2020/12/01 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 最近、寒さがずいぶんと厳しくなってきた。
こういう季節、熱い風呂、というのは実にいい。
例に漏れず、男もまた、体を芯から温めるため、九頭龍の水浴び場に来ていた。

「ふぅ……まさに、生き返る、というやつだなぁ」

ヒノキブロ、に浸かりながら。
男は、夢見心地という様子。
自然と顔はほころび。足を伸ばせる湯船にご満悦だ。

「この宿は、ホント。
 乱痴気騒ぎさえなけりゃあ優良な宿なのよなぁ」

と、いう男も。
この大浴場で何度か女性を抱いてはいるので。
いわゆる、棚上げ甚だしいという話でもあるのだが。
男はそこは気にせず、ゆったりと湯を堪能する。

セイン=ディバン > 男は、のんびりと入浴を楽しんだ……。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にロイスさんが現れました。
ロイス > かぽん。
何処からか鹿威しの音が聞こえてくる中、男が一人露天風呂に入っていた。
のびのびと脚を延ばし、ぼんやりと青空を見て――

「あー……久々に温泉入るけど気持ちいいや……この時間帯ならお客さんも少ないし」

と、すっかりいい気分で、お猪口に入った酒を飲む。
赤ら顔は身体が暖まったというだけではなく、酒気によるもので。

「~~♪」

と鼻歌を歌いながら、すっかり満喫してしまっている。