2021/01/28 のログ
■リサ・エルバ > 「えぇいいわよ。
私も一人で入ってるのはつまらなかったから」
近づいてきて、訪ねてくれば当然のように肯定し。
相手が湯に入れば自らも体制を戻してふちに背中を預けるようにし。
「今日は仕事はお休み。
ちょっと最近いそがしかったからね」
そういいながら相手の肩に手を回して体を密着させるように引き寄せ。
見れば自らの下腹部かわずかに膨らんでいるのが見えるだろうか。
■タン・フィール > 「やったーっ…!
っふふ、一人でのんびり浸かろっておもってたけど、リサさんがいっしょだと、嬉しいっ…!」
と、お世辞のたぐいというよりも、いたって素直な感想。
しばらく、肌が濡れたままで歩き回っていたために湯冷め気味だった華奢な体が、
適温のお湯に浸かって心地よさそうにぶるぶる!と湯の中で震えて…
相手と縁を背に、一緒の方向を向いてくつろぎながら、
背中に回る腕に、ひゃっと肩を嬉しそうにすくめて、すすっと自分からも肩を寄せ、お湯の無重力の中で体を甘く預ける。
「そうなんだ、 いろんな意味でたいへんなお仕事なんだから、
カラダに負担にならない方のおくすり、ほしくなったらいってね?…って、あれ?
リサさん…なんだか、おなか、…まぁるい、の? これもしかして…?」
触れ合った肌、足、おなかとおなか。
彼女の肢体のしなやかさはそのままに、その丸みの感触に目を見開いて、尋ねるように首を傾げる。
彼女が許すならば、そっと小さな手を触れさせようと伸ばして、優しく撫でていく。
■リサ・エルバ > 「そうね、タン君が店に卸してくれるお薬のおかげでいろいろ助かってるし。
また何かあったらお願いしようかな?」
相手の言葉にお世辞半分、賞賛半分で語りつつ。
相手の手が下腹部の小さな膨らみに触れればクスリと笑みを浮かべ。
「ふふ、そ。
またできちゃった、まぁ私の仕事のやり方じゃ日常って感じだけど。
ひどいよね、女の子の体好き放題抱いて、無責任に孕ませて時には薬で短期間で成長させて生ませたり、流させたりするんだから」
そういう言葉とは裏腹に、客の子を孕んでしまうのはいつものことなのか口調は楽しそうで。
■タン・フィール > 「ぅんっ…♪ リサさんにも、リサさんのお店のひとたちにも、お世話になってるからー…
こんなことがしてみたいーって細かいオーダーでも、トクベツにこたえてちゃうね!」
媚薬・催眠・妊娠・避妊・堕胎・回復・下剤・肉体改造…
さまざまな用途の薬を彼女の店に卸しており、今のところは好評の様子で、
望まれての薬作り故か、罪悪感は無い。
…無いのでは在るが、ひどいよね、と言われれば、このお腹の子を、産ませるにせよなかったことにするにせよ、
そこに自分の薬が関係するとなると、なんだか気持ちは複雑で。
「ぅん…はじめてあったときも、リサさんお薬キマっちゃってて…『むせきにんに、はらませて♥』だもんねっ
このこは、どうするつもりでいるの?」
なで、なで、と円を動かすような動きで下腹部を、お臍の当たりを手のひらで撫でながら、
そんな母体となっている彼女の肌にスキンシップのように頬や二の腕で触れ、
正面から向かい合うように座ると、そのお腹を撫でる片方の手をなめらかな腹部を通過して乳房へ移動させ、優しく先端を弄り…
もう片方を、子種を受け入れた秘所になでおろして、
お湯の中でマッサージするように中指と人差し指でくすぐっていく。
■リサ・エルバ > 「ふふ、だってお仕事を別にしても。
孕まされたりするの気持ちいもの、仕方ないよ」
相手を脚の上に乗せ。
向かい合うようになれば体を支えるように両手を相手の腰に伸ばし。
「ん~あまり難しくは考えてないけど。
特に依頼はないし、産むのも面倒かなって思ってはいるけどね」
相手がなでる自らの胎を見下ろしつつ小さく肩を竦め。
こういうことが日常となってしまっては特別な人間としての完成はどこか欠落しているようで。
「タン君はどうしてほしい?」
相手の耳元に口を寄せて小さくささやき。
湯船で熱を持った吐息が相手の耳をくすぐり。
■タン・フィール > 「ふふ、やっぱり孕むのすきなんだ?きもちいーんだ?…どんなかんじ、なんだろ…」
小さなカラダは、湯の中であることも含めて相手に重さを与えず、
細い足を彼女の足に跨がらせて、
腰に回る手に、むにゅ、とお互いの半身が触れ合う。
「ふぅん、なるほど……♪
…っふふ、もし、あのときか、あのときか…どこかでの、
ボクのあかちゃんだったら…目の前で産むとこ、見てみたいかなぁ…」
温かい、いや、熱いとすら思える吐息が耳朶を撫で、鼓膜を震わせて…
しっとりと目を細めながら、ささやきへの返答。
幼子にして、この薬師も、業の深い稼業と生まれ持った魔性からか、
どこか欠落した愛着と欲望を吐露して。
■リサ・エルバ > 「ふふ、流石に会うの久しぶりだからタン君の子供って可能性は少ないかなぁ」
相手の言葉には苦笑を浮かべつつも申し訳なさそうに眉を下げてみせ。
「あ、それならこの子を早めにおろして。
今度はタン君の赤ちゃんしこんじゃおうか!
