2021/06/28 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 「おーんせん♪ おーんせん♪ ぽかぽかおーんせん♪」
ぽかぽか、というにはそれなりに暑い、夏に差し掛かる日
まだ空はばっちり明るく、気温もそれなりに高い
少年は、備え付けの井戸から桶で水をばしゃー、とかぶり
急いで温泉に入る。
温泉の湯はかなりぬるい。この時期こんなにぬるければ、冬ははいれないであろうぬるさである。
少年はそんなずっと入ってられるような温泉に両足を伸ばして、ゆっくりと肩を揺らしている
■シャルティア > ゆっくりと温まると。じゃばと温泉から出て、脱衣場にかけて出して、温泉から消えていく
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジーゴさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からジーゴさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジーゴさんが現れました。
■ジーゴ > 肉体労働の帰り。泥や砂埃にまみれた体をなんとかしたくてやってきた水浴び場。
稼いだ金をその帰りに使うのは好きではないけれど、今日は砂埃が獣の髪の毛の奥の奥まで紛れ込んでしまっているから、綺麗さっぱり洗い流したくて水浴び場に寄り道。
余り目立たぬように洗い場の端で、髪の毛を洗う。
泡立てた石けんが獣の柔らかい毛をもこもこにしていて。
手桶で泡を洗い流すと、普段のふわふわさの全くない普段よりも頭の小さく見える少年が現れて。
ふるふると、水に濡れた犬のように頭をふるった。
■ジーゴ > 奴隷でもできる労働には、この国にありがちな性的なものか、地を耕したり墓穴を掘ったり、とにかく体力勝負なものかが多い。
今日は、後者。一日中、何のために使うのかよく分からない穴を掘る仕事だったから、体は軋み指先の皮膚はめくれかけている。指に染みる石けんを気にしないふりをしながら、体に石けんの泡を伸ばしていく。
最近、筋肉が増した腕、そもそも腕の長さも伸びているような気がする。少しがっしりした首回りにも忘れずに石けんを伸ばしていく。
肩口から脇の下、背中まで石けんの泡を広げて。
以前は浮いていた肋骨の周りにも筋肉が付いてきたことが自分でも分かる。
自分の体が少しずつ大人になっていることは確実で、小さく溜息をついた。