける

「笑い方はあやしいけど、上手、気持ちいいね」

通りでそんなやりとりは、不自然かもしれない、どこか周囲で落ち着ける場所をさがすものの
まだ把握しきれなくて

「この通りではあやしいよね、どこかないかなあ」

ソル・グラディウス > 「冒険者に?…そりゃ、お前とあの魔剣ならそこそこ活躍できそうだが…」

騎士団での彼女の活動を聞き、意外そうに唸った。
堅苦しいとか言っていたのだから依頼は強制されていたものと錯覚していて。

的確にコリを押して刺激し、彼女の肩を楽にしようとする。
少し痛いかも知れないが剣の加護でそれすら忘れそうなほどに彼女へ安心感を与えていた。
肩の力が抜けた様子を見て、ニヤニヤではなく自然な笑みが彼から零れる。

「笑い方が怪しいは余計だけどな。……お疲れさま」

彼女の言葉に苦笑いしながらそう返す。
ふと周りを見ればこちらを見てヒソヒソと会話する貴族たち。
自分たちのやっている行為が不自然と察し、咄嗟に手を離す。

「…ふむ。宿とか…ここら辺は高いからな。路地裏?」

顎に手を添え、落ち着いてマッサージできるところを模索する。
出来れば宿が宜しいのだが、この辺の宿は高いなどと考えながら。

ルゥ > 「時間とかね、決まりごとが嫌いな感じ?謁見やら印鑑とか…」

思い出したら、難しそうな顔になる大人しく肩を揉まれて気持ちいいのに

「ありがと…でも本当、上手だね気持ちいい…」

通りでマッサージという不自然さの視線から逃げたくて…相手の提案してきた宿はたしかに高そう
路地裏なら人目は隠れれるかと思い

「そうね、路地裏…行く?ここよりは人の目ないよね」

ソル・グラディウス > 「そいつはめんどくせぇ。確かに投げ出したくなる。」

謁見やら印鑑など、自分の嫌いな堅苦しい要素が満載。
騎士団での生活は安定してそうだが、踏ん反り返って偉そうな貴族連中に四六時中ぺこぺこするのは流石に嫌な様子。

「…胸のマッサージも上手いぞ?」

上手と言われ、少しばかり機嫌を良くしながらそんな冗談を告げる。
宿は高いと判断して発せられた彼女の言葉を聞けば、頷いて彼女の手を握る。

「わかった。…こっちだな」

彼女の手を引っ張って、富裕地区でも人気の少ない路地裏へと向かう。
富裕地区でも路地裏となれば平民地区と特に変わらず、静寂に包まれていた。

ルゥ > 「でしょ…隊舎にいれば、そういうのに呼ばれやすいし…無視しきれないっぽいから」

考えただけでも自分に合わないとこ、おそらく特殊な対応は魔剣の持ち主でもあるし
魔剣の能力に記憶と引換えつつ発動させるから、その代償の自由なのだろうけど

「ほら下心だ」

予想してたことだけど、やっぱりねと確信じみた笑いになるが
気を悪くもしてない

「そういう誘い、嫌いじゃないけど…そーゆうことしたことないから
 最初…ちゃんとしたとこがいいなー」

年相応に若い娘の理想か夢か、いつかのときはと…
手を握られて人のほぼいない路地裏
高い建物ばかりだから物陰はたくさんあるし、陰と陽のように
豪華さの裏は格好の隠れ場所で

ソル・グラディウス > 「気ィ付けろよ。下種な貴族に気に居られたら面倒なことになるぞ」

女騎士が貴族に呼び出され、そのまま…というありがちな展開。
魔剣を持ち、自分と同じく火を操るから仲間意識が芽生えてそう注意をしておく。

「バレたか。でも、悪い気はしないだろ?」

確信じみた笑いを出すだけで、特に自分を見下してない様子を見れば悪い気はしてないと感じる。
路地裏へとくれば手を離して彼女の方へと向き直る。

「最初?じゃ、お前って処女なのか?尚更貴族共にはやれんな。
 あぁ、解ってる。……それじゃ、ここはキスって事で落ち着かせないか?」

彼女の発言を聞き、意外と言った風に顎に手を添える。
可愛らしい彼女ならばもう誰かに捧げたのだろうと思っていた様子で、そうでなかったことに意外そうに呟く。
最初はもっとちゃんとしたところがいいと言う要望を聞き、キスならばと考えて
彼女の肩に手を置き、体を寄せる。

