2016/06/07 のログ
イーヴィア > ……万が一の時は、俺も居る。 まぁ、御前ほど頼りに為るかは判らないけどな。
遣れる事は、俺もやるさ。 だから…、……頑張って、ちゃんと栄養確り取れよ?

(――心配事は、きっと尽きない。 けれど、心配するばかりでもいけない。
散々注意はしたけれど、ひとつだけ――少なくとも、女は決して一人ではないのだと
そう、口端吊り上げて囁いては、是非に頼れと、歯を見せて笑おう
不安も悩みも、共有してやるから、と、静かに語って)

――御前にそう言われると…悪い気はしないな。
……其の珍しい目も、綺麗な色だから、な。 案外、片目だけ紫とかも、在るかもなァ。

(シルキーとの協力、なんて、こんな機会でもなければ実現しなかっただろう
快い返事を貰えたなら、改めて感謝の意を伝え。 家族、と表現されて笑みを浮かべる彼女が
ゆっくりと、再び部屋を後にするのなら、其の扉が開かれ、再び閉じるのを見送ってから
腕の中、添う女へと視線を戻して。)

……俺のせい、だろ? 寧ろ、俺のせいじゃなかったら誰のせいかと。
……例えば…、……この辺り、とかな。 ……案外、今なら…、……結構、響くかも知れない、ぜ。

(ふと、シルキーがいなくなったことで、少しだけ沸く悪戯心
胎へと沿う掌が不意、膨らんだ其の胎の上側を、軽く探る様に指を這わせて
在る一点にて、こつん、こつん、と、軽くノックする様に、指先で小突いてみようか
無論、そんな僅かな悪戯では、流石に奥まで響きはしないだろうけれど
――もし、胎の子が。 其のノックに応えて、同じ箇所をピンポイントに蹴り上げたなら――さて、どうなるやら)

テイア > 「十分、頼りにしているさ。酒を飲まない分、しっかり食べているからな。そちらの方も心配ない。……。」

重ねて言われる事は、自身を心配しての事。
自分自身、一人で考え込む傾向にあるのは自覚しているからその言葉と意味をしっかりと受け止める。
一つだけ、どのように言葉に出していいのか分からない事があった。
子を成して、今こうして傍にいてくれる男。
彼と、自分の関係性というのは今どういったものになるのだろうかと。
恋人というには、密接すぎる。けれど、それを口にしてしまえば女の立場に巻き込むことになる。
自分に縛ってやると宣言したものの、自分の立場に巻き込むのは果たして男が望むことだろうかとふと考えてしまう。

「そうだな、片方ずつの瞳の色を受け継いでくれるのも嬉しいかもしれない。」

きっとどのような外見でも、男との間にできた愛子だけれど自分たちの特徴を片方ずつ受け継いでくれれば嬉しいと笑い。

「……っそなたのせい以外ありえない。――っんっ…」

きっぱりと言い切った。
それこそ、女の聖域へと受け入れた初めての男なのだから。
ふと、悪戯に指先が動いて胎の中の子に知らせるように下腹部をノックされる。
そうなれば、その場所に反応したように双子の片割れの足がそこを蹴り上げた。
それにピクンっと体を戦慄かせ、必死にその感覚を押さえ込もうと体を強ばらせて。

イーヴィア > クク、なら問題無しだ。 とにかく、何よりもまずは、御前が元気で居なけりゃ話にならないんだしなァ?
……、……如何した?

