2023/01/15 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ぶえぇ~い……」

日の高い時間帯。
太陽の下、変な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。

湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。

「……うむ、今日もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」

ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。

そんな男の近くでは、なにやら小さな物体がプカプカと浮かび、湯面が波打つのに合わせて揺れている。
それは銀色のボディに赤いつぶらな瞳の、アヒルのおもちゃだった。目的は不明だが、男が持ち込んだものようで。
陽光を照り返すそのアヒルに時々ちらりと視線をやりつつ、男はのんびりと湯を楽しみ続けていて。

なおこの露天風呂は混浴だが、男が入って程ない頃にスタッフの策略(イタズラ)により入り口のみ女風呂と偽装されており、
そうと知らぬままうっかり入ってきてしまう女性客なども現れるかもしれない。

エレイ > そうして充分に湯を堪能し、男はアヒルを回収すると湯から上がってのんびりと場を後に──
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にラディアス ルディウスさんが現れました。
ラディアス ルディウス > 日常と冒険を日々楽しむ双子の青年。
今日も揃って馴染みの旅籠に部屋を取って遊びに来たところ。
疎らにいる客と、性奴隷が多いという女性スタッフを吟味するように眺めている。

「どっちかっていうと客」
「どちらでも。任せますよ」

そっくりな顔、そっくりな声。
鏡から出てきたように瓜二つな青年が二人で、旅籠の浴衣を着ながらラウンジで寛いでいる。
魔術的仕掛けがある広い旅籠内ではそこかしこから淫靡な雰囲気が漂っている。
半分は淫魔の血を引く双子にはご馳走にも思える場所だ。
双子のターゲットとなり得る人物がいるかどうか。
木製の椅子に兄のラディウスが足を開いて頬杖をつき、向かい側に弟のルディウスが座って足を汲んでいる。
見目の好い双子なので、それだけで一つの絵画のようでもあった。

爛れた遊びを好む二人は、今日の相手を探している──。

ラディアス ルディウス > 「ルディ、あの子よくね?」
「いかにもラディ好みですねぇ…」
「つまりお前好みでもあるだろ」

双子が吟味した先には温泉上がりらしき無防備な女性。
視線を合わせた後に立ち上がると、颯爽と二人で声を掛けにいき、そのまま部屋へ連れ込んでお楽しみが始まるのだろう──。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からラディアス ルディウスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にケーティスさんが現れました。
ケーティス > 「南の~ 南の大王が~♪」

今日も今日とて仕事が終わったその後の湯浴み。
どろどろになった身を洗い流してさっぱりすれば、数ある湯船の中から濁った湯が湧き出る露天風呂へと足を運んで…身体を浸かる。
身体中を駆け巡るなんとも言えぬ心地よさに気を良くしたのか、いつものように鼻歌交じりに…普段と違うのは調子の外れた歌詞も混じっていることだ。

一通り暖まった後は、縁石に腰掛けてちょっとした足湯状態。

火照った身体を撫でる風が心地よくて瞳を細めた。

ケーティス > そんなこんなで気が済むまで温泉を楽しんでいて――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からケーティスさんが去りました。