2020/06/01 のログ
ブレイド > とても気まずい。
相手は裸だし。
かと言って自分の分のタオルを渡すわけにはいかない。
こっちは裸以上に死活問題なのだから。

「え、いや、別になんもしてねぇだろ。
あやまるこたねぇよ」

なぜ謝られたのか。状況が混乱をましていく。
とりあえず少し落ち着かねばなるまい。深呼吸。

「お構いなくってもよ、そんなとこで裸でキョロキョロしてりゃ気になる。
タオルなくしちまったってなら持ってくるぜ?
流石にさっきまでは一人だったからいいものの…男がいる前でそれじゃ恥ずかしいだろ?」

彼女からは目をそらしておく。なんとなく。

リリウム > 「お、お風呂なんですから、裸なのは当然ですよ!?
 何もおかしくありませんよ、私は!!」
と、裸体を晒したまま謎の強がり続行。
ただ、その表情はあからさまに混乱しきっており、顔は周知で真っ赤だ。

「だ、だから、タオルなんて必要ない……です……
 ………う、ううーん……。」
のぼせたままおかしなテンションで喚き続けたせいか、
再び目を回して気を失い
その場に倒れ込んでしまった。

ブレイド > あからさまに様子がおかしい。
風呂で裸なのは当然で、なにもおかしくない。それは確かなのだが
態度が明らかに変だ。

とりあえずは彼女の言い分を聞いていたが…
なんか倒れた。

「お、おい!?あー…えーっと……」

しかたがない。
少しばかり気が引けるが…裸の彼女を担ぐと脱衣所へ。
そのままタオルを掛けて、一部屋借りれば
少女をそこへと運び込む。
濡れタオルと水を用意して、風通しをよく…一体何をしているのやら。

リリウム > 「ふへへ……ひんやりしてきもちい……」
ブレイド の介抱を受けながら、呑気に締まりのない声で寝言を漏らす少女であった。
ひとまず命には別状は無い様子。
しばらく放っておけば目を覚ますだろう。

個室に気絶した少女と二人、再び気まずい時間。
タオルのみ掛けられた少女の身体が、無防備にさらされる。
その身体のラインは、やや控えめながらも妙に艶かしい。

ブレイド > のぼせているのだから、タオル以上になにかかけるわけにもいかない。
正直控えめながらも女性的ラインは目の毒といえる。
だが、流石に見ず知らずの…裸であることを恥じらう女の子だ。
知らないうちにどうこうするのは自分としてもあまりにあまり…

「暢気なこった…」

宿泊する気はなかったが、部屋を撮ってしまった以上は仕方ない。
余計な出費だが…それもまた仕方ないことだ。
とりあえずは彼女が目が覚めるまでは
うちわで彼女を扇いで。

リリウム > そんな気まずい時間が続く事しばらく……

「………っ!?」
急に少女が意識を取り戻し、跳ね起きて辺りを見渡す。
ここが何処で、今どう言う状況か全く理解してない顔つきだ。

「……ふひゃっ!!?」
さらに、傍らにブレイド が居ることに気付くと、
自分の身体を見渡して何かされていないか調べ……
……恐らく、何処にも手を出されてはいない様だと分かり胸を撫で下ろす。

ブレイド > 気まずい静寂の中、小さくあくび。
ぼーっと彼女を仰ぎ続けていたが…突然彼女が飛び起きた。

「うお!?」

思わず声を上げるも、彼女もまた同様に変な声を出す。
何だこの状況。
だが、のぼせた直後だ。

「とりあえず落ち着け。水、飲めよ
急に起きるとまた立ちくらみ起こすぞ」

彼女の心配も最もだが、とりあえずは冷静になるように。
水分補給は何よりも大事だ。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリリウムさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリリウムさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリリウムさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリリウムさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリリウムさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリシェさんが現れました。
リシェ > -お約束です-
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にブレイドさんが現れました。
リシェ > 「っは、ふ…んう、っ、は、ふ…っぶ、んんっ、あ、んはぁぁ……」

(どろどろ、濃い濃い白濁が、口内には収まりきらず、喉の奥へと流し込まれて。
目を白黒、息も絶え絶え、けれど…それこそが。嬉しい。気持ち良い。
こんなにも、大量に射精してしまう程、気持ち良くなってくれた。そういう事だから。
何度にも分けて、飲み込んで。全てを受け容れた事を、口を開けて知らしめれば。
……まだ、まだ。こんなに出したというのに、彼の男根は、雄々しいまま。
大きくて、硬くて、熱くて…どきどきと、見るだけで堪らなく痛む胸。
それを、単なる発情とか、欲情とか、言ってしまう事は。簡単だけど。

