2022/04/14 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」に繰黎さんが現れました。
■繰黎 > 「ぅーん…此処で、味わえるとは。思わなかったな――ぁ…」
(うっすらと湯気の立ち上るかのような湯上がり風情。
ほんのりと上気したままの肌と…その上をのたくる蛇にも似た呪の紋様すら、あまり気を使って隠そうとせず。
だらけた浴衣姿で、宿屋の縁側に腰を下ろしている。
そうやって舌鼓を打つのは、宿で用意してくれた冷酒。宿の様式に似合うそれは丁度。少女にとっては、故郷の味に近かった。
お陰で上機嫌に足先をぶらぶらさせながら、一口、また一口。嗜んでいる真っ最中。
先日かれこれ、のべ三桁は犯されたのではないか…等という、実に酷い目に遭ったのだが。
これでようやく人心地つけた、そんな気がする。
「……まぁ、あれはあれで…」
気持ち良かったけど、と思ってしまう辺りのズレっぷりは。残念ながら元よりの物であり、改善し様が無いのだけど。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグライドさんが現れました。
■繰黎 > (暫く、一人手酌の酒盛は続く。
のんべんだらり。これで漸く落ち着く事が出来たなら。
…また次の夜からはきっと。誰かが呪われ、厄に堕ちる日々がやって来るのだろう――)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」から繰黎さんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグライドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 貴族向け貸し切り浴場」にヴィルヘルミナさんが現れました。
■ヴィルヘルミナ > 【待ち合わせ中です】
ご案内:「九頭龍の水浴び場 貴族向け貸し切り浴場」にイェンさんが現れました。
■ヴィルヘルミナ > 訓練場で決闘を繰り広げた後、二人は汗やら汚れやらを流すべく同じ平民地区にある有名な老舗旅館に向かっていた。
この旅館には貴族向けの貸し切りサービスがあり、ヴィルヘルミナも学院に通う間、予め契約していたのである。
その脱衣所にて…。
「ここは貸し切りだから他の客は入ってこれないわ。遠慮なく楽しんでいいわよ?」
汚れに汚れた制服を脱ぎながら、ヴィルヘルミナが言う。
上着を脱げば、汗で貼りついた白いブラウスが、そこから透けて見える素肌も露になる。
しかしながら、胸元は血でぐっしょりだ。
「はぁ…後で新品届けてもらわないといけないわね…」
ヴィルヘルミナはイェンに少しばかり恨めし気な視線を向けつつ、それのボタンも外していく。
その下にあったのは、少々大人びた黒の高級下着。スカート、タイツも脱げば、下も揃いのショーツ。
それも躊躇なく外せば、たわわに揺れる豊満な胸と、まだ瑞々しい無毛の秘所が露になる。
「ほら、早く脱ぎなさい?入るわよ」
備え付けのタオルを片手に、ヴィルヘルミナは浴場へと入っていく。
■イェン > (普通の制服に見えて安物皮以上の防御性能を持ち、汗も乾きやすく、汚れもつきにくいという高性能の支給品ゆえ、一通り土埃を払い落したイェンの姿はそれほどみっともない格好では無かったはずだ。それでも長時間に渡る訓練の後、地に倒れ込む程の手合わせを行ったのだから、肌にはべたつきを感じるし、乙女としては匂いも気になる。そのため、勝者たる彼女から浴場への伴を言いつけられた事は、イェンにとっても悪くない話だった。そうして案内されたのが、王都に聳える東方風の巨大建造物《九頭龍の水浴び場》で、以前から気になってはいたけれど中々利用する機会の無かった場所という事もあり、澄まし顔の留学生は密かに心を弾ませていた。)
「――――そうですか、それはありがたいです。」
(あまりきょろきょろするのも恥ずかしいので最小限の目線だけで、それでも物珍しげな様子が滲む周囲確認を行っていたイェンだったが、脱衣所に他の利用者がいなかった事に合わせて貸し切りという情報を耳にして安堵する。異性に見られてとて恥ずかしくないどころか、むしろ彼らを魅了するに相応しい美身を作り上げたという自負はあるも、異性経験のほぼ皆無である生娘の羞恥がそれで消えるわけでもないのだ。出会ったばかりとは言え同性の、それも同い年の学友と二人きりなのであれば恥ずかしがるようなことでもない。ローブを脱ぎ落し、リボンタイを解き、ニーハイソックスから長脚を引き抜いてと、順調に脱衣を進めていく。手を止めることなくちら、と傍らに紫水晶を向けたのは何となく。)
「………………………」
(思わず見惚れた。高慢ちきなお嬢様の身体が優美なボディラインを描いている事自体は着衣の上からも見て取る事は出来ていたが、その中身は想像以上に美しかった。無駄なく鍛え上げられた肢体は引き締まり、それでいて双乳や臀部はイェン以上に健やかな発育ぶりを見せている。豊満な乳房の先の楚々たる色や、ツルンとして可愛らしい秘所についついあからさまな目を向けてしまっていて)
「―――――……ッ! は、はい、すぐに」
(彼女の声掛けにはっとして白皙の頬に朱を昇らせたイェンは、慌てて残りを脱ぎ捨てて、きちんと畳んでいない事に一抹の後ろ暗さを感じつつも、備え付けの小さな白タオルを手に伯爵令嬢の後を追う。)
■ヴィルヘルミナ > 流石貴族向けというべきか、高級感ある白を基調とした内装は気品の溢れるもの。
種類はいくつかあるようであったが、今回の浴場は正統派のマグメール風だ。
ヴィルヘルミナは徐に備え付けの風呂桶を手にし、浴槽の湯を浴びる。
不快な汗が幾分流れ落ち、水気が彼女の白い肌を艶めかしくてからせる。
そして、温度のためかほんのりと肌は朱に染まる。
「とりあえず、まず身体を綺麗にしましょうか。髪はお互い自分で洗うとして…」
ヴィルヘルミナはシャワースペースに向かう。
備え付けられているのはシャワーの他に、シャンプーやボディーソープを出してくれる魔導機械。
ヴィルヘルミナはそこに手をかざすと、流れ落ちてきた香りの良いシャンプーで、自身の長い金髪を丁寧に洗っていく。