2020/12/31 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 冬の寒さが厳しくなって来る温泉
冬に入るには、少しぬるいかとうぐらいの温泉
そこを、小さな白い身体が、仰向けにぷかぷか浮かんでる
背泳ぎの要領で、ゆら、ゆらと温泉に流されるようにゆっくり、ゆっくりと流れ……壁に行き着くと、足で、てしてし、と壁を蹴って温泉に、浮いたまま流れ……そして、壁に

その繰り返しである。温泉は大好きだが、退屈なのだ。
だから、こうしてぷかぷか浮かんでみたり、半身浴をしたり、飽きると別の行動に出る

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ぶえぇ~い……」

日の高い時間帯。
太陽の下、変な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。

湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。

「……うむ、今日もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」

ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。

そんな男の近くでは、なにやら小さな物体がプカプカと浮かび、湯面が波打つのに合わせて揺れている。
それは銀色のボディに赤いつぶらな瞳の、アヒルのおもちゃだった。目的は不明だが、男が持ち込んだものようで。
陽光を照り返すそのアヒルに時々ちらりと視線をやりつつ、男はのんびりと湯を楽しみ続けていて。

エレイ > そうして十分に湯を堪能すると、アヒルを回収してのんびりと浴場を後にし──
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。