2021/11/06 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にミシェルさんが現れました。
ミシェル > 「はぁ~…極楽…」

湯船に漬かりながら、気の抜けた声を出すミシェル。
お湯の暖かさが、身体の芯まで染み込んでいく。
今しがた、遺跡の探検から戻った彼女は、数週間ぶりに湯船に浸かっている。
探検中の洗体などはほぼ水魔法によるシャワーしかなく、温かさなど望めなかった。
それだけに、ここの湯は身に染みる。

「入って正解だった…後は女の子でもいたら最高なんだけどな…」

周囲を見渡すも、浴槽の中からでは湯気でよく見えない。
浴場内も静かで、自分以外は誰も入っていないのかもしれない。

「……まぁ、長湯してたら誰か来るかな」

ミシェルは肩まで深く沈み込みながら、ぼんやりと脱衣所への扉を眺めていた。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からミシェルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にボブさんが現れました。
ボブ > (旅籠に泊まり、陽も高い真っ昼間の露天風呂に浸かっていた褐色肌の男は一旦湯船から上がり、
近くにある四阿にへと向かい、長椅子に腰掛ければ吹きぬける風で火照った身体の熱を冷ましていて)

「ふぅ~~~っ、たまたま今日会う相手の予定の都合が悪くなって、一日オフになっちまったけど、
こうして風呂三昧な一日を過ごすのもけっして悪くないよな」

(栗毛色の髪が風にあおられる様にフラフラと毛先が揺れ動き、
その傍の男の顔はすっかりリラックスしているかのような表情を浮かべていた。
ただ、その男の上半身の肌には幾多の切り傷、刺し傷の古傷痕があり、色々深い人生を過ごしていた事が見て取れるだろうか)