しばらくは孕ませNGにして、次に会うまで避妊しておくからさ」
名案を思い付いたかのように表情を明るくさせながら。
一般人が聞けば眉を寄せそうな内容を自ら提案して。
■タン・フィール > 「うぅん、そっかぁ。
…っふふ、ほんとぅ?…ボクのあかちゃん、孕んじゃうの…?
ああ!それじゃあ、ただおろしちゃうんじゃなくってぇ…
…このこも、今度、リサさんと『する』ときに、えっちに役立ってもらえるような…そんなお薬、つくっておくよ…♪
リサさんのお腹の中で育った子を、ぐにぐにいじって…♪
リサさんをお腹のナカから、めちゃめちゃにしちゃうような…♪」
ただ、成長させて産ませるでもなく、
ただ、堕胎させて胎を開けるだけでもない。
…ある意味では、ただおろしただけのほうが良いのかもしれない、
その生命を卑猥な欲望を満たすために使う、小悪魔どころか悪魔じみた発想が、
彼女の言葉と提案を受けて少年からも飛び出した。
「そうして、めちゃめちゃになっちゃったリサさんに、赤ちゃんはらませるの…♪ っふふ、とっても、たのしそう…っ!」
■リサ・エルバ > 「ふふ、そんなのも作れちゃうんだ、さすがだね。
そんなのでお腹の中ぐちゃぐちゃにされたら私も壊れちゃうかも、ね」
相手の言葉に興奮を隠せず、ぞくりと背中を震わせて。
「それじゃあ、それまで大事に育てておこうかな?
優秀な薬師には先払いを上げないとね」
そういえば相手の唇に自らのそれを重ね。
舌を咥内に差し入れれば相手の舌と唾液を交換するように絡め。
暫く味わってから顔を離せばお互いの間に伸びる銀糸を舌でなめとり。
■タン・フィール > 「ぅんっ…♪ っふふ、もしこわれちゃっても、
カラダも心も、何度でも治して…またこわすの♪」
歪んだ欲望を抱きあい、ぶつけ合える同士の、
とりとめもない、けれども過激な夢想と約束。
少年も、その欲望の発露に応えるという彼女の言葉と興奮している様子に、
熱いお湯に浸かっていても、一瞬背筋が寒くなるような、
背徳の喜びに打ち震える。
「んぁ、っちゅ、…は、 っむ…っ
ぅん、だいじに、してあげて…♪ お腹ですくすく育てば…
そのぶんだけ…♪おもしろいことになる、から…っ ん、く、ぅ…っ」
あむ、はぷ、と言葉を跡切れ跡切れになれるような、口同士・舌同士のまじわり。
しっかりと味わいあい、お互いの味が混ざりあった唾液を、こくこくと喉仏のない首筋が上下して嚥下していく。
唇を開放されるころには、のぼせあがったように顔を真赤にしてしまって、
お湯の底では幼い肉体に不釣り合いな、男の子の…雄の象徴が、びんっと揺らめく熱湯のなか、
彼女にまたがった姿勢のまま、脇腹をくすぐるように屹立してしまっていた。
■リサ・エルバ > 「おっきくなっちゃったね。
このままだと苦しいでしょ?抜いてあげようか?」
体格に見合わない一物を見下ろせ妖艶な笑みを浮かべつつ。
一物をそっと握れば軽くしごいてやり。
「ここではゆっくりできないからさっと抜く形になると思うけど。
後で宿に来ればしっかり抱かせてあげるからね」
■タン・フィール > 「……ぅんっ… くるしっ…
…おね、がい…リサさん…っ♪
…そのあと、宿で、いっしょに泊まってぇ… いーっぱい、しよっ…♪」
ふ、ふ、と弾む息を抑えきれずに、自分から腰を突き出すようにして、
指先でちゅこちゅことお湯の中で扱かれ、
その上下の動きに合わせて軽く湯面を波立たせながら、徐々に高ぶっていく。
そのうちに、ふたたび小悪魔めいた考えが頭をよぎって…
「……ねっ、リサさん…♪ おくちで、シてくれる…?」
と、お湯の中に下半身を漬けたまま、口でのプレイをおねだりする。
…すなわち、水中で、息をとめたままの口淫という、
