2020/07/22 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 九頭竜の水浴び場
天然の露天温泉、広大で、中心は立ってられるほどには深くぬるめの温泉が懇々とわき続ける温泉
この時間故に人気のない温泉だが、今日は、やたらけたたましい水音が立っている。ジャババババ!と大きな水けり音を立て温泉を泳ぎ回る少年
活発そうで、まだ幼い顔立ちの少年である
■シャルティア > じゃぷんっと、今度は潜って浅いとこを器用にドルフィンキックだけで泳ぐ。岸辺の岩場につくと、ぷはー、と顔をあげて、腰を下ろしてくつろいで
■シャルティア > ゆっくり温まった後は元気よく温泉から出て、脱衣場へ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「~♪」
夜。
ピーヒョロロと下手っぴな口笛を吹きながら、館内の廊下を一人のんびりと歩く浴衣姿の金髪の男が一人。
着込んだ浴衣は客室に備え付けのものであるが、男の着こなしは何故か妙に様になっていた。
それはそれとして、男は現在旅籠内を探検という名の散歩中である。
この旅籠は知らないうちに道が変わっていたり施設や仕掛けが増えていたりするので
男にとっては適当に歩き回るだけでもなかなかいい暇潰しになるものだった。
知り合いの従業員に聞いたところによると、その妙な特性のおかげで主に女性が迷ってしまう確率が高いらしいが……。
それはさておき、やがてT字路に差し掛かると、男は一旦足を止めて。
「──さて……どっちに行くべきですかねぇ」
右か左か。
廊下の中央で仁王立ちしながら、男は顎に手を当てうぬぅ、と唸りながら思案し始め。
「んんーん……よしここは右だな、右へ行くべきと俺の中の何かが囁いている──おおっと!?」
しばらく悩んだ後、男はおもむろに右側の通路へと踏み出し──その途端に、
ちょうど通りかかった誰かと出くわし、思わず上肢をのけぞらせた。