2020/12/30 のログ
■ケン > よっと、軽く呟きながら立ち上がるとざぶっと一度肩まで浸かってから桶を片手にその場を後にしていった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 混浴露天」からケンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にソラムさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にブレイドさんが現れました。
■ソラム > 小さな体で背筋を伸ばしてほぐすと湯気の立つ湯舟の中へ肩まで浸かる。
「ふうぅ......」
軽く息を吐くと湯舟の湯を両手ですくい顔にかける。
温かい湯を堪能しつつあたりを見回す。
ここは混浴の浴場で、時折彼女も顔を出すのだが、人っ子一人の影も見えない。
真夜中だからなのか、はたまた別の理由なのか、そんなの関係ないけどと思いつつ思いっきり息を吸うと湯舟の中に潜る。龍人形態になって尻尾を器用に使い泳ぐ。いま彼女の入っている風呂は少し濁った湯、壁にぶつからないのかと別の人から見れは非常にひやひやするだろう。
■ブレイド > 今日は疲れた。
温泉で体をほぐそうとやってきたのだが…今は混浴だとは。
だが、脱衣場に人気はなかったし、誰かいるような痕跡も殆どなかった。
一人二人いたところで…隅っこでおとなしくしていればばれないだろう。
東国風のバスローブを脱いで、警戒しつつドアを開ける。
だれも…いない?少なくとも、みたところ、人影はない。
湯が波打っているが、そういう趣向なのだろうか?とにかく…
「ゆっくりできそうだな…」
かけ湯を行えば奥まった湯船にむかい、肩まで浸かった。
■ソラム > 湯舟が波打ち誰かが来たことを彼女に知らせる。すぐに浮上しようと思い顔を前に向けたとき、ゴツン。
「......!!」
壁に衝突し彼女の口から貯めていた空気がコポコポと漏れる。
そっと顔を湯舟から出すと、以前自分の住処の洞窟に連れてきた男、ブレイドがいた。
......何も見ていない。そう思いつつまた顔を湯舟に入れその場にじっと座り込む。
■ブレイド > 「?」
なにか音がしたような?
硬いものがぶつかるような鈍い音が。
だが、きょろきょろと見回しても特に変わったところはないように見える。
まさかにごり湯に隠れてなにか行われているなどということはあるまい。
しばらく不思議そうにしていたが、やがて警戒をとき、再び体から力を抜く。
■ソラム > バレていないようでブレイドは再び力を抜いてゆっくりしている。
.....悪戯を仕掛けよう。昔は思わなかったことを思いつきそっと波を立たせずにブレイドの後ろに回り込み、
「.......仕事、終わったの?」
顔をひょっこりと出しそういう。
驚いたら驚いたで笑ってみようと彼女は思った。
■ブレイド > 他に誰もいない。そう思っていた。
湯のゆらめきも微弱なもので違和感もなかったため誰かが潜んでいるなどとは…。
だから、声がかかれば…
「うぉっ!??」
思わず振り向きつつ立ち上がる。
が、そこにいたのは……
「ソラ、ム?」
知った顔。
■ソラム > 「.....うん、私だけど」
驚いたブレイドに笑おうとしたが、驚きのリアクションが過度で彼女はキョトンとした表情をする。
驚いてくれたかな、内心そう思いつつブレイドを見る。
「ブレイド.....疲れてるみたい?」
ある程度ブレイドを見ると、ふとそんなことをいう。実際ブレイドの顔色が悪そうに彼女は見えたからそう聞いただけであって、違うならスルーしておこうと彼女は思った。
■ブレイド > 「………な、なんで…おう、いや…いいか…
驚かせやがって…」
キョトンとした表情で返事をする少女。
偽物とかではないようだ。
裸を見られはしたが、ノーリアクションなのもまぁ、助かる。
大きくため息をついて、再び湯に浸かれば、ソラムからは少し視線を外す。
湯が濁っていようと、彼女も風呂に入っている以上は自分と同じだろうし、ジロジロ見るわけにもいかない。
「すこしな」
強行軍での遠出が続いてたおかげでだいぶ疲れてはいる。
それが見て取れる程度に顔に出ていたのだろうか?湯をすくって顔を洗えば、それも洗い流せるかと思ったが
そう上手くはいかないようだ。
■ソラム > 「......肩、揉む?」
そういうと彼女はブレイドの後ろに回り込み、有無を言わさず両肩を掴む。
彼女はカタモミなるものをするのは初めてであり、普通に力を入れればブレイドの肩を壊してしまう可能性がある。だからこそ慎重に丁寧にちからを入れる。
■ブレイド > 「お?おう?」
返事をする前に少女は再び背後へと。
肩を揉むかと気楽に聞くのはいいのだが、彼女はドラゴン。
肩とかもんだことがあるのだろうか?心配だ。
実際、今もんでいる彼女の手はイヤに慎重だ。
「あー、ありがとよ…えーと、もうちょっとつよめでもいいぜ?」