決して、それだけではなくて。相手が、この彼だから、そんな部分も。きっと有る…と。思いたい。)

「ふぅ…ぁ、あ…ふぁ………わたし、は…ブレイドさまに、こんなに…
求めて、いただけて。……嬉しいですよ?
…はい、どうか……わたしを、全部、もらって下さいませ。…ブレイドさまの、物に、して下さい…」

(こくん。頷いてみせる。
少し考えてから。そっと、背中を向けると。四つん這いの姿勢で、そのまま…
ぱくり。宛がった、片方の手が。尻肉を割り、中心の窄まりを、自ら拡げてみせて。)

ブレイド > 彼女の唇から男根を離せば、自分がどれだけ彼女に注いでしまったかがよく分かる。
一息では飲み込みきれないほど…小さいながら、その口腔を満たしてしまうほど。
それを見せつけ、飲み下すリシェの姿は健気にも映る。
思わず手を伸ばせば、その銀糸のような髪に触れ、頭をなで、そのまま頬までなでおろす。

「おう…リシェの、全部…ほしいから…
好きだから…オレの、もんにするからな…」

汚しても、注いでも、それを嬉しいと言ってくれる少女。
自らの不浄の穴すらも捧げ、少女であれば最も恥ずべき場所を晒す。
その姿をみれば、こらえることなで出来るはずもない。
細い体にしては肉付きのよい尻肉に手を這わせ、彼女自ら広げる窄まりに亀頭を押し当て
押し開くように、少女のそこを貫いていく。

「リシェ…力、抜けよ…っ…!お前の……尻の穴も…犯して、やるから…っ!」

ゆっくりと、強い快楽に耐えるように
少女の直腸を満たし、男根の根本までその鞘に収めてしまう。

リシェ > (はあ、はぁ…息が荒い。
口淫の間、暫く、呼吸が奪われていたから…だけでなく。
熱い、熱い白濁を飲み込んで、身体の奥から、熱に侵されている為に。
…勿論、それは。幾度となく注ぎ込まれて、ぱんぱんに膨らみきったかのような、子宮も同じ。
上から、下から、刷り込まれる熱情に。どこまでも、興奮が冷めやらない。
頭の上から、頬まで滑る掌に、ちゅぅ、音を立て口付ける。
何処かそれは。忠誠を誓うようでも。愛しさを形にするようでもあって。)

「っく、んく…!
っは…っぃ、ぃ、ブレイドさ…まの、好きに……
好き、ですから、好きにされたい、…と。思って、しまいます……」

(だから。全身全霊で、全部を使って、と。
ひく、ひく。見られている事を、嫌でも意識してしまう、窄まりは。
羞恥とも、欲情ともつかない、胸を焼く熱さのせいで。何度となくひくついては。
淡く緩むその度に、内側の色紅さを、熱っぽく熟れた腸口をさらけ出す。
宛がわれた亀頭の熱さに。ぐ、と籠められる力強さが、窄まりを拡げていく感触に。
堪らず、上を仰ぐかのように、喉を擡げてしまいつつ…)

「は…っぐ、…っ、っぁ、ぉ…大き、く、…って、ぉ…しり、拡がっ……
ん゛んっ…!?、ん、っ、ぁ゛ふ、……っふぅ゛ぅぅっ……!!」

(みぢ。みぢり。亀頭の形に、拡がっていく。重苦しさと、気持ち良さが、混じり合うような感覚が。
カリを越えた、その瞬間。ずんっ!一気に、押し込まれた。
太い肉幹が、硬い亀頭が、ごりごりと腸襞を削り抜いて。
舌を突き出すようにしながら、身悶える。)

ブレイド > いくら貪り、繋がり、交わってもあきたらぬ少女。
子宮を満たし、口腔も、臓腑も満たし、後孔すらも満たそうとしてもなお
不意に掌にふれた唇。
その口づけに鼓動を高鳴らせる。
彼女の愛情を直接受け取ったような…そのささやかな行為だけで
リシェに対しての愛しさが溢れた。

「好きに、するぞ、リシェっ!…リシェ…
好きだ…好きだから…オレも……リシェが…
リシェの全部に…リシェが…してほしいこと…っ!!」

彼女が全てを晒し、捧げるように
自身もそうすることになんの抵抗もない。
汚らわしき部位なれど、汚らわしさを微塵も感じさせない
赤く色づく菊花。
そこに肉槍を沈めてしまえば、悶える少女の細い体を背後から捉えるように
強く抱きしめて、大きくその項に熱い吐息を。