快楽と苦しみが背中合わせのそれ。
■リサ・エルバ > 「ん?口でするのはいいけど……」
言葉にうなずきつつも。
動く様子のない相手を見れば小さく首を傾げ。
少し考えたのちに相手の言いたいことが分かればくすくすと笑みを浮かべ。
「ふふ、タン君はほんとに非道だね。
いいけど、死んじゃったり気絶しちゃったらお願いね。」
相手に告げれば一度相手を脚の上からおろし。
少し離れて距離を開ければ大きく息を吸って湯の中に顔を沈め。
そのまま相手の逸物に手を添えて位置を固定させるとともに自ら喉奥までくわえ込み。
奥を締め付けて刺激しながら舌で男根全体を舐め上げて刺激を与え。
■タン・フィール > 「ふふっ…でも、リサさんもこういうの、スキでしょ?
…でも、死んじゃっちゃったら、ヤだからね?
…もちろん、ちゃあんと助けてあげるけどぉ…♪」
くすくすと無邪気に、恐ろしげな提案をしながらも、
相手に強要ではなく快く受けいれられて。
彼女がお湯の中に沈めば、湯の中でなまめかしく乱れ、揺れる髪を撫でるように、
下半身に、肉棒に吸い付いた頭を愛しげに撫でていって…
ちゅぽ、にゅこ、ぬる、にゅくっ…
さきほど、手のひらでの扱きだけでも達してしまいそうなほど、
太く、固く、立派になった肉棒が、その後舐められ、
喉奥まで使って激しくむしゃぶりつかれても、まだ達さない。
10秒…20秒…
いまにも射精しそうでしないもどかしげな男根は、
しゃぶればしゃぶるほどサイズを増して、彼女に大口を開かせ、
喉を太らせるほど拡張していく。
徐々に苦しくなって口で息をしようとしても、青臭い先走りしか喉には入ってこない状況で、
彼女が窒息寸前で焦るか、ぎりぎりと苦しげに頬や喉を締め上げるほど限界極まってくれば…
ようやく、どびゅ!ごびゅるるるるるる!!!と、濃度と粘度の高い精液を吐き出していく。
それも、彼女の呼吸が限界に近い状態で、喉奥めがけて放たれれば…
文字通り「精液で溺れてしまう」かもしれない。
しかし、それもおかまいなしの行為と、射精量で…
■リサ・エルバ > 水中で息を止める苦しさをこらえながら頭を上下に動かし。
ほほ肉から舌、喉奥まで使って相手の逸物全体を刺激しながら射精を促し。
しかしそれでもすぐに達しなければやがて息を止める限界が近づき。
それでも自ら顔を上げるようなことはせずに奉仕を続け。
反射的に体が空気を求めれば自然とのどの締め付けは増していき。
逃げようとする本能を抑えるように相手の腿をつかめば義理っと力が入ってしまうものの。
相手が射精すれば朦朧とする意識の中、それをすべて受け止めれば胃に流し込んでいくものの。
自然といくつかは肺にまで流れてしまい。
びくびくと全身を痙攣させながらそれは舌やのどに伝わってさらに相手のものを刺激するとともにすべて吸い取るような力となって伝わり。
相手の射精が収まるころには全身から力が抜け腰や足が浮かび上がるものの。
カリが喉奥に引っかかったのか顔だけは浮かび上がらずにいて。
■タン・フィール > 「んぁっ…!!!… …ん、っく、んぅううっ…♪♪」
吐精感に、まるで放尿後のようにぶるるるる!とつま先から頭頂部までを震わせて、
呼吸を求め、命の危機と紙一重の奉仕が生み出してくれた快楽を浴びる。
そうして、長い、長い、断続的な射精が終わり、
彼女の咥内に、喉奥に、一部は、肺や気管にまでも、へばりつく精液を吐き出してしまって…
…ゆっくりと、ゆっくりと水中で腰を持ち上げ、
引き抜こうとしてもカリが喉奥にがっちりはまりこんで、なかなか引き抜けない。
しかたなく、縁側にお尻を乗せるように、
肉棒をくわえこませたまま重たげになんとか乗り上がって…
