2020/09/19 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「~♪」
夜。
ピーヒョロロと下手っぴな口笛を吹きながら、館内の廊下を一人のんびりと歩く浴衣姿の金髪の男が一人。
着込んだ浴衣は客室に備え付けのものであるが、男の着こなしは何故か妙に様になっていた。
それはそれとして、男は現在旅籠内を探検という名の散歩中である。
この旅籠は知らないうちに道が変わっていたり施設や仕掛けが増えていたりするので
男にとっては適当に歩き回るだけでもなかなかいい暇潰しになるものだった。
知り合いの従業員に聞いたところによると、その妙な特性のおかげで主に女性が迷ってしまう確率が高いらしいが……。
それはさておき、やがてT字路に差し掛かると、男は一旦足を止めて。
「──さて……どっちに行くべきですかねぇ」
右か左か。
廊下の中央で仁王立ちしながら、男は顎に手を当てうぬぅ、と唸りながら思案し始め。
「んんーむ……よし左だな、左へ行くべきと俺の中の何かが囁いている──おおっと!」
しばらく悩んだ後、男はおもむろに左側の通路へと踏み出し──その途端に、
ちょうど通りかかった誰かと出くわし、思わず足を止めて上肢をのけぞらせた。
■エレイ > 出くわしたのは通りすがりの男性客。互いに軽く謝罪しあってから別れ、男は再び歩みを進め──。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 湯けむり立ち上る温泉
無色透明で、ほんのりと樹木のような香りがする、ぬるい温泉である。
そんな露天温泉の浅いとこで、ゆったりと足を伸ばして半身浴をしてる少年がいる。
まだ幼い。人懐っこそうな顔を、温泉の心地よさにふにゃふにゃとさせて、肩をゆらゆら、揺らしてる
「おーんせん♪ おーんせん♪」
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にソラムさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からソラムさんが去りました。