「は…ぁ……痛く、ねぇか?リシェ…ここも、すげ…きもち、い…」

腸壁に包まれ圧迫されているのか、膣肉以上の圧力を感じ
少女の体を抱いたまま動けずに。
それでも得られる快感は、少しでも動けば…いやそのままでいれば程なく射精してしまいそうで。

リシェ > (普段なら、キスという行為すら、性行為の一環…それ以上の意味など、見出せない。
実際、多くの「客」は。口すら性器、そうとしか、見てくれない。
彼の精も、こうして、喉へと受け容れたのだけど。
それでも、普段とはまるで違う。自ら望んだ事で、望まれた事。
熱さも苦しさも、今は、快楽にしか繋がらない。
…唇が、まだ、唇である証明でもあったなら。
その口付けは、少女の事を彼が、射精の為の道具ではなく…一個の人格として、見てくれているから…でもある筈で。)

「ふ…っぅ、ふ…ぁ゛ぐ、…く…んんん……んんっ…!
…ぁ゛は…ぁ……っぁ、ふ…ぁ、…平気…ぶ…ぶれいど、さまの……
ん…奥から、っ、ご…りって当たっ…って、気持ち良く…て……」

(程なく、彼の男根が、根元まで埋まりきって。
密着する尻肉と下腹。反り返る背中に、覆い被さる、彼の胸板。
繋がった箇所が、燃えるように熱いのに、肌と肌の接触も、やはり熱い。
それだけ、お互いの身体その物が。茹だるように、興奮の熱に、まみれているのを。
感じるのも、やはり、心地良くて。

回された腕に、抱かれると。すっかり嵌り込んだ、男根の尖端が、子宮を裏側から、圧し上げてくる。
くらりと、目眩すら覚える程の、満たされている実感に。
涙すら浮かべながら。

とく。とく。脈拍が、呼吸が、小さな身動ぎの積み重ねが。
動く事がなくとも、二人の肉を擦れ合わせ、小刻みな収縮を、摩擦を、快感を蓄積させて…)

「して欲しい…んっ、ん…今……もっと、この…まま。
ブレイドさまに抱いて……愛して、欲しい、です…
ずぅっと…消えない、くらい、ブレイドさまの証…私の中にも、刻んで下さい…!」

ブレイド > 出会い、彼女のことを知り、月の下で睦み合い
その身を攫っていったあの日から
リシェのことは可愛らしくも愛しい少女…
それ以下に見たことはない。だからこそ、その口づけの熱とそこにこもる思いを受け取れば
彼女を満たす肉竿も熱くなり、固くなり、大きく脈打つ。

「はっ…ぁ……ぁ…気持ちよすぎて…
すぐでちまいそ…だけど……リシェ…
お前、もっ…!」

抱きしめ、密着した肌。
少しだけ離れてしまえばその熱が湯から上がる湯気に溶けていく。
だが、湯の香りと淫臭の混じり合った空気はその隙間を再び埋めて
それを追い出すようにまた体を打ち付けるように
快楽に負けぬように…彼女にももっと好意を愛情を伝えるために
こらえながら腸壁を刮ぐように、体を動かし始める。

「リシェ…ぐっ…リシェ……すきだ…こっち、向けるか…?」

彼女の体、その背を抱きながら、顔を寄せる。
自身の精臭がまだしようと、構うことはない。
ただ、彼女と唇を重ねたくて
リシェの後孔への射精に耐え、それでも彼女にも快楽を刻み続けて

リシェ > (彼との間には、初めて、が、多すぎる。
お城の外も。それを知りたいという欲求も。
人を好く感情も。…そも、他人を、自分を、人として認識する事も。
そんな人への思いだから、大きくなるのは、当然の事。
まして、背中に密着する鼓動や、直腸を満たす男根が、どこまでも、大きな侭で。
彼の方からも、どう見られているか、感じられているか。
実感出来るから…ますます。少女自身も、昂ぶって、止まらない。)

