2020/07/31 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ふーぃ……風呂風呂っと……」

そんな声とともに露天風呂にタオル片手に悠然と足を踏み入れる、金髪の男が一人。
冒険者としての仕事あれこれを一通り終わらせ宿に戻り、一番最初に足を向けたのが
この露天風呂だった。

男は桶を手に湯船に近づき、手慣れた様子で掛け湯を済ませ、ゆっくりと
熱い湯に身を沈めていって。

「──ぶぇぇぇい……沁みますなあ。さて、ひとっ風呂浴びた後はどうしましょうかねぇ……」

体の芯まで伝わるような湯の熱さにぶるるっと身を震わせつつ、そのまま湯舟の縁に背を預け。
絞ったタオルをポンと頭の上に載せながら、この後の予定について考え始める。

エレイ > ……と言っても、今日は既に仕事を終えた身である。せねばならない事柄とかは特に抱えておらず、
現状では旅籠内を適当にうろつくか、街にでも繰り出すぐらいしか思いつくことはなかった。

「……。俺あまりにもヒマすぎでしょう? 夜はまだまだこれからだというのに
このあるさまではもつわけもない」

なんて、眉下げて己の暇さ加減に嘆息漏らし。
それからちらりと出入り口の方を見やってみる。

誰か他の客の一人でもやってきてくれれば、このしょうもない煩悶をとりあえずは
忘れられるかもしれない──そんなささやかな期待を込めつつ。

エレイ > しかしそう都合良くはいかなさそうで。誰かがやってくる気配もなさそうだと
判断すると、ふらりと湯から上がり場を後にした。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場「露天風呂」」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > メイラ・ダンタリオが戦場を離れた休息中に楽しむものは セックス 肉の二つのみ。
―――しかし例外を除いて浴場がある。

大きな湯殿に浸かるのは女としても、男としても戦場で水浴びができればマシな環境だと、何れも恋しくなるもの。
娼婦館にあるような小舟ではなく、足を延ばしきって肩まで浸かる東洋風の建築物がメイラには好ましい。
なにより、種族を鵺と述べているからか、木造建築のこの湯殿は身体に馴染んでいた。

旅館での物騒な噂も耳にしているものの、メイラにとっては楽しい遊び程度にしかならない。
障害はなく、露天風呂で手ぬぐいとタオル一枚を手に衣服を脱いでく。
唯一金銭の入ったポーチのみを肌身離さないだけだろう。

長い髪をピンで結わえ、編み込みのおさげを解きながら一部分のみが波打ち弛む。
四肢に刻まれた尖った意匠の黒い入れ墨。
臀部の上にも伸びる蛇の揺らめく掘り込み。
ただ下半身にある性的なものは、幻惑で未だ隠蔽している様子


腹部には月を示すかのようなものすらあった。
遊び好きにすら見えそうな、自身の身体に印をつけた姿で、手ぬぐいで前を隠すのみ。
その豊満な身体を包むこともなく、露天の中へ入ると、湿度は高いものの、湯の中に入れば涼しい空気が流れているものだった。

身体全体を何度か、熱い湯で汚れを落としながら、脂でつくられた固形の石鹸を泡立てる。
オリーブやハーブの練り込まれたそれは、身体の汗や道中で遊んできたのだろうか、性的な匂いを今度こそ落としきり。

「さ、人の気もなさそうですし、ゆっくり独占させていただきますわ♡」

岩場の淵からゆっくり入っていくと、肩までつかる座高で丁度良い部分を探す。
ゆっくり背もたれに身を預けながら、肩まで浸かるや、じわりと身体を溶かしていくような浸透していく熱が心地よい。

「はぁ、たまりませんわ~……。」

ご案内:「九頭龍の水浴び場「露天風呂」」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。