2022/05/17 のログ
■グライド > (疲れを癒すのに、温泉の良さは別格である
生憎ながら、そう短い間に何度も訪れる事が出来る場所では無いが
逆に、偶に楽しめる場所であるからこそ、価値があるとも言えた
肩まですっかりと湯に沈んでいれば、岩陰の姿を認める事は難しかったであろう
半ばうとうととして居た所に気配を感じたか、片腕を湯から上げて、顔を軽く拭う
先客に気付いている様子こそない、が、其の湯音は恐らく、静かな中には
小さくも、はっきりと響いただろうか。)
「――――……やぁれ…久しぶりに寝過ぎた弊害かね…。」
(――あまり睡眠にありつけなかった、依頼の最中
この宿についてから、借金の返済とばかりに、ずっと眠って居た訳だが
其の眠気を、まだ引きずって居るのやも知れぬ。 ……いや、十分に寝た筈ではあるが)。
■アライダ > 水音は、女の耳にはっきりと届いた。
先客の存在に気付きはするものの、まさか男とは思わず。
だが、続く独り言に、ぎくりと身を固めた。
男性がくつろいでいるところに後から入ったのであれば、どう考えてもこちらが痴女には違いなく。
「……すまない、先客が居たとは思わなく……」
謝罪の言葉は、相手が何者か見定めると同時に、ふっと潰えた。
「……グライド?」
知った男であれば、いまさら臆することもなく。
だが、それはそれとして戦場で会うのとは別の、私用で裸体で顔を合わせる気恥ずかしさはあり。
「……こんなところで再会するとは、思っていなかったな……。息災か」
相手からギリギリ見えない場所を探し、ちゃぽりと風呂に身体を沈めて。嬉しい再会には違いなく、声には、羞恥と喜色が同時に滲んでいただろうと。
■グライド > 「―――――……おう?」
(声が響いて、漸く。
己以外に、誰かが此処へ訪れている事に気付く
何時の間に、と、随分己が気を抜いて居た事へ眉を顰めながらも
続いて、何処か覚えのある声色に、遅れて視線を其方へ向ければ
其処に在るのは、見知る顔。 戦場以外で顔を合わせる事なぞ、余り無い相手。
珍しい、と、一寸瞬き、それから、ふ、と口元に弧を描けば
ゆうらり、片掌を掲げて見せるだろう。)
「……偶然も偶然じゃねぇか、元気そうだな、アライダ。
何とかこっちも、無事に健在って所だよ。 ……何よりだ。」
(互いに、戦場から帰れて居る事。 まだ、しぶとく生きて居る事。
簡単に、見知った顔が死んで行く中で、こうして無事に再会出来るのは、幸いだ
此方の視界から、外れる様にしてまた物陰に消えた相手を見つつ
己もまた、この再会を隠すことも無く喜べば。
少しばかり揶揄う様に、壁越しに言葉を投げるのだ。)
「……隠れちまうのか? ……勿体ねぇな。
折角の良い女を、堪能させちゃくれないのかい?」
(――自ら、動く訳では無い。
声だけはけれど、そんな風に女を誘うのだろう。
此処は戦場ではない。 雇い主の違いでは、切り結ぶ事も在る相手だが。
敵でも味方でも無いなら…ただ、同じ死地を潜り抜けた、同胞の様な物、だ
他の連中に比べて、気安い声が響くのは、だから、だろう)。
■アライダ > 死んでいなくてよかった、だとか。
まだ敵でなくてよかった、だとか。
傭兵稼業の再会には、色んな安堵がつきまとう。
相手がゆったりとこちらへ手を上げるのが見えれば、恥じらっているほうがかえって恥ずかしく思える。
だが、「いい女」などと呼ばれてしまえば、悪い気はせず。
「……はは。お前の軽口は、なかなか気分が良いよ……」
恥じらいを飲みくだして、ざぱりと立ち上がり、相手の視界へ裸体をはっきり映しただろう。
隠して恥ずかしがっている間のほうがよほど、羞恥心を増していくのは経験則で理解している。
一歩歩くたび、たわわに実った双丘が柔らかく揺れる。
きれいに引き締まったウエストも、筋肉の引き締まった脚も、湯けむりの中にその輪郭を現しただろうと。
もっとも、生傷の多い裸体は、決して手放しで美しいと呼べるようなものではないかもしれないが。
相手が手を伸ばせば届く程度のところへ、ちゃぷりと腰を落ち着けて。
久々の再会を果たした同類……否、同胞が息災であるのを見れば、安堵感もあり。
■グライド > (実力は必要だ。 強さが必要だ。
だが、其れでも戦場から無事に帰れる保証は無い。
運、策略、様々な要因で、人は、簡単に死んでしまう。
