2021/09/05 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアークさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアズさんが現れました。
■アズ > 多くの客で賑わう温泉旅館。
天然のかけ流し湯や、マッサージ等のリラクゼーション施設が詰め込まれた娯楽施設に、水色の髪をした少女が一人。
真っ白なバスローブに身を包み、噎せるような熱気で満ちた岩場の部屋の中、うとうとと意識を虚ろにしながら寝転がっている。
今日は珍しく仕事もうまくいったので自分へのご褒美として、疲れを癒す岩盤浴を楽しんでいた。
かれこれ二十分。
疲れと共に汗を流し続けた少女はボーっと辺りを見渡しながら立ち上がる。
「この後はどうしよう。
せっかく来たし、美味しいご飯でも食べて帰ろうかな」
そんなことを呟きながら、出口に向かって歩く。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にサマベルさんが現れました。
■サマベル > (岩盤浴が出来る施設があると聞いてやってきた温泉旅館。
部屋を取って荷物を置いてから早速と岩盤浴を楽しめる施設へとやってきて、入口の脱衣場で服を脱いで白いバスローブを身に纏い、中へと入っていく)
「思ったよりも蒸し暑いですわね。でもこれくらいでないと汗を掻けないのかも知れないですわね……あら?」
(入り口から奥へ向かおうと歩いていると、前方からバスローブを纏った小柄な少女が歩いてくるのが見えて、にっこりと笑みを浮かべてはそちらへと近づいていく)
「こんにちわ。こちらの施設を使うのは初めてなのですけれど、岩盤浴は如何でしたかしら?」
(バスローブ姿でもスタイルの良さは分かり、胸元が広がっていて形の良い膨らみが覗き見えるどことなく艶っぽい雰囲気を漂わせながら少女へと近づいていく)
■アズ > 額や首筋に汗を浮かばせながら、ボーっと。
出口に向かって歩みを進めていると、開く扉。
ここの出入り口は自動開閉式だっただろうか?なんて間抜けたことを考えながら見つめていると、なんだ。ただ客が入ってきただけかと、熱っぽい息を吐き出した。
外から入り込む冷えた風が気持ちいい。
熱せられた体にはとても心地がイイ冷風。
その奥から岩盤浴へと足を踏み入れる色気を漂わせた女性に自然と目を奪われ、少女は一歩足を停めてしまう。
バスローブの上からでもわかる大きなお胸。
ここの岩盤浴は混浴じゃないからいいのかな、なんてことを思いながら再び足を踏み出そうとした時だ。
目の前の女から突然話しかけられた。
大人の笑顔ってやつだろうか。
凄く色っぽい。そして、どこか艶めかしい。
何か答えなきゃと、苦笑を浮かべながらアズは答える。
「うん。最高だったよ。お姉さん……?も、きっと気に入ると思う」
知らない人と話すのがあまり得意じゃないアズは、早々に立ち去ってしまおうと微妙な笑顔を浮かべたまま女の横を通り過ぎようと歩く。
出口に向かって、さっきよりも急ぎ足に見えた。
■サマベル > (近づいていくと良く見える少女の姿、元は色白であろう肌が色づいているのを見て美味しそうと目を細めてしまって。
それでも初対面の女の子にいきなり襲い掛かるのも、と一応は我慢して)
「そう?それなら良かったですわ……貴女はもう出るところかしら?
良かったら一緒に楽しみたかったですけれど、余り長く入っているとのぼせてしまいそうですものね。
教えてくれてありがとうございましたわ」
(お姉さん?と疑問形で言われたことに首を傾げながらも、最高だったと聞くと嬉しそうな笑顔を浮かべて。
可愛らしい子と一緒に楽しめれば最高であったものの、脱水症状を起こしたりのぼせて倒れてしまっては申し訳なく。
どこか急ぎ足で出口に向かっているのを見送ろうとするものの、横を通りすぎる少女の香りを嗅いでしまうと我慢が出来なくなって。
こちらに完全に背中を向けるタイミングでそっと後ろから抱きついてしまおうとする)
■アズ > 「うんっ。あまり長く入ってると気絶しそうだし。
何事もほどほどが一番だよ。それじゃ、またね。お姉さん」
実年齢よりも少し幼げな笑顔で別れを告げる。
薄々と目の前がどういう性格の人間なのか、アズは気づいていた。
こんな密閉された空間で二人きりになんてなってしまったら、何をされるか分かった物じゃない。
だから逃げるように岩盤浴を後にしようと思ったのだが、気づくのが少し遅かったらしい。
「っ……お、お姉さん……何してるの……?」
突然背後から抱き着かれればバランスを崩して倒れそうになる。
が、それを寸でのところで耐えて、慌てながら背後の女に問い掛ける。
彼女の大きな胸が背中に押し付けられて、それに加えて彼女の身体から漂う甘い香りに、アズの心臓はトクンと脈打った。
とにかく離れないとと、身体を捩らせるも、身体に力が入らない。
完全に逆上せあがってしまっている様だ。
■サマベル > 「次からは入るときに冷たいお水か何かを用意して入った方がいいかも知れないですわね。
もっとも、この熱気ですと直ぐに冷たい水も温くなってしまいそうですけれど」
(少女の言葉に確かにそうですわねと頷いて、それを避ける為に水を持って入った方がいいかもと呟いて。
そして後ろから抱きついて確保した少女の汗の香りを楽しみながら、自分の膨らみを背中に押し付けるようにしてくすくすと笑みをこぼす)
「何をしてるのって言われたらとっても可愛いくて魅力的な女の子に、後ろから抱きついているのだけど?