「たく、さん……っふ…気持ち良くなって、注いで…下さ…んひゃぁぁ、っう!?
ぁ……っぁ゛、は…!こ…れ、凄……っくぅ…んぅぅぅ…っん…!!」

(ずる。引き抜くような動きが、腸襞を捲り上げて。
太い太い異物による、排泄感じみた、気持ち良さと恥ずかしさとの、混じり合ったものが。
ぞくぞく、背筋を振るわせる。
勿論、押し込まれる際も。ぐんっ、と結腸を、肉壁越しの子宮を、揺すり立てられるのは。どうしようもない、快楽。
火が着きっぱなしの身体は、直ぐにでも、堕ちて、達してしまいそうで…)

「く…ん、っん、あ、は…ぶ…れ…いど、さま…ぁ……
んっ、んふ、ぁ、…は、……く、んは…ぁ…」

(促されるまま、首を曲げて。少し不器用な、肩越しのキスを。
何度も、何度も。微かな精臭など、あっという間に、唾液の量で押し流されてしまう程。

舌と舌が絡み合い、結合と同じ程、濡れた音色を響かす度に。
ひくひく、蠢きを強める腸内は。…彼が欲しいと、浅ましい程に吸い付いて、啜り上げて。)

ブレイド > 子をなすという行為には不適切
欲望をぶつけるには不浄の場所である後孔。
そこを満たしたいという者は
征服、支配の欲を持つ者か、そのもののすべてを奪いたいと思う者。
自分はどちらか。
彼女のすべてが欲しい。それと同時に、彼女の全てに快楽を与えたい。
昂り、声を漏らし、嬌声を上げる…愛しい少女をもっと。

「気持ちいい…っ…でも、リシェ…リシェも…っ…!
ぐあ…うううっ!!リシェの…キツ、くて…離れなくて…
あ…ぁうっ!」

腰を少し引いただけでは、腸壁がまとわりつき彼女の窄まりを引き上げるにとどまってしまう。
強く腰を引きカリ首ギリギリまで引き抜けば、その快楽は膣壁の甘さとは別のもの。
それをまた突き入れるのだから、腰が抜けてしまいそうなほどの快楽。
何度も、何度もそれを繰り返し…

無理な体勢からのぎこちのない口づけ。
甘く名を呼ぶ少女の唇。ぎこちなくとも、求めていた唇。
舌を伸ばし、唇を重ね、肉幹は最奥を叩き、身体は密着して
唾液も、汗も、匂いも、体温も混じり合ったままに
少女の腸内に真っ白で、熱い粘液が放たれ、満たし、なおも注がれていく。

リシェ > (有る意味、本来の、生殖という目的を、度外視した場所。
宗教によっては、許されざる禁忌とも言われるらしい、後孔性交。
有り得ない物、そう言っても良いのに、快感になってしまう。
人体、女体が、そういう風に出来ているから…ではない。
求められている、愛されている、だからこそ。性交として、成立するのだと…
今なら。彼となら。そう、思う事が出来て。)

「ふ…っぐ……ん゛んうぅっ…!?
っぁふ、ぁっぁっ、あ…抜けっ…ぉ…しり、抜けちゃっ…くひぅ゛ぅうっ!?
擦れ…るっ、けつま…んこっ、擦れて…焼け、ちゃう……!!」

(ぷくん。内側から、カリ首を引っ掛けるようにして。窄まりが、紅く色付いた粘膜を、引っ張られる。
内から外に、尻孔が捲れてしまう事すら。不思議な程、気持ち良く…
其処から、どずんっと一気に、打ち込まれれば。腹の底まで、響き渡る衝撃と。
熱い男根を、腹の全てで、感じる事の嬉しさが。どんどん、快楽を膨れ上がらせて。
もう、一瞬たりとも、止まる事が出来ずに、駆け上がり。)

「………!!っぁ、ぁ゛…は、んっん、く、っう…んう゛ううぅ、っ、ん゛っ、っ…ん……!!」

(どちらが、先、など判らない。一緒に堕ちる。
焼け付く白濁が、腸内に放たれて、奥へ、奥へ、どんどん遡ってくる…
気持ち良くて、気持ち良くて、長く長く、絶頂の悦びに、溺れながら。
唇も、腸孔も。交わる彼を離さない。ずっと、蕩け合い、融け合って。)

ブレイド > 排泄する器官に、注ぎ込み、吐き出す。
禁忌であったとしても
赦されなかったとしても…
それでもリシェがそばにいれば、いずれそうしていただろう。
今こうしているように…彼女が欲しいという欲望を
法や宗教などが押し止められるわけがないのだから。