今宵は再会出来た、だが、次も叶うとは限らない
だからこそ、"今"を何よりも大切にするのだ。 ……勿体ぶる事も無い。)
「はっは、そう言って貰えりゃ、冥利に尽きるな。
……嗚呼…、……やっぱり相変わらず、良い女の儘だぜ。」
(――女が、こちら側に姿を現す。
戦場で負ったであろう無数の傷に塗れた肉体は、されど
女自身の歴史と、其の勇猛さを何よりも雄弁に表している
其れは、その美しさは、戦いを知らぬ町娘や、貴族娘の其れとは別だ
万人にはそうでなくとも、少なくとも、己が目にとっては
美しさを、抱く裸身で在る事は、間違い無かった
――自然と片腕を伸ばし、相手の腰に添わせる
湯水へと腰を下ろす其の身を支えてやるようにしながら。)
「―――――……相変わらず、兵の数は足りてねぇらしいな。」
(其れは、タナールやハテグの戦場へ、投入される戦力の事。
不足しているという事は、自分たちの様な輩の仕事が溢れて居ると言う事ではあり
――相変わらずこの国が、平穏とは程遠いことを、表していた)。
■アライダ > 「あまり褒めるなよ、くすぐったくなる」
少し苦笑して、相手の腕が寄越す支えの世話になり。
「どの前線も大した代わりはない……。おかげで食えているから一概に戦争を悪くも言えないしな。だからたまにこういう場所に来ると……、実にゆったりと過ごせるよ」
少し肩をすくめて笑って。喧騒から遠のいた穏やかな温泉だ。怒号の聞こえない場所で噛みしめる平穏さはひとしおいに違いなく。
「今回の休憩が終わったら、また戦争の手伝いに出る。……忙しくなる前に、グライドの顔が見られて、今回はついてたな」
湯船に肩までつかりつつ、相手の方へ少し体重を預けて。鍛え上げられた屈強な身体にもたれるように、湯船の中に身体を沈めて。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアライダさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアライダさんが現れました。
■グライド > 「なぁに、素直に褒めさせろ。
何時、この口が動かなくなるかも判らねぇからな。」
(――小さく笑う。 真実だ、だが、あくまで戯言だ。
そんな事は、相手だって分かって居るだろう。
己もまた、戦場に出る事は変わらない。 同じ戦場とは限らない。)
「……そうか。
運が良かったのは俺の方だ、戦場の烈女様を、こんな所で拝めたんだからよう。
……せめて、無事も願えるってもんじゃねぇか。」
(此方へと凭れる女に、ふ、と笑む。
再び戦場へと向かう相手に対して、己に出来る事等、無事を願って送り出す程度
腰に添えた腕を、その儘女の胴へと回して、其の掌を、緩やかに下腹へと乗せつつに
僅かだけ、双眸を細めて、湯霧の向こうを見た。)
「……、……難儀なもんだ。 俺様も、御前さんも、よう。」
(呟いて、そして、女を見下ろす。
――もう片方の腕が、女の胸元へ、静かに触れ、包みながら
自然、其の瞳を覗き込むよう、視線を重ねるだろう
何時か、出会った時もそうした様に。 出会う度に、そうして来たように。
今度こそ、これが最後になるかも知れぬと。 そんな、刹那を惜しんで)。
■アライダ > 「他のやり方で食えるような性分でもないだろ、互いに——」
与えられた刺激の心地よさが好きで、相手の腕の中で身体がふんわりと弛緩していく。
命のやりとりを心底から嫌っていて務まるような仕事でもない。
「……っ、……ぁ……」
胸の先が相手の掌の中で擦れて、小さく声を漏らす。
視線は相手の顔へ向けたまま。
濡れた色をはらみながら、吐息を乱させる小さな快楽へ、足の先からゆっくりと沈み始める感覚があって。
こちらも相手の身体に触れたくなって、手を伸ばす。頬を撫で、相手の膝の上へと、腰を落ち着けようとし。
叶うのであれば、正面から向かい合う格好で。
「——グライド。今生の別れみたいな顔を、するなよ。明日死ぬにしてもだ。お前が私を覚えていてくれれば、真の死なんて訪れないんだよ。私もお前を、死なせやしない」
反論が出る前に、唇を塞いでしまおうと。叶うのであれば、相手の下唇を優しく舐めて、軽い接吻を施そうと。
■グライド > 「……昔は農夫の生まれだったんだがなぁ…。
……今じゃ、野菜を育てるって掌でも無くなっちまったか。」