ルゥ > 「…みたいだね、ココにきたときに王城の中でされてた
記録みた。人身売買とか平気でしてた」

その場にはいなくて、まだ王都にも着いてないときの話だけど
記録を目にしただけでも嫌気がさしてた

「うん、ソルみたいな誘い方?なら悪い気はしないね
騙したり、嘘つかれたりとか大嫌いだもんね」

路地裏に連れてこられれば向き合い、顔をあげて

「…そうだよ、そんなに珍しい?…キスなら、いいよ」

まだ若いほう、田舎から出てきたものだから、経験からは遠く
つい、処女と露骨に口にされて恥ずかしさがこみあげてくる

知識としては知ってても経験がない
背の高い相手とそういうときは…背伸びだろうか
体を寄せたまま、かかとを浮かせて、つま先立ちをして目を閉じる
たしか、これでよかったはずと

ソル・グラディウス > 「……やっぱり、クソだな。
 お前の所属している騎士団には悪いが、本当に王都ってのは守る価値があるのかね」

彼女の言葉を聞けば、拳を握って悪態をつく。
前から知っている事実だが、それに慣れる様子はなく、嫌悪感がこみ上げる。

「だろ?…こう見えても俺って女にモテるらしい。…自覚はないけどな。」

顔を挙げる彼女の頬に手をやる。
彼女の甘い香りが漂い、整った顔立ちは幼さも感じさせとても可愛らしい。

「お前みたいな綺麗なエルフが…って思ってな。…んっ」

若く、可愛らしく、耳が尖がっていてエルフに見える彼女。
今日日、強くても処女を強引に奪われるエルフは多く、そうでない彼女を珍しいなどと考えていた。

背伸びして、目を閉じた彼女を見下げる。
彼女の背中に腕を回し、逞しい腕で彼女を優しく抱き寄せれば接吻を行う。
甘く、柔らかい彼女の唇。
それを堪能しつつ、不安にならないように彼女の背中を擦る。

ルゥ > 「…うん、本当にね
 その場にいなくてよかった」

自分のセーブができる気がしない
相手の嫌悪感を感じれば同調するように、気に入らないとイラついて

「優しいもんね、初対面でスィーツくれたし、餌付けが上手なんだよ」

少し失礼な例えだけど、自分もソレきっかけで打ち解けたと思ってるから
自分なりには褒め言葉。

「…ン…んぅ」

閉じた赤い瞳は父親から、尖った耳は母親譲り綺麗と言葉を向けられて、
頬が赤みをおびてくる、嫌なきがするはずもなく
背中に回された腕に体を支え預けるように唇が重なる瞬間まで震えてたものの
重なれば穏やかに力も抜けて

ソル・グラディウス > 「んっ…っちゅっ…」

唇を重ね合い、接吻を続ける。
時折、唇を離せば、呼吸をしてまた唇をくっ付ける。
接吻する直前に彼女が震えていたことに気付いていたようで既に力は抜けているがさらに安心させようと背中を擦る。
温かい彼の掌で背中を擦り、安心感を与えていく。

「んんっ…っ」

ゆっくり、彼女の口内へ舌を入れて、彼女の舌と絡ませる。
自分の唾液と相手の唾液を交換していき、裏路地にはいやらしい水音が鳴り響いていく。

「んっ…ぷはっ…」

舌を絡ませたディープキスに満足した様子で彼女から顔を遠ざける。
自分と彼女の唇を紡ぐ糸を何本か引きながら、それを吸い取って咀嚼し、飲み込んでいく。
可愛らしい彼女との濃厚なキスは否が応でも意識してしまい、熱っぽい視線で彼女を見つめる。