ぺち、ぺちと相手の頬を弱く叩きながら髪をかきあげて様子を見る。
意識はあるか、溺れて気絶しているか、それとも…。
いずれにせよ、蘇生のすべを無数にもつ少年は慌てることもなく、
どんな貌で、どんなにみっともなく男の子のいちもつにむしゃぶりつきながら果てていようとも、
うれしげにその表情を見下ろしているだろう。
「……~~~♪」
■リサ・エルバ > 相手が体を持ち上げれば力ない肉体は想像より重いだろうか。
いずれにしてもすぐに意識を戻すことはなく。
髪をかき上げれば生気のない、しかしどこかうっとりと蕩けるような瞳がのぞき。
喉は相手のものを受け入れすぎたせいか歪に歪んでいるのが見え。
最後に空気とともに押し出されたのだろう精液が鼻からあふれているという姿を晒し。
命すら男性の欲望のためにを風潮する、アングラ娼婦の役目を最後まで果たしていて。
■タン・フィール > 「~~~~~っ♪
っふふ、はなからせーし、出ちゃってる…っ とっても、ステキ、リサさん…っ♪」
うっとりと、意識が尽きるまで肉棒に食らいつき続けた相手を情愛のこもった、歪んだ愛着に満ちた瞳で見つめて、
ぐい、ぐい、と、
まるで釣れた魚の口から、釣り針を引き抜こうとするかのように、
意識を手放した彼女の口からなんとか雁首のひっかかりを解消し、引き抜こうと腰をぐいんぐいん揺らし…
かぽっと、とうとうはずれ、彼女の上半身をなんとか縁側にうつすと、
まるで死体…あるいは大きな人形で遊ぶかのように、よいしょよいしょと仰向けに寝かせ、
どん!どん!と丹田や心臓付近を、幼い力で目一杯、
わずかに魔力も込めた当て身で、心肺を蘇生するマッサージ。
それで目を覚まさなければ、脱衣所の自分の荷物から蘇生薬でもなんでも用意して、
やはり完璧に彼女を蘇らせるであろう。
そうして、その後二人は連れ立って温泉から上がり、
近くの宿へと、より背徳的な一夜を求めて…。
■リサ・エルバ > 「っ………っん、ぐ!が、は……っかは!あ、っ!」
相手のこぶしが心臓に叩き込まれればビクンと牽連するとともに息を吐き出し。
激しくむせかえれば中に残っていた精液の一部を吐き出すことで何とか呼吸を取り戻し。
「っ、はぁ……死んじゃったかとおもった……」
ある意味死んでいただろうが、生き返れば特に問題はないようにで。
笑みを浮かべながら手を伸ばして相手のほほをなで。
暫く休んでから相手とともに宿泊先の宿へと向かうことになるだろう。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリサ・エルバさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にトーラスさんが現れました。
■トーラス > 王都マグメールの平民地区に存在する老舗の旅籠。
その名物は宿の名前の由来にもなっている、遠く九頭龍山脈から
魔導機械を用いてはるばる汲み上げているという温泉である。
宿泊客は勿論、日帰りの入浴客にも解放されている温泉は、
日々の疲れを癒そうとする人々に好評を博している。
「ふぅ、……いい湯だなぁ、っとくらぁ」
そんな宿名物の露天風呂に浸かるのは中年の冒険者。
少々音程の外れた感のある鼻歌を口ずさみながら透明な湯に
肩までを沈め、両手両足をだらしなく水中にて伸ばし切る。
ごつごつとした岩で作り上げられた混浴の露天風呂には、
彼以外の客の姿が見えず、事実上の貸切状態を存分に堪能していた。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアミスタさんが現れました。
■アミスタ > ぱしゃん。と、遠くで水音。
貸切状態だった露天風呂に、誰かが訪れたものであろう。