(ガキの頃は、という注釈付きで告げれば、竦める肩
他の道なぞ無くなって、鎧を身に着けた日から、此れ以外の生き方は知らぬ
腕の中、微かに零れ行く女の、艶やかな音色を耳にしながら
女が此方へと向き直るなら、其れを制しはすまい
改めて其の腰に、己が両腕を回して、其の身を抱えながら。)
「―――――……ったく、良い女だこって。」
(――笑う。 そうまで言われたなら、きっと、己は不死身であろう。
女の言う死が、女が生きて居る限り訪れはしないと言うのなら
珍しく、後ろ暗い言葉ばかり口をつく己への気休めには、十分だ。
重なる口付けに、応えるように己からも唇を重ね
触れる軽い口付けを叶うなら、深く、貪り合う其れへと変えて行こうとする
柔く舌を触れさせ、相手の舌を誘い、絡ませ様としながら
女の身を抱き寄せ、互いの隙間を無くしては――其の下腹へと
触れる、雄の形。 膨れ上がり、反り返る、熱の楔の存在を押し付けて。)
「―――――……、……なら、辛気臭い話は、此れで終わりだ。
……有難うよ。 俺様にしちゃ、らしくもねぇ。」
■アライダ > 「農夫の生まれか。それは…、思いもよらなかったな。てっきり生粋の、戦いしか知らない男かと思っていたんだが。……だが確かに、お前には、性根の優しさのような、温もりがあるよ。グライド。だから、話していると穏やかになれるんだろうな」
殺すのではなく培うための手だったのだと思えば、我が身に触れるその五本指もまた感慨深く思えて。相手の手の甲へするりと指を這わせて、相手の手を、手の甲側から包むように、指の股に自分の指を絡める戯れを。
相手の首筋に、もたれるように顔をうずめて頬を預けながら、肌の重なりに、ふ、と小さく吐息を漏らして。
与えられた口づけには、こちらからも積極的に応えて。相手の舌を迎え入れながら、舌先と舌先を絡ませて。最初の、粘膜同士の擦れ合いに、ひくりと時折腰を震わせながらも、目元は歓迎するように細まって。
自分の腹部に相手の剛直が押し当てられれば、自分の腰を、すりすりと軽く上下に動かし。自らの陰核を、相手の熱へとこすりつけて、自慰じみた快楽を先につまみ食いして。
快楽に流され始める意思の中で、拾った相手の言葉に応えるように、唇を耳元へ寄せて。
「アンニュイな、らしくもないお前も、好きだよ……。物憂げなくらいが、お前ぐらいの色男にはよく似合う」
言葉の合間にも、小さな突起が、くにくにと相手の陰茎の凹凸で擦れて。淫蕩に快楽へ溺れながらも、相手の額へ一つ、キスを施しただろうと。
■グライド > 「戦で畑が焼かれちまってな。 今じゃすっかり戦場の真っただ中でよう。
結局、生きて行く為にゃ他に手段も無かったって訳だ。 ……くく、どうだか、大分捻くれちまってるぜ?」
(果たして、自分では優しいなぞと主張出来はしない。
女の評価に関しては、笑いながら、実感は無いと肩を竦めて見せるだろう
絡まる指先を、己からも絡め返し、柔く握り締めてやれば
両掌を繋いだままで、緩やかに互い、合わせる様に腰を揺らし行く
押し付けられる陰核の尖りを、己からも擦ってやる様に熱塊を押し付け
時折、裏筋の凹凸で、包皮を剥き上げてやりながら、摩擦を増やして行く
口付けも、また、離れては重ね、重ねては離れ、幾度も繰り返しながら。)
「やめろい、大抵の事なんざ笑い飛ばしてる俺様の方が、らしいってもんだ。
……でも、ま…、……そう言われちまうと、其れも悪かない。 ……お前さんに言われるとな。」
(額への口付けに、片眉跳ね上げた後で。
口端吊り上げ、御返しとばかりに女の耳元へ、擽る様に唇を触れさせる
鼓膜へと直に流し込む、女への、感謝の言葉と共に
下腹へと押し付けて居た熱塊を、女の陰唇へと押し当てる様にして、ずるりと押し込ませ
――膣孔へ、そして陰核の根元へ、擦れ合う様に熱塊を擦り付け、女の快楽を、煽って行く。
その先端が、雁首が、菊孔へと届いて擦れるほどの剛直で在る事を教えながら
湯の中、湯とは異なる身体の、熱し行く様を、共に感じ合い
そして、囁くのだ。 女が、欲しいと。 他の誰でもない、己を生かしてくれる、この女を
