2021/11/15 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──ぶえぇ~い……」
日の高い時間帯。
太陽の下、変な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。
湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。
「……うむ、今日もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」
ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。
そんな男の近くでは、なにやら小さな物体がプカプカと浮かび、湯面が波打つのに合わせて揺れている。
それは銀色のボディに赤いつぶらな瞳の、アヒルのおもちゃだった。目的は不明だが、男が持ち込んだものようで。
陽光を照り返すそのアヒルに時々ちらりと視線をやりつつ、男はのんびりと湯を楽しみ続けていて。
なおこの浴場は混浴だが、現在はスタッフの策略により入り口のみ女風呂と偽装されており、
そうと知らぬままうっかり入ってきてしまう客なども現れるかもしれない。
■エレイ > その後特に何事もなく時間は過ぎ……男はアヒルを回収し、湯から上がるとふらりと場を後にした。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアークさんが現れました。
■アーク > 今日もお仕事を終えた帰り道。
彫金やら錬金やら練丹やら細かい作業をこなし、
何となくお疲れモード。
明日は久しぶりに鍋とか包丁でも作ろうかと考えつつ、3畳程の更衣室で服を脱ぎ脱ぎ。
まさか、のぞかれているなど露とも知らず、ぱさり、ぽいぽいと籠に投げ入れられる布の服と露わになる少年の柔らかな体。
恐らく覗き見る事に快感を覚える紳士淑女のためのスペースなのだろうが、それは少年にとって知らぬこと。
裸になってから腰にタオルを巻いて、腰の脇で結び目一つ。
満足いく出来でにっこりと笑みを浮かべるといざ温泉へ。
がらりと浴場と更衣室を遮る戸を滑らせ小さな足で踏みだし、先ずは洗い場へと向かいとことこと進んでいく。
■アーク > 洗い場にたどり着くと、お尻の下が凹んだ不思議な風呂椅子に腰を下ろし、手桶に湯を溜めてから、持ち上げ頭の上でひっくり返す。
ザバァァという音ともに、降りかかる湯。
濡れた髪の毛思い出したように頭の後ろで結んでいる紐を解けば後ろから見ると女の子の様にも見えるが、少年の括れた腰、柔らかくまろみを帯びたぷにっとしたお尻。
掌にシャンプーを取り、シャカシャカと洗い始めれば、その目はキュゥっと閉じられており、隙だらけ。
■アーク > 泡だらけになる少年の髪。
泡が目に入ると物凄く染みるので今はぎゅぅぅっと閉じながら手を動かし、指で髪を梳いていく。
やっぱり短い髪の毛の方が良いかなぁ等と小さく思いつつも、髪も貴重な材料になるので何となく伸ばしている。
とりあえず、髪の先まで洗い終えればその泡を流そうと手を伸ばし湯をためておいた手桶を探し彷徨わせる。
■アーク > そんなこんなでのんびりと下時を楽しみ少年はお風呂を満喫するのであった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアークさんが去りました。