2020/07/20 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「♪フーフフフンフン フフフーン……」

夜。
下手糞な鼻歌を奏でながら露天風呂に足を踏み入れた金髪の男は、慣れた様子で
淀みなく桶を広い、湯舟に近づいて掛け湯を済ませ、ゆっくりと湯の中に身を沈めていって。

「ウェーイ……。──♪フンフーン フンフフーン……」

身にしみる熱さを吐き出すように声を漏らしつつ湯舟の縁に背を預けると、
タオルを頭に載せながら鼻歌を再開。
静かな露天風呂に、残念極まるメロディが緩やかに響いてゆく。
なお適当な音を思いつくままに奏でているだけなので、何かしらの曲というわけでもない。

──もっとも、男は音痴なので仮に元の曲があって説明したとしても、理解してもらえない可能性のほうが高いのだが。

ともかくそんな感じで、男は一人湯を堪能していって。