今は、何よりも欲しいのだ、と)。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアライダさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグライドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアライダさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグライドさんが現れました。
■アライダ > 「畑が焼かれる光景は、胸が痛む。…これまでの手間暇も、これからの生活も全て叩き壊されるようで。……優しいさ。女の扱いを見ればわかる」
相手の言葉に少し笑いを漏らしていたが、それもやがて、快楽に呑まれ始めて、恍惚に近い色を帯び始め。
曖昧な喘ぎをこぼすたび、唇が吸われて。互いの吐息を甘く絡め合いながら、うっとりと身体を預けていき。
湯船の中で、じゅぷじゅぷと、蕩けるような刺激が自分の奥へと入ってくるのが分かり。
もっと奥まで犯して欲しくて、一度腰を浮かせて抜き出した後に、ゆっくりと自分で腰を沈めて、奥の心地よい場所を掠めさせて。
「……ん、….っ、……」
控えめに声を堪えながらも、膣壁はひくひくと震えて歓喜したのが伝わっただろうと。
相手を見つめる表情は、耳元へ囁き与えられた言葉や吐息に、紅潮して。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアライダさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアライダさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアライダさんが現れました。
■グライド > 「……そりゃあ、実際其の通りさ。
だが…挫けてる余裕も無かった。 さもなきゃ、餓えちまう。
そう言う意味じゃあ、良かったのかも知れねぇな。」
(――中途半端な希望すらも、跡形無く消え失せて仕舞った事が。
最早、畑を取り戻すという選択肢すら奪われた事で、開き直れた事が
恐らくは、今に繋がって居る。 ……其れが幸いだった、とまでは言えないが。
緩やかに、腰を揺らしながら、女の腹をゆっくりと押し開いて行く、感覚
鍛え上げられた身体の内側は、熱塊を食い締め、されど歓待する様に包み込み
呼応する様に震える砲身が、先端を、女の奥底へと擦らせるのだろう
容易に奥へと到達する長大さが、根元まではまだ押し入らぬ
掠めた刹那、震えた女を感じ取れば、口元に、にぃと弧を描いた後。)
「―――……誰も、いやしねぇよ。」
(居ても追い払うだけだ、と、戯言めいて呟き。
一度、腰を引いて熱塊を、大きく抜き出した後――大きく深い動きで、奥底まで
掠めるだけではない、膣肉を押し開き、襞を引き延ばして、子宮孔を甘く拉げさせる
そうして、ゆっくりと、奥を揺すり立てる様にして、腰を押し付け、密着と結合を強めれば
優しい、なぞと己を表した女の言葉に、合わせたみたいに
湯の中、女の胎を奥から、蕩かして行こうとするのだろう
疼きを煽り、熱を齎して。 ……戦士を、女へと、変えて行く為に)。
■アライダ > 自分の胎の奥深くへ、熱の塊が触れるのが分かる。
凹凸同士が擦れ合うだけで、腰が砕けるほど心地よくて、びく、びく、と数度背中が跳ねて。
「ぁ、……ッん、ぁあ……♡」
声に快楽を滲ませながらも、まだ堕ち切ることはなく。太ももがびくりと、不規則に跳ねて。
最奥をスリスリと、切っ先が擦ってくれるのが気持ちいい。弱点を、もっと擦って欲しくて、相手のタイミングに合わせて自分もゆったりと腰を揺らして。
相手も心地よくなれるよう、ぎゅ、と奥で熱芯を締め付け。とはいえ、相手が腰を動かしてくれるたび自分の膣は、嬉しそうにひくひくと震えているのだが。
「……グライド……ッ……」
仮に、誰かが見ていたところで自分にとってはどうでも良い。ただ一人、グライド本人を除いて。
はしたなく乱れる姿を見られる羞恥と同時に、相手への慈しみに似た気持ちが湧いて。
豊満な胸が、しがみついた相手の胸筋に押し潰されて、柔らかく形を変えて。
相手の熱が内側を擦り上げるたび、裏側から陰核を潰されるような電流がビリビリと走って。
「……もっと、奥……」
うっとりと、相手の耳元へ。先程の意趣返しのように唇を寄せて。
「孕ませて……。お前を永遠にしよう、グライド……」