2023/03/26 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 「あー生き返る」
暑い湯船に浸かり、思わず声が漏れる。
最近はそれなりに飽くこともなく楽しめていたが
身体を動かせば疲れも溜まるというものだ。
英気を養い、いつでも何度でも動けるようにと、ゆっくり浸かる。
そんな湯船の下でも、股間だけは勃ってしまうのだから不思議なものだ。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にレザンさんが現れました。
■レザン > ふわふわ……と蜻蛉翅の妖精が露天風呂に入り込む。
脱衣はしていない。湯治客ではないからだ。
「人間が最初っから脱いでるなんて格好の悪戯スポットだ~、って思ったけど……」
湯けむりが思ったよりも濃く、小さなレザンの視界はかなり制限されてしまっていた。
これでは悪戯をする相手を見つけるのにも一苦労だ。
とはいえ、それでめげる妖精ではない。
何か面白そうな相手がいないかと、湯の周囲をふよふよと飛んで探している……
■レザン > そうして湯けむりの熱気にじわりと汗を掻きながら、
飛んで探していると、いかにも無防備に湯に使っている女性を見つける。
「お。よーし。風でくすぐってやるか……ってうわっ!」
運悪く近づいたタイミングでその女性客が水しぶきを上げて豪快に立ち上がったのだ。
水流を浴びせられ、ばしゃんと小鳥のように小さな体を湯の中に墜落させてしまう。
そんな小さな妖精に気づくことなく、その女性客は去っていく。
(た、助けて~っ)
泳ぎは達者ではない。脚がつかない深さの露天風呂で、哀れにもがく妖精の姿があった……
■レザン > 「…………っ、はあ、はあ……」
なんとか風の魔法を使って気泡を作り出し、下に向かって放出することで推進力にして湯から脱出することに成功した頃には、
すっかり疲労困憊となっていた。
「……今日の悪戯はこれぐらいにしておいてやるかっ」
まだなにもしていないが、それはそれとして無事に去るのであった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からレザンさんが去りました。