2022/01/16 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアイバーニアさんが現れました。
アイバーニア > 「……ぁ……熱い……」

(水浴び場にあるミストサウナ、焼いた石に水をかけて水蒸気を発生させるタイプのやつだ。木製の密室に階段状の腰掛け)

「熱すぎるのは無理だけどこれはなかなか…」

(サウナを起きに召している様子のエルフは、いつもの三編みをお風呂仕様で頭の上にお団子に結び、じっとりとかいた汗と部屋の湿気で巻いたバスタオルが肌に張り付く。近視用も眼鏡がないので周りがいまいち見えないが、まぁどちらにせよこれでは見えない。)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にコルボさんが現れました。
コルボ > 「……っと。」

ミストサウナの部屋を扉を開いて入って来たのは一人の男。
以前自然地帯で邂逅した”情報屋”

「お? ニーアじゃんか。だいぶ街での娯楽満喫してんな。
 ……と、そうだ。ちょっと待ってな」

貴女を認めるなり片手をひらひらさせてから、声をかけて外に出て。

しばらくしてから両手に結露したグラスを二つ手にして。

「軽くいっぱいやりながらどうだ? 奢るぜ」

 度数の低いキンキンに冷えた果実酒を煮えたサウナで堪能しないかと。 

アイバーニア > 「ぁ~……こるぼ……?」

(偶然入って来た人物が知人であることは声でわかって、若干ぼんやりとした様子で返事をすればすぐ出ていってしまった。首をかしげていると)

「……全く……サウナで飲酒なんて体に悪いよ?……そういうの嫌いじゃない。」

(ため息一つ、でもなんだかんだといいお誘いだとグラスを受け取ろう)

コルボ > 「知らなかったのか? 人間てな悪いことの中に娯楽を見出すものなんだぜ?
 後からアイスも持ってきてやんよ。
 あっつい中でキンキンに冷えたもんを食うのは最高だからな?」

グラスを手渡しながらごく自然に隣に腰かけて。

「ニーアだって暑いところ旅するのに冷えたもの食べられる魔法とか用意してないのか?」

 あれだけ快適な旅をしているのだから、そういう追求をして魔法を研究する。
 現状に満足しない、変える、よくするという意味では共感できるところはあるはずだと。

アイバーニア > 「アイスは流石にここじゃすぐ溶けちゃわない?……おいしい……」

(もらった果実酒を一口。味も嫌いじゃなくてなかなかオツであった)

「……まぁ色々あるけど……『水創成魔法(アクアクリエイト)』……」

(グラスを持ってない方の手のひらを上に向けると。そこに回転する水球が現れて、徐々に形をなす。)

「……『熱操作魔法(ヒートオペレーション)』……」

(そこに物体の熱を操作する魔法をかける、今回は形を作っていく水球の熱を急激に奪っていき)

「……こういうのに、凍らせた果物、風魔法ですり潰してジュースにしたり……』

(はい、と手渡したのは。氷でできた透明なコップ。といってもサウナの熱ですぐに溶け出すが)

コルボ > 「すぐに溶けて熱くなるわけじゃないから、とろけた分もおつなもんだぜ?」

 魔法のように急速に熱を持つわけでもないのなら、その変化を楽しむのも一興だと。

「ほぉん。造型(メイク)まで一流だな。
 趣味で色々試してるうちに下手な料理人より技術が身についてそうなことしてんなあ」

 氷のグラスを受け取ると、しげしげと眺めながら、しかし溶ける前にグラスから少し果実酒を移して飲み干して。

「てか大丈夫か? 滅茶苦茶ふらふらしてんじゃないか」

 いいつつ、サウナの焼き石に軽くひしゃくで水を振って蒸気を巻き起こす。