ルゥ > 「ん…ん…」

触れ合うキスと思ってたけど
重なったのは長く、唇を感じるような動きで吐息が自然と漏れた
その音にさえ初耳になると、恥じらいに頬を染めたまま
相手の胸元を両手でぎゅっと掴みながら体を維持してる

舌が入ってきたことに、びくっと肩が跳ねて
舌…舌ってどうやるのかわからない
行き場を迷ってると絡め取られて、吐息ごと喰われてるような錯覚

「ん…は、ぁ……ソル、今のキスなんかじゃない」

やがて、ゆっくり離れると同時に赤い瞳が開かれて
相手を見上げる。少し惚けたように行為の後のように短くも乱れた息を正して
キス=フレンチキスのような触れるだけのものとしか、知らなかったから

ソル・グラディウス > 「いや、今のも立派なキスだぞ?」

赤い瞳を開き、自身の胸元をぎゅっと掴んでいる彼女にそう告げる。
キスの経験も薄かったからか、はたまたファーストキスだったからか濃厚なディープキスの存在を知らない様子で
乱れた息を正した彼女へそう説明した。

「全く……なぁ、この近くに綺麗な夜景が見える宿があるんだよ」

抱き寄せたまま、彼女の赤い瞳を見つめながらそう口を開く。
片手を離し、彼女の頭へ持ってくればサラサラの蒼銀の髪に沿うように撫でる。

「ちょっと高いけど、金は俺が払うからよ。…そこで今みたいなルゥが知らないこと色々教えてやるから…な?」

頭を撫でながら、遠回しに彼女を抱きたいと告白する。
綺麗な赤い瞳に艶やかでサラサラの髪。血色のいい肌に可愛らしい顔立ち。
その上、男性の経験がないとくれば誘わずには居られず、そう発言して返答を待つ。

ルゥ > 「そう…でも生き物が入ってきたのかと思った」

舌の感触を自らの舌で触れるなど、少し、けっこう驚いた
嫌がるでなく離れたけど、先ほどの感触がまだ残る唇に指先で触れて確かめるように

「…えっと、それは……う、うん……わかった」

さきほどの夢の告白のようなのを気にしてくれた誘いなのか
同属性の相手と距離が近いからか、炎のように揺らめく熱は心地いいものを感じながら

先に相手が心配した貴族に買われないとも、監禁されないとも限らない
それならばと、相手の誘いの示す意図を受け取ってその誘いには応じようと頷いて

ソル・グラディウス > 「はは、最初はだれでもそう思うさ」

舌で触れた時にビクッと驚いていた彼女の事を思い出し、笑顔でそう答える。
でもその発言も嫌そうではないということを察すれば少し嬉しくなる。

「……嫌になったら、いつでも帰っていいからな?」

少し迷いながら、わかったと言ってくれた彼女に嬉しい気持ちがこみ上げつつも無理をさせないようにそう伝える。
密着させ、自分と相手の間に生じる熱。
それが暖かく、この季節でも二人の寒さを忘れさせるには十分だった。

彼女の体から離れ、彼女の手を取る。
温かい掌で彼女の手を覆えば、ぎゅっと少し強めに握る。
太陽の温もりのように彼の熱で彼女を安心させれば、手を繋いだまま一直線に宿へと向かっていった―――

ルゥ > 「…そうなんだ、あれは驚く」

笑顔で返されると。相手は慣れてるんだろうなと判断できる

「うん…でも、途中でなんて失礼でしょ、それなら最初からいくとかいわない」

気をつかってくれてる、配慮の言葉は嬉しくて素直に頷いて返す
一度体を触れさせる抱擁は暖かく穏やかな時間がすぎて

手をとられる、この街はまだ知らない場所も多い、相手につくように
手をつないだまま街のなかを進んで姿を消していく

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からルゥさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からソル・グラディウスさんが去りました。