それにしても……全然抵抗しないのですわね?それとも抵抗できないくらい、のぼせてしまっているのかしら……?
それならここでしちゃうとますますまずいですわね……ぐったりして力も入らないみたいですし、私のお部屋へ行きましょう?」
(力弱く身体を捩らせる少女の白いバスローブの上から胸元を優しくまさぐるように撫でてみたり、首筋に甘くキスをして舐めて汗の味を楽しんだりとして。
ただこのままここで致してしまうと少女が完全に失神しかねないと思えば、耳元に唇を寄せて甘い声で囁いて吐息を耳へと吹き込もうとする)
■アズ > 自分よりも遥かにでかい胸の膨らみ。
柔らかくて、気持ちいい。
それはもう凶器と言っても過言じゃないくらい、凶悪な武器だ。
女の言っていることの半分以上がアズには理解できていなかった。
ただこの状況を誰かに見られたらと思うと、自然と頬が紅潮する。
早く逃げ出さないとと、焦りだけが募るけれど、身体はまったくいうことを聞いてくれない。
「はぁ……うっ、まって……どうして、そういうことになるわけ……?」
頭をくらくらさせながら、問いを投げ掛ける。
相手の部屋で何をされるのか、そんなのは容易に想像できること。
流れに身を任せてしまった方が楽なのだろうが、ほんのちょっぴり躊躇いもあって。
それでも、首筋へと押し付けられる女の口付けによって、そんな抵抗心も簡単に消え去ってしまう。
唇と舌が首筋を這う度に、アズは吐息を漏らして体を揺らす。
ゾクゾクと寒気にも似た感覚が背中を走り、すっかり体も出来上がってしまったようだ。
腰が抜け、立つこともままならない。
うっとりとした瞳だけが、じっと女を見据えていた。
■サマベル > (大きな膨らみを少女の背中にバスローブ越しに押し付けて、自分もわずかに快感を味わいながら少女もこの感触にまんざらでもない様子ににんまりと笑みを浮かべる。
逃げようにも力の入らない状態の少女を自分の方へと後ろから抱き支えるように引きつけて)
「貴女がとっても可愛いくていい匂いがしたからよ?
もう我慢出来なくなるくらい貴女が素敵だから、それが理由になりますわね」
(くすくすと笑いながら首筋から耳裏にかけてねとりと舌を這わして、耳元で囁けば耳朶を甘く唇で挟んで擦って。
刺激するたびに吐息を漏らして身体を揺らす少女に、感じてくれているのだと思うと嬉しくなり、完全にこちらに身体を預けてくる腰の抜けた少女のうっとりした瞳を見つめ返して)
「私の名前はサマベルと申しますの、貴女の名前を教えてくれますかしら……?」
(立つこともままならない少女の身体をこちらに向かせて、そっと膝裏と背中に手を回してお姫様抱っこをしようとしながら優しいながらも艶っぽいどこか妖しげな瞳で少女を見つめる)
■アズ > 「理由になってない……っ、んぅ……。
はっ……耳、だめぇ……あっ、ぅ……」
岩盤浴のせいか、はたまた耳への愛撫のせいか。
アズの顔は真っ赤に染まり切り、「だめ」と紡ぐその声には説得力を感じない。
甘くて切なげな声。それは相手を誘惑する声で。
「ふぅ、ふっ……ぁ、はぁ……」
身体にまったく力が入らない。
この熱さのせいで冷静な思考もできないまま、少女は女に抱き抱えられる。
結局こうなるのかと、溜息を零しながらも、アズは静かに自分の名前を口にする。
「アズ……ボクの、名前……っ、ふっ」
呼吸も絶え絶えな様子で告げて、手をぶらんと宙へ放り捨てる。
妖しく光るその瞳をじっと見つめながら、アズは諦めたかのように口を噤んだ。
■サマベル > <<場所移動致します>>
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からサマベルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアズさんが去りました。