2021/12/27 のログ
エレイ > やがて満足すれば、湯から上がってのんびりと場を後に──
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にファイネアさんが現れました。
ファイネア > 備え付けの浴衣姿で従業員と会話する。
場所は廊下の一角。個室なども周囲には見えるだろう。
話していた内容は所謂『悪だくみ』というやつだ。
女性を発情させて何とかとか、男性を色香でカタにハメるとかなんとか。
そういうごく単純なもの。代わりに少々の報酬をもらう、など。
依頼という形ならやってもいーよと気楽に応え、ひとまずの話を終えようとするだろう。
ファイネアにとってはそう珍しい事でもないし、知っている従業員もそれなりにいる。

さて、終わろうとした矢先にふと物音を聞いたような気がして振り返る。
警戒するような従業員に、

「…あぁ、いいよ。上手いことやっておくね。」

そう言ってくるりと踵を返し。
部屋の入口、廊下の角、見ている者に視線を向ける。
痺れを誘発する蛇の視線。闖入者をそれで見つめながら、ゆっくりと近づいていくだろう―――。

ファイネア > 「ね~ぇ、今の聞いてたんでしょ?」

ドアの隙間から覗く瞳に、にこやかに話しかける。
麻痺した身体で、不思議そうにしかし怯えの色を浮かべる人間に。

するりとドアの中へと身を滑り込ませ、その後、どうなったかは…。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からファイネアさんが去りました。