2022/08/07 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴露天風呂」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──ぶえぇ~い……」
日の高い時間帯。
太陽の下、変な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。
湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。
「……うむ、今日もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」
ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。
そんな男の近くでは、なにやら小さな物体がプカプカと浮かび、湯面が波打つのに合わせて揺れている。
それは銀色のボディに赤いつぶらな瞳の、アヒルのおもちゃだった。目的は不明だが、男が持ち込んだものようで。
陽光を照り返すそのアヒルに時々ちらりと視線をやりつつ、男はのんびりと湯を楽しみ続けていて。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴露天風呂」にミカエラさんが現れました。
■ミカエラ >
スパイとして仕えている王侯貴族に使える中。
たまには休暇でもと暇をもらい訪れた温泉宿。
その露天風呂にタオル一枚の姿で入ってきて。
「あら……先客がいたのね……。
ご一緒に失礼します」
すでに人がいると申し訳なさそうに首を傾げつつ。
湯に入るときは別段隠すこともなくタオルをどけて健康的に引き締まった体をさらしつつ湯につかり。
■エレイ > 「──む?」
露天風呂へと近づいてくる足音に気づいて顔を向ければ、やがて現れたのは
褐色長耳の女性の姿。
向こうもこちらに気づきながらも、特に躊躇もせず湯船までやってくる様子を目で追って。
「やあやあドーモッ。何、気にすることはない。ここは公衆の場だし、
何より一人で暇だったからむしろ歓迎という意見」
かけられた声に笑顔でそんな返答をよこしつつ、タオルの下から晒された肢体や、
その横顔をジロジロと無遠慮に眺めていって。
「……なかなかいい度胸をしてますなあ。キミは……その肌色とその耳、ダークエルフちゃんってことでエエのかな?」
頭のタオルでまた軽く顔を拭いつつ、楽しげにそんな問い掛けを。
■ミカエラ >
「そう言っていただければ助かります。
えぇ、裸を見られることには慣れてますから。」
無遠慮にみられることも本当に気にしていないようで。
人によっては逆に魅力を感じないだろうが彼はどうかとちらっと視線を送り。
「一応、ダークエルフの血は引いています。
父は人間ですが……たぶん、人間だと思いますので、ハーフになりますね」
父の生命力や魔族顔向けの残虐性を考えれば一瞬疑問に思うように首をかしげながら答え。
■エレイ > 「ほーお。そしたら、触れられるのはどうなのかね?」
慣れている、という返答に軽く眉を持ち上げ感心したような声を上げ。
悪戯っぽく目を細めれば近寄って、肩にひたりと手を添えながら尖った耳たぶに
顔を寄せて更に問いかけ。
「──たぶんて。まああそういう得体の知れない人間もいるモンではあるが……
ともかくハーフであるか、なら人里にいるのも納得ではあるな」
微妙に曖昧な答えにこちらも首を傾げつつ。まあ、人間か怪しいレベルという点では
自分もあまり人のことは言えないが、と内心苦笑して。
「ああちなみに俺は謙虚な旅人で冒険者のエレイというのだが呼ぶ時は気軽に
さん付けで良いぞ。君のお名前も聞かせてもらっても?」
それから、ふと思い出したように笑顔でそんな自己紹介を繰り出し、続けて相手の名前も訊ね。
■ミカエラ >
「そちらも、もちろん……」
近寄って肩に手を添える相手に横目で視線を送りつつ。
最後まであえて言わずに小さく笑みを浮かべ。
「私はミカエラと申します。
よろしくお願いします、エレイさん」
隠す様子のない相手の体を上から見ていき。
湯に隠された下半身まで視線を落とし。
■エレイ > 「フフ、なら話は早そうではあるな。じゃあミカエラちゃん、ちょいと
頼みたいことがあるので来てもらえますかな」
彼女の視線と笑みにこちらもニンマリ笑って。ゆっくりと立ち上がって湯から
その男らしい鍛えられた身体と、まだ屹立はしていないがそれでも十分に大きさが
見て取れるモノを彼女の視界に無遠慮に晒しつつ、笑顔で手を差し伸べ。
彼女がその手を取れば、男は彼女をウキウキと洗い場の方へと連れてゆくだろう。
■ミカエラ >
「ふふ、いいですよ。
なんでしょうか」
本来なら今日はオフであるため、誰かのためにしてあげる義理はない。
しかし、相手についていけば何かと面白そうだと本能的に感じ。
相手の手を取れば洗い場までついていくだろう。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴露天風呂」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴露天風呂」からミカエラさんが去りました。