■ソラム > 「え....わかった」
少し弱すぎたか...と少ししょぼんとしつつ少し強めに力を入れる。これでも細心の注意を払っている方だ。
力の一割にも満たないが人間にとっては非常に痛いだろうか、ブレイドが痛いといわなければいいなと思いつつ肩を揉み続ける。
■ブレイド > 「ぐぉぉぉぉおお!?」
繊細すぎる手付きから、力がこもる。
彼女にとっては少しかもしれないが、人にとってはそうではない。
そのあたりの加減が難しいのだろうか。今度は痛い。非常に。
「まて、まて!もう少しソフトに頼む!!」
■ソラム > 「......難しい」
そういいつつ力を少しずつ抜く。このあたりかなと思いつつ肩を揉む。
なんか、少し自分でも考えられないくらいにいやらしい手つきになっている気がした。初めてのことでかなり彼女がてんぱった結果なのだが、彼女はよくわかっていない模様。
■ブレイド > 「無理にしなくても…」
彼女なりに気を使ってくれているのだろうが、返事の前にもみ始めたのだから
こちらとしてはなんと言ったらいいのか。
だが、水を差すのも悪い気がして大人しく彼女のマッサージを受けているのだが…
「なんか、触り方が…」
痛くはない。痛くはないしいい感じではある。だが、なんか、少しやらしい。
とはいえ、彼女がそれを意図してやっているとは考えづらい。ツッコむべきか否かなやむところだ。
■ソラム > 「むー....。疲れた...」
そういうと肩を揉むのをやめ、ブレイドの背中に抱き着く。首に手をまわし、おんぶさせるような形になっているが、彼女にとってとても居心地がいいのか時折ムフフという声が口から洩れる。
■ブレイド > 「んなっ!?」
結局やめるのか。手が離れていくのを感じつつ、少し安心。
あの触り方を続けられると色々よろしくないし。
などと思っていたのだが…
「……ぁー…ぁ?ちょ、え?」
なんか、背中にくっつく感触。首に回ってきた腕は、つまりそういうことだ。
なんか知らんがおぶさってる。なんかのんきな笑い声も近く聞こえるほどに。
そう、温泉で、女子が、密着している。
「ぉぉぃ…」
こまった。いろんないみで、こまった。
■ソラム > 「......む?ダメだった?」
そういうとさっさとおぶさるのをやめ、湯舟に尻から着水する。
ドボンという音と共に肩まで浸かり、改めて正座のような形で座る。
■ブレイド > 「いや、駄目とかじゃないんだが…
まーなんつーか…あれだ…お前女の子だしな?
オレ、男だぞ?えーと、だからな?」
わかるだろうか?
身体的には薄く、豊満とはいい形体ではあるが
それでも女の子だし、童女と言う割には顔立ちは整っている。
つまり、意識してしまうのだ。
「欲情しちまうだろ?そうなるとよくないだろ、いろいろ」
結局言ってしまう。こういうことははっきりといったほうがいいだろう。
■ソラム > 「.....?そういうものなのか」
初めて知ったとつぶやきつつブレイドの肩をツンツンとつつく。
わかっているのか、それとも全然わからないのか、どうであれ知りたいなー、という雰囲気で目をキラキラと輝かせてブレイドを見る。
■ブレイド > わかってない。
肩を突かれつつも困った顔。
っていうか、なんでそんな目で見るのか。いや、単純な好奇心とか探究心とかそういうものだろうが…
「そういうもんなんだよ。雄と雌ってのは交尾するもんだろ」
■ソラム > 「んー....そうなのか」
彼女は自分の性別はわかっていたものの、なんで性別があるのかはわからなかったから、心の中で衝撃を受けた。
「まぁ私には縁のないことだし、いっか」
そういうと再び湯舟に潜り泳ぎ始めた。
■ブレイド > ようやく距離が空き、すこし安心。
今の自分の状態を知られるのは不味いため、助かったと言える。
ほっと胸をなでおろした後、泳ぐ彼女に声をかける。
「縁がねぇって…まぁ、テメーなら無理やり襲われるってことはねーだろうがな…」
いままさに縁がある状態にこちらはなっているのだが…それはそれだ。
■ソラム > 「え、まぁ、うん」
そういうと少しポケーとした顔で天井を見る。
暇だなぁ、何かないかなぁと思いつつ、大の字で湯舟に浮かぶ。
■ブレイド > 「そんなカッコで浮かんでんじゃねーよ!みえるぞ!いろいろ!」
すっかり力が抜けた少女に声をかける。
とはいえこちらは立ち上がることはできない。
勃っているから。
暇そうな少女、沈んでいてくれている間は良かったが
湯から出られると色々とよろしくない。
「さっきも言ったろ。
ヒトとかの男ってのは簡単に欲情しちまうもんなんだよ!
オレもそうだから、なんつーか…あれだ…隠すなりなんなりなぁ…」
■ソラム > (一回中断します)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からソラムさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からブレイドさんが去りました。