……と思えば、少しの間が空いて、パシャパシャと水音が近づいて来る。
その音に視線を上げ、目を向けたのならば。
「……下手な歌」
何処ぞの夜に出会った少女が、開口一番に、鼻歌にケチをつけながら。
男の側に寄って来て、湯の中に腰を下ろした。
■トーラス > 立ち込める湯煙の向こう側から響き渡る水音。
この場が己だけに解放されているのでなければ、他の客が訪れるのも自明の理。
されども、中年男は持ち前の図太さを示して、音痴一歩手前の歌を披露し続ける。
「いい湯だなぁ、ははは…ん?」
傍迷惑なその歌声が不意に終わりを告げたのは、先程の水音が傍に近付いてきて、
更には、その音の主が、彼の歌声にケチを付けるような第一声を発した事による。
湯気が晴れて視界に浮かび上がる裸身の女を仰ぎ見れば、僅かに眉間に皴を刻み込み。
「うるせぇ。人様の美声にケチを付けるなんて……、
さぞ、お前さんは歌が上手いんだろうな、アミスタ?」
側にて湯の中に腰掛ける女に、口端を歪め、眉根を拗ねたようにへの字に曲げると、その名前を呼び。
■アミスタ > 体を覆うタオルの類は無い。引き締まった身体──或いは痩躯は、妨げるものも無く晒されている。
それを手で隠すような素振りもなく湯船に浸かって、それから膝を腕で抱えるような格好になった。
「ふぅー……」
細く長く吐き出す息。寒空の下を歩いて冷えた身体が暖められ、白い肌も紅潮していく。
そうして湯の暖かさを存分に堪能してから、頃合いとしては男の問いに幾分か遅れて、
「……酒場で歌えるほどじゃないけど、あなたよりは上手いと思う」
端的に言った。
「あと、美声という言葉の定義に首をかしげたくなる」
真顔で言った。
■トーラス > 肉付きの良さでは他者に劣るかも知れない女の肢体。
しかし、その肌の瑞々しい張りを、内側のうねる粘膜の熱さを、既に己は知っている。
惜し気もなく晒される裸身を、此方もまた隠す事すらなく遠慮せずに眺め、
一晩の激しいまぐわいを思い返して、好色めいた表情に頬肉を綻ばせる。
「おいおい、言ってくれるな。これでも酒場のお姉ちゃん達には好評なんだぞ」
酔っ払い、酒場でのどんちゃん騒ぎを起こす傍迷惑な客と成り果てる事のある彼だが、
金払いと気前の良さもある故に迷惑に思われていても面と向かって口にされる事はない。
そんな自慢にもならない事を口にしつつ、腰を浮かせて女のすぐ傍に迄、近寄れば、
左手を伸ばして、その腰に手を廻して、己の腕の中へと彼女の身体を抱き寄せようとして。
「まぁ、でも、確かに。……抱かれている時のアミスタの美声には負けるかも知れないな」
そんな冗談めいた言葉で揶揄いつつ、廻した左手を腰から脚の合間へと滑り落としていき。
■アミスタ > 腰へ回された腕に、抗うことはなかった。
引き寄せるまま身体を傾け、頭を、彼の肩にぽすっと預けるような格好に。
姿ばかりは従順に、いっそどこぞの恋人同士のような風情さえ見せながら、
「……酒場の店員の言うことを真に受けるのは……やめた方がいい。あれ、お仕事だから……。
人のいうことを素直に聞くのはいいのかもしれないけど、お世辞までそのまま受け取っちゃうのは……──」
吐き出す言葉は辛辣でもある。
が、その言葉の最中に、声音を揶揄され、内股へ手を滑り落とされた時には。
ぱしゃっ。
手が、湯面を弾いて男の顔へと湯弾を飛ばしながら。
「……それはそれ、これはこれ……酔ってるの?」
脚の方は、内股に男の手を挟み込んだままで、逃げようともしない。
■トーラス > 女の身体が、いとも簡単に己に引き寄せられ、肩に頭の重みが乗る。
嫌がる様子も見せず、従順に抱き寄せられる彼女の態度に下心に口端が吊り上がり。