(ふと、女の表情が、何か考え込む様な雰囲気を帯びる。
どうしたのか、と。 他に何か心配でも在るのだろうかと、問い掛けてみつつに
そっと、其の顔を僅か覗きこんでは、静かに、其の頬へと掌を触れさせる
包み込むように、そして親指の胎で、其の目元を柔く撫ぜてやりながら
心配があるなら、考え込まずに話せ、と――そう、囁き掛けて。)

御前の色と、俺の色…両方継いだら、判り易いんだけどなァ。
……でも、ま…どんな子でも、とにかく無事に産まれてくれれば、其れで十分さ。
今の所は…元気で、イイ事だけど。 ……産まれる前から、女泣かせになっちまったら…多分、俺の血筋だなァ。

(きっと、多分、確実に。 寧ろ、今蹴り飛ばしたのは男の子の方なのではないかと言う、疑念。
将来有望かもな、だとか、戯言めいてそんな言葉を囁いては
女の子宮の奥底、此処だ、と我が子に教え込む様に、指先で小突くのを繰り返し
――果たして、反応し、再び今度は、幾度か。
其の場所を、面白がるかに蹴り上げる衝撃が、女を襲うだろうか
まだ5ヶ月程度の子の体力では、其処から疲れたらしく、暫く大人しくなるだろうけれど
残り、産まれるまでの間の期間。 女は若しかしたら、新たなる問題を抱える事になるのかも知れない
――元気良く蹴られてしまったら。 少なくとも未だ、熟れた性感帯で在るらしい女の子宮は
存外、快楽に苛まれるのでは、と)。

テイア > 「そうだな。出産の時は、男だと発狂するほどの痛みに襲われると聞くからな。鋭気を養っておかねば。…いや…。なんでもない、と言っても多分納得はしてくれないだろうな。ただ、私自身、これをどのように言葉にしていいのかわからなくてね。」

機微に敏い男は、表情の少ない女の少しの変化でも見抜いてしまうから。なんでもない、と否定しようとして苦笑する。
頬へと滑るその大きな掌に包み込まれ、目元を撫でられるのに心地よさそうに目を細めて。けれど、囁きには困ったように少し視線を彷徨わせ。

「どんな子が生まれてくるのか、それを想像するのも今の時期の楽しみ、なのかもしれないな。」

まだ見ぬ胎の中でまどろむ双子。その子達が生まれるまで、幾度もこんな会話を重ねていきたい。

「――っ…はっ…そう、唆すのはどこの誰だ…。」

ぞくん、とその一点を内側から蹴られただけで覚えこまされた快感が駆け抜けていく。それは幾度も幾度も、男が合図を送るのに答えるように内側から淡く刺激してくる。
漸く、眠りへと落ちていきその刺激が止んだのに詰めた息を吐き出して、強ばっていた体の力を抜いていく。
まだそこまで力のない足で蹴られるだけでこれなのだ。臨月近くになったら想像するだけで恐ろしい。
熱の篭った瞳で、悪戯を唆した張本人を睨んで。

イーヴィア > ……嗚呼…そうだ、其れについてだけど。 ……産まれる時は、俺も呼びな。 多分、出来る事も在るから。
――…それと、だ。 ……何の悩みかは判らないけど…、…御前は、実質俺の女だ。 と言うか、事実上嫁だ。 ……と、俺は勝手に思ってる。
まぁ、実際に籍入れちまうと、恐ろしく御前がややこしい事になるだろうから、難しいだろうけどよ。
でも、シルキー達が家族だって言うんなら…俺だって、其の家族の中に混ぜろって話だ。
……だから…、……どんなことだって、何が在ったって、俺は、御前の味方だぜ。

(――暫し、女の瞳をじっと見つめては、瞳の奥に隠す何かを、探ろうとするだろう
けれど、到底言葉で説明されなければ、己には気付けぬ話、だから
少しばかり、言葉を纏める時間を置いてから――先に、これだけはと、伝えて置こう。
だから、言葉が纏まった時で良い、遠慮無く相談してくれ、と呟いては
そっと、其の目元に唇寄せて、軽く、口付けを触れさせよう。)

……この時期だからこそ、の愉しみさ。 ……想像するのも、悪戯するのも、な?
また、もう産まれるって頃に…また、遊びに来てやろうかな。
其のときには、もう俺の悪戯なんて、要らないかも知れないけど。

