2023/03/05 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ア゛ーイ……」

日の高い時間帯。
太陽の下、奇妙な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。

湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。

「……うむっ、今日もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」

ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。

そんな男の近くでは、なにやら小さな物体がプカプカと浮かび、湯面が波打つのに合わせて揺れている。
それは銀色のボディに赤いつぶらな瞳の、アヒルのおもちゃだった。目的は不明だが、男が持ち込んだものようで。
陽光を照り返すそのアヒルに時々ちらりと視線をやりつつ、男はのんびりと湯を楽しみ続けていて。

なおこの露天風呂は混浴だが、男が入って程ない頃にスタッフの策略(イタズラ)により入り口のみ女風呂と偽装されており、
そうと知らぬままうっかり入ってきてしまう女性客なども現れるかもしれない。

エレイ > そうして充分に湯を堪能し終え、男はアヒルを回収すると湯から上がって場を後に──
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 今日も湯舟を占有しながら一人黙って湯気に巻かれている。
人気は他になく、鼻歌くらい歌ってもよさそうだが、そんな気分でもない。
一人で酒を飲む気分でもないため、とりあえず半身を湯に浸して、ゆっくりしている。

女を買うのも最近は不発続きで、まあなんというか欲求不満は溜まっているのだが。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグスタフさんが去りました。