「そんな夢も希望も無くなるような事を言うなよ。
だったら、俺のが凄くてお腹の形が変わっちゃうとか、俺の子供を孕ませてぇ、
……なんてのもお世辞だったのか?」
悪戯めいた嗤いを滲ませながら口にする台詞は、いつぞやの情事の際の睦言。
若干の脚色を加えながら、揶揄するように告げると、その意地の悪い笑顔に湯弾が浴びせ掛けられ、
思わず、咽るように咳き込み、右手で顔を拭うと頭を軽く左右に振って水滴を飛ばして。
「げほっ、ごほっ、……よくもやったな。こいつは仕返ししてやらないとな」
湯を顔に飛ばしながらも、手を挟み込んだ儘で逃げようとも払い除けようともしない相手に、
眉尻を持ち上げると大胆に差し込んだ手を股間へと押し付け、武骨な指を恥丘に這わせる。
温かな湯の中で指の腹を秘裂に宛がうと陰唇を掻き分けながら谷間を弄っていく。
■アミスタ > 「……歳を取ると、物覚えが悪くなるって聞いた。……本当みたい」
揶揄に軽口を返しながら、水の直撃を浴びせた愉悦に、口元がほんの少しだけ綻ぶ。
とは言え、表情の薄い娘だ。すぐにも普段のような仏頂面になった。
湯船の中、身じろぎもせず顔も変えず。遠目に見れば、何事も起こっていないように見えるのやも知れない。
「……んっ、……トーラス、そこ……は……」
けれども水面下では、ごつごつとした指が蠢くのを脚の内側に抱き込んで、這い回るままに任せている。
湯の暖かさで身体が解れているからか、まだ昂ってはおらずとも、指は妨げもなく陰唇を弄ぶだろう。
まだ吐息の湿度は、心地よい温度に晒されているからと言い訳が聞く程度のもの。
けれども、玩弄を続ければその内に、少しずつ、声も甘くなり始めて──
「……部屋代と……今日明日のご飯代、そっちが持ってね……」
そう耳元に告げる声と共に、ぱしゃっ、と水を跳ねさせて姿勢を変えた。
男の伸ばした脚を膝で跨いで、正面から向かい合う。
腰の下に手をやって、仕返しの仕返し──両手は、男の逸物に触れた。
やわやわと転がす程度の、まだ手遊び程の刺激ではあるが。
■トーラス > 「へぇ、俺の記憶が間違ってるのか、それとも、アミスタの記憶が間違っているのか。
手っ取り早く、もう一度、試して確かめてみるか?」
表情の変化に乏しい少女が垣間見せた僅かな微笑み。
恐らくは年齢相応の可愛らしさが覗いた表情に中年男も釣られるように口端を緩め。
直ぐに仏頂面に戻ってしまう彼女に対して、愉快そうな面持ちを向けた侭、
湯の中の指を這いずり回して秘処を少しずつ解すように擦り付けていく。
「ははっ、ちゃっかりしてるなぁ。勿論、構わないが……、
そいつはつまり、今夜は一晩、アミスタを好きにしても良いって事だよな。
分かってると思うが、……寝かさないぞ?」
甘き声での交換条件に諾と二つ返事で頷きつつ、過日の性交を示唆して念押しする。
少女が己の膝を跨ぎ、対面座位の恰好となれば、股間に触れていた左手を臀部に廻して、
相手の身体を支えつつ、逸物に触れる手が齎す、こそばゆい快楽に身を委ねる。
柔らかな刺激にゆっくりと肉棒は反応を示して、次第に硬さと大きさを増していき。
右手を彼女の脇から首に伸ばすと、上半身を抱き寄せて唇同士を重ね合わせ。
■アミスタ > 「一晩、は、欲張りすぎ────んっ」
これも商談のようなもの、かも知れない。娼館や安酒場で行われるような取引とは趣が異なるが。
あれは金銭が先に立つもの。こちらは──はした金は理由の一つであろうとも、全てではない。
快楽に耽る為の取引は、印の代わりに唇を重ねて結ばれた。
「ん──っ、ん、んむ、ぅ、ん……っ」
唇で吸い付き、唇を食み、時には舌を突き出して歯列を撫でる。深く交わるというよりは、幾度も啄むような口付け。
