2020/11/19 のログ
■リス > 「こういう時は、お酒……あったら、良いのかしら。」
東洋の詫び錆びという物は良く判らない、ただ、綺麗に月が見える状態でのお風呂の際には、お酒を嗜みながら入るのが良いと、誰かに聞いたことがある気もする。
確かに、と思うのは、竜だからこそ、なのかもしれない、お酒は大好きだし、少女自身、お酒は嫌いではなく、良く飲む。
お肉と一緒に食べたり飲んだりすると、とても気分良くなれる。
お酒に酔ったことはないのだけれども、それは些細な事、と思える位には、大好きだ。
「――醜態晒してしまうかもだから、酔わないのは、むしろ、良いのだけれど。」
お酒に弱く、べろんべろんになっている人をよく見る、そういう人を見ると、お酒に酔わなくてよかった、と思えてしまう。
ちゃぷり、とお湯が揺れる。ああ、と、思考が引き戻される。
今、自分はお風呂に入っていたのだった、とお酒があればいいのか、と言う思考だったかしら。
「お酒もいいけれど、こういう時、楽しくしゃべれるお友達、でもいいのよね。
むろん。」
性的な事が出来る人とか、そう言うのも、良いわね、と考えて。
時間が時間だけに、今日は一人で静かに、と諦めの混じる吐息。
■リス > 「――――。」
月を見上げる。今宵も、綺麗な月。唯々、綺麗な真珠の様な美しさで、優しい光を周囲に向けて居る。
蒼く綺麗な世界を作り上げる月を、どれだけの人が見上げているのだろうか、と考える、何か、思いつきそうで、思いつかないもどかしさ。
唯々、温泉の縁に体を預け、静かに空色の瞳は、月を見上げる。
妹のラファルでも、あそこまで行ったことがない、自分も、行こうという気にはならないし、行こうと思っても行ける気がしない。
不思議よね、と太陽のように熱くないのに、月は静かで、そして。
強い拒絶を示しているように思えてしまう。
「考えすぎ、なのかしら。」
荒唐無稽な思考に、少女は軽く笑う。次に、娘が生まれたら、月にちなんだ名前とか、良いかしら、とか。
ちゃぷん、とお湯を自分の体に掛けて考える。
視線は、月に固定されたままで。
先程の強い拒絶を感じる月、しかし、こんなにも、魅かれる美しさだと思う。
思考にとりとめがなく、疲れてきてるかもしれないわ、と、仕事帰りだったし、なんて視線を落とす。
■リス > 「帰りましょう、か。」
お風呂のお湯で十分に温まった事だし、そろそろ出ても良いだろう。
この店に関しては、基本はランダムで風景……と言うか、温泉の形が変わる、屹度、お金を払えば、その辺りを好きな形にしてくれるのだろうけれど。
こういう風に、どきどきわくわくな状態は、好きである。
判らないから楽しみになるし、判って居たらその楽しみは半減してしまうと、少女は考える。
だから、基本は選択しないでランダムに任せることにするのだけども。
「大事な人と、静かに、と言うのは在り、ね。」
そういう風に考えて、小さくつぶやいてから。
少女はざばりと、お湯を弾くように立ち上がって、砂利の上を、砂利を濡らしながら歩いて。
脱衣所に戻り、服を着て、去っていく―――
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 「ふ、う、う~……――」
久方ぶりに街へ戻り、先ず足を運ぶのは九頭龍の水浴び場。
長期遠征の後などは、必ずここを利用する。
巨大な露天温泉の湯殿に四肢を広げながら浸かるのは格別。
鼻歌でも歌いながら、リラックス。
――勿論、混浴の浴場を撰んでいる。
■エズラ > 「…ハッ!」
気付けば少し寝入りっぱな。
じゃぶん、と湯に沈みかけて覚醒する。
のぼせちゃまずいと急いで湯から上がり――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエズラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルロッテさんが現れました。
■シャルロッテ > 「ん~…お湯でした…」
ポカポカと脱衣所からでてきた一人の少女。
そして、お飲み物等が置いてある休憩室に足を運ぶ…
「あ、珍しくだれもいない…」
がらんとした休憩室…まっ、取り敢えずはと、冷やして置いてあるジュースを手に取って、
なんだか魔力でうごいていると言われるマッサージ機に腰をを下ろす…
全自動なのか、体型にぴったりとフィットしたマッサージ機は少女の躰解し始める…
「あー…きもちいい…」
飲み物を飲みながら、極楽気分の少女、胸元が少し肌蹴ているのもわからずに…
廊下のほうから足音が聞こえる…誰かきたのだろうか…
そんな事は気に留めず…ただこのマッサージの気持ちよさを堪能していたのであった。
■シャルロッテ > 先ほどの足音は違う部屋に向かう足音のようだ…遠ざかってゆく…
「さて、今日はかえりましょうかね…」
と、立ち上がり…自室に戻ってゆくシャルロッテであった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルロッテさんが去りました。