2020/11/04 のログ
■ロブーム > 「勿論。そうだな――公正さを担保するために、この部屋に置いてある時計を、近くに置いておこう」
そう言うと、彼女が顔を傾ければ見えるところに時計を置く。
小さな箱型の時計は、この宿の部屋に備え付けられているのと同型だ。
無論、その一時を以て完全に細工を否定できるわけではないが――しかし、男は最初から、その様な事をするつもりなどない。
「それでは、早速拘束させてもらおう」
かちゃり、かちゃりと一つずつ、しっかりと金具を取り付けていく。
皮膚に接触する部分は、柔らかい素材になっていて、多少派手に動いても怪我をする事はない――その配慮が逆に不気味に映るかもしれないが。
「それでは、最初は軽い愛撫から始めようか――」
そう言うと、男は彼女の胸に、思わせぶりに手を近づける。
ゆっくり、ゆっくり――だが、その手は唐突に、胸ではなく、その横の脇に添えられる。
そして、そのまま脇の薄い皮を、引っ掻く様に擽り始める。
「快楽を与えると思ったかね?勿論、それは期待に答えさせて貰うが――しかし、先ずはこうして緊張を解いた方が感じやすいのでね」
そう言いながら、男は擽りながら、器用に親指で、彼女の薄い乳首を優しく弾く様にぴこぴこと弄び始める。
まだ、快楽としては弱すぎるぐらいだが――最初に力を抜いて快楽を受け入れてしまえば、後のこらえも効きにくくなるという、そういうテクニックだ。
■シェリー > 拘束されながら時計を確認し、一つ頷く。
男へ向けた物ではない。
時間を確認し、いつまで耐えれば良いのかを計算して気合を入れたのだ。
どの様に弄ばれるのかはやはりまだ分からない。
この拘束の仕方からすると、手荒な真似はしないかも知れないが……それも安心させる為かも知れない。
不安を感じつつも金具が全て閉じられれば、一応四肢を動かしてみるが、決して動かせそうにはなかった。
「ええ、どうぞごゆっくり……ひゃっ!?」
不安を打ち消すように皮肉げな言葉を返すが、予想外の場所に触れられた悲鳴で打ち消された。
「あ、ちょっ……こんなの……っ!」
擽りに弱い、と言う訳では無いが、やはり思わず身を捩ってしまう。
反射的に起こった動きであり、抵抗しようと言う訳ではなかった。
結局の所、逃げる事は叶わないのだが。
男の触れるのはよく手入れされた滑らかな肌。
乳首もまだ硬くなってはおらず、くすぐったさに身を捩るたび、薄いながらも柔らかな乳房が男の掌に触れるだろう。
■シェリー > 【後日継続】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシェリーさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からロブームさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にボブさんが現れました。
■ボブ > (露天風呂にしっかり浸かって身体が火照った男はタオル一枚腰に巻いて傍にある四阿へと入れば
木で出来たベンチの上に腰掛けて、緩く吹き付ける秋の風にその身を晒し、火照った身体をゆっくり冷ましていて)
「はあぁぁ~~~、冷たい風が気持ちいいな。
熱い温泉の湯に後にこうして涼しい風で体表の温度を下げて、そしてまた熱い温泉に入る…それがいいんだよな」
(涼しい風を逞しい身体に当てながら、そっと瞼を閉じて、気持ちいい冷風にその身を委ねていく男)