そうなるのも、少女の腰が揺らめいているからだ。
指愛撫で昂らされた秘所は湯の中に有っても、熱く蕩けているのがわかる程で。そこへ、手指で捉えた肉棒の切先をあてがう。
口付けを交わしたまま前後に腰を揺らして、自慰に耽るように、男の肉棒を秘裂へ擦り付ける。
ちゃぷ、ちゃぷ、と湯が跳ねる音に混ざって、浅く早いものになる少女の吐息と、もう少し水っぽい口付けの音──
「──んっ……! ん、く……ふぅっ……ふ、あぁ……あ、んんぅっ……!」
そして、ゆっくりと腰が沈められていく。自慰の道具にしていた亀頭部が秘所を掻き分け、押し広げて、奥へと入り込んでいく。
焦ったくなるような速度で。それでも、少女自身の体重を受けて着実に、そして最奥まで。
根本まで全て咥え込み、男の腰に体重を全て預けてしまった頃には、上記した頬のすぐ上で、紫色の瞳がどろどろに蕩けていた。
■トーラス > 「何だったら、明日の昼まで頑張っても構わないぜ。
アミスタを抱くのは頑張り甲斐があるからな」
外見の印象とは裏腹に、女が如何に乱れ易いのかは、一晩の逢瀬で把握している。
そして、同時に彼女の淫らな肢体の齎す快楽も記憶に鮮明に残っている。
肉欲に耽り、女と快楽を貪り喰らうのに、一晩ではまだ足りぬ、と
貪欲さを露骨に滲ませながら、契約の約定として唇を重ね合わせる。
「んっ、……」
ひとたび、唇と唇が触れ合ったならば、情念の炎を燃え上がらせるのは、
彼よりも寧ろ彼女の方が早かったかも知れない。
幾度も啄むような接吻が交わされ、彼女の舌が己の唇の隙間に滑り込んでくれば、
此方からも舌を絡ませ、互いの唾液を混ぜ合わせて卑猥な水音を掻き鳴らす。
接吻を交わしながら、彼女の愛撫に硬く滾る肉棒の先端に、湯の温かさとは異なる熱を感じれば、
徐々に先端から根元まで柔らかな粘膜に包み込まれる感触に双眸を細め、
その切っ先が最奥にまで至れば、蕩けた瞳の少女の貌を覗き込み。
「厭らしいな、アミスタ。
こんな人が来るかもしれない場所で、自分からおまんこにちんぽを呑み込むなんて。」
目の前の相手に揶揄を紡ぎながら、腰を軽く捻ると肉棒を揺すり、子宮口を付近を擦り上げる。
■アミスタ > 胎の底まで男自身を咥え込む。熱く濡れた粘膜が吸い付く快楽を与えて、内側からぎちぎちと押し広げられる快楽を享受する。
軽く男が腰を揺すって、結合部を動かした。それだけでも、
「ひあぁっ……!」
甘く高い声を鳴らして、びくんと背をのけ反らせる。重ねていた唇が離れて、突き出た舌が虚空を撫でた。
彼我の唾液の混ざったものが口の端から落ちて、喉を伝って胸元へ──起伏の薄い身体の線をなぞって、汗と混ざって湯に溶ける。
奥までみっしりと膣内を埋めた肉棒が更に押し込まれて、子宮口を、子宮を、内臓ごと揺さぶるようだった。
支配されていると否応なしに自覚してしまう強烈な圧迫感が、少女の被虐性を煽る。少女はどろどろに溶けていく。
「あ──、ん、ぁあ、あ、わた、わたし……っ、トーラスの、おまんこで全部、っ……自分から、食べ、ちゃってるぅ、ふ、ぅううっ……!」
手を、彼の肩に置いた。それを支えに腰を引き上げていく。
ずるずる、粘膜をかきむしる雁首の段差のせいで、口は閉じられなくなって、小刻みに「あっ」と嬌声を繰り返し、
「ん──っ、ひぅうううっ!」
半ばまで引き抜いて、支える力を抜く。浮力に支えられた身体。その奥底まで、肉棒に一突きに貫かれ。
自分の体重で自分を串刺しにするような抽送を繰り返す。擦れ合う粘膜から背へ、びりびりと痺れるような快楽が走り続ける。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアミスタさんが去りました。