(何せ、才能とか素質あり、である
恨みがましい瞳が此方を睨みつけてくるけれど、何処吹く風
逆に、今しがた子宮へと翻った感覚を、今度は自ら煽るように
ゆるり、ゆるりと、膨らむ下胎の両翼辺りを、掌で、くりくりと優しく撫ぜて)。

テイア > 「ああ。そなたが忙しくなければな。……。そなた、本当は人の心を読む力でも持っているだろう。こういった感情には慣れていないから、うまく言葉にするのが難しい。
 …籍をいれて、面倒な事になるのは寧ろそなたの方だ。上手く言えないが、私は自由なそなたが好き…なんだと思う。
 …ああ、そなたは私の大切な家族だよ。イーヴィア…。」

じっと見つめられる瞳。隠しているわけではない、けれど隠していないわけでもない複雑なところ。困ったように視線をさまよわせる。きっと、こんな風に自分の言葉を言いよどむのも視線をさまよわせるのもこの男の前でだけだ。
そして伝えられる言葉。
――ああ、この言葉が欲しかったのかと安堵する事で初めて言葉にできなかったものが何なのか女は気づいた。
どうして彼は、こうも自分が欲しい言葉をくれるのだろう。
目元に降ってくる口づけを受け止めて、ぎゅっとその首に腕を絡めて抱きしめて。

「…想像は、そうだと思うが、悪戯は違うだろう……
 生まれる頃といわずに、いつでも来い。というか、そのことで相談したい事があるから今度はそなたの家に行こう。
 …んっ…ぁ…」

睨めつけても効果なんてない。全くというふうにため息と零し。
子宮の両翼へと悪戯が移行すれば甘い声と共に今日は泊まっていけ、とその耳に囁き。
そして夜は更けていく

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からイーヴィアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からテイアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/ シンビジューム商会」にアマンダ さんが現れました。
アマンダ  > 木製の机について紅茶を飲んでいる少女。
先程まで、商会の従業員応募にやってきた応募者を対象に面談をしていた所だ。

商会と言えども、治安悪いこの国でやっていく以上自衛の戦力は必要不可欠。
なので、商売人の採用もだが戦闘要員の採用も積極的にしている。

勤務態度さえ良ければ誰でも採用する。
それが例え前科者や魔族であろうとも。

そして、その中には少女と戦場であいまみえた者も当然入る。
少女のことに気づき声を荒げる応募者に対し少女は最後まで平静に話を続け、結局採用することにした。

口は悪いし、直情的だが用心棒としては悪くない。 そう思ったからだ。

「ふう…。」
最後の応募者が退室するのを見届けてから少女は息をつく。

募集してきた人はほとんど採用したが、誰も彼もが一癖も双癖もあるもの達であった。

明日から真面目に来てくれるだろうか。 仕事先で問題を起こさないだろうか。
また、己はちゃんと指揮出来るだろうか。

これまで奔放に過ごしてきた少女の気は重い。

アマンダ  > 紅茶を飲みながら今後を考える。
用心棒や傭兵を多数確保できたので今後は隊商の数ももっと増やすことが出来るだろう。
陸の交易はこれでなんとかなる。

次は海の手配だ。

「ここ、海賊出るんだよね。」
船は金に物を言わせて大き目の帆船を持っている。
最高速はそれなりの物な上に大砲も積んでいるので並大抵の海賊なら返り討ちにすら出来る。

問題はそれ以外だ。
この国の海では巨大な魔物や名うての海賊がうようよ居るとの話だ。

少女は陸での戦いは何度か経験しているが、海はあまりない。
今日応募してきた人たちの中にも海での経験がある人はあまりいなかった。

「海に詳しい人ってどこに行けば会えるのかな?」

アマンダ  > 従業員の一人がやってくる。
今日の業務はどうやら終わりのようだ。

少女が挨拶を返すと、満足そうに戻っていく。

「では、僕もこの辺で終わりにさせてもらおうかな。」
カップの中に残った紅茶を全て飲み干し、少女は部屋を後にする。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区/ シンビジューム商会」からアマンダ さんが去りました。