2016/03/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 大通り」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > (普段は身に着けない、仕立ての良いスーツを纏い。大通りを歩く男が一人。
とは言え、それなりに使ってる感も生地になり、余り不自然さはない様で)

活気がある、とはまた違うよな、ここは……
(華やかなる様子に視線を向ける。
店構えや、人の姿、豪奢さと気品は漂うモノの、平民区のエネルギッシュさとはまた随分と違う様相である)

アシュトン > (本日は、貴族の社交会に侵入して情報収集――の、帰り。
表面は確かに華やかではあったが、その実、陰謀やら政略やら、何やら。
一皮むけば貧民区より黒々ドロドロとした光景を、胸やけするほど見聞きしてきた所である)

ああいうのにこの国が支配されてる限り、俺みたいなのの仕事はまず無くならないだろうな。
さて……口直しにどこかでさっぱりしたいところ、ではあるが。
(会での食事は上等だったが、気分の問題である。
丁度良く休める場所がないかと、伊達眼鏡をクイッと上げればフラフラ歩いてゆく)

アシュトン > あそこでいいか。
(目についたのは小洒落たオープンカフェ。
平民区にも似たようなモノはあるが、雰囲気が随分と違う。
それは店の作りのせいか、居る客のせいか――恐らくは両方だが。
店員に軽く手であいさつしてから、外の席に腰を降ろせば、メニューにチラリと視線を通し)

――ッ!
(相変わらず高けぇ!と発しかけた言葉を呑みこむ。
コーヒー一杯で、平民の一日分の生活費レベルである。
そりゃまぁ質は随分いいのだろうが、ぼったくり過ぎではなかろうか)

アシュトン > (店員を手招きすると、背もたれに腰を預け)

コーヒーと、サンドイッチで。
砂糖とミルクは、別にしておいてくれ。
(簡単に注文を終わらせれば、一息とつく。
この二品で何日分の金が飛ぶのとかは、余り考えたくもない)

(その後暫く、ぼけーっとしていた様だが。
注文した品は、実際美味しかったようだ。
値段相応かと言われれば、迷う所ではあるけれども)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 大通り」からアシュトンさんが去りました。