腰が震え、肩が跳ねて、何度と無く体全体を痙攣させて
リシェの尻孔に、とく、とくと、白濁を注ぐ。
それが、息を吐き、抱きしめて、それでもまだ止むことない絶頂感。

「ぁ…は…はぁ…は…はっ……ん、んぅ…」

射精感がおさまるまで、唇を重ねて、彼女の吐息も彼女の嬌声も全部取り込んでしまうように。
代わりに自身の吐息も、唾液も与えて、全身での交わりで心を満たしていく。

「リシェ…抜く…ぞ?」

ゆっくりと腰を引く、それだけで白濁の粘液は出口を求めて溢れ出てくるほどだろう。
それに押し出されるように、彼女を満たしていた肉の杭を引き抜く。
呆れるほどに吐き出したというのに…それは熱く痛いほどに張り詰めている。

リシェ > (神の教えに、背く、というのは。実に、魔族らしい、かもしれない。
けれど、実際には。産まれや血など、何の理由にもならなくて。
ただ…そうしたい。求めたいし、求めて欲しい。それが全て。
あまりにもシンプルで。だからこそ、それだけで充分と。思えてしまう。

…びく。びく。抱き締められた、腕の中で。何度も、繰り返す痙攣。
尻孔で、直腸で、注ぎ込まれる物に、絶頂を覚えている証。
多分、口付けを重ねていなければ、もっと。あられもなく、淫らに、声を張り上げていただろうけど。
声にならなかった、熱情は。そのまま、吐息の熱さとなって。皆、彼の口内へ。噴き込まれたろうか。
やわやわと蠢く、腸内が、長く続く射精を、ようやく、受け止めきった頃…)

「ん、ん゛っ……っふ、ぅ……んっん、ん、…は…ぁぁ……」

(唇で。肌で。勿論、結合箇所で…身体中で。感じて、悦んで…満たされて。
もう、今は。抱いていた、怖さや、寒々しさは。すっかり、溶けてしまった筈。
だから、それでも重ね合う身体、交わり合う行為は。純粋に、求め合う為の物。

やがて。ごく短い言葉と共に、ずる、ずる…男根が、引き抜かれていく。)

「ん…んん、っぅ゛、っふ…っぁ…!んぁ゛、っ、っぁ…
っ…ひ、ろがっ……ぅっぁ、ぁ、 ご…ごめ、なさ……溢れ、っ、…っぁ゛、っぁふ…れ、……る、
……で…っちゃ、っ、ぁぁ゛ぁっ…」

(引き摺られていく腸襞が。ぞくぞく、快感の余韻を煽る。
擦り抜かれる感触が、深い所から浅い所、そして、最後に入口を…
ぶぢゅんっ、生々しく濡れた音と共に、抜け落ちてしまうと。
ぱっくり、拡がりひくつく、尻孔が。どろどろと、粘っこい白濁を、垂れ流す。
…その中で。夢見るようだった、少女の顔が。
きゅ、と歪んで、泣きそうな…それでも、快感の抜けきらない瞳を、彼へと向けた。

窄まりが、拡がって。後から後から、中身が、溢れて…ぐるる。蕩かされた腹が、音を立てる。
何が起きてしまうのか、何を耐えきれずに居るのか、きっと、言うまでもなく…)

ブレイド > 彼女は精をすべて受け止め、変わりにと彼女の吐息をすべて受け取れば
身体は離れていく。
湯気で満たされた浴室にあっても彼女の体温に比べれば涼しく感じる。
自身の白濁にまみれた男根を一瞥してから
みずからが精を注いだ彼女の尻孔に視線を移す。

「は…はぁ……わり…なんか…いつもより…」

自身でもなぜこんなに射精したのかはわからない。
だが、音を立て吐き出されていく粘性の白濁ですら
彼女を求める思いの一部でしかない。
しかし、続く彼女の言葉は蕩けたものでありながら
すこしの悲痛さを帯びていて、向けられた瞳と
彼女の腹から響く音から、どういうことかを察する。

「リシェ…いい、から…。苦しかったら全部、出しちまっても…
オレ、リシェの、全部、ほしいし…見たいし…好きだ…」

彼女の視線の意味を理解しつつも、再びリシェに身を寄せて
その唇にキスを。

リシェ > (尻孔絶頂も、おかしいのではないかという程、長く深い物になる。
普段とは、また違う、快感の深さに。すっかり酔わされながら。
たっぷりと最後まで、その余韻に、身を委ねて…
結合が解けた、その後も。惜しむように、後少しだけ、唇を啄んでいたものの。)

「そ…んなに…んん、っふぁ……ブレイドさま…が……ぁ、っ、は…
悦んで……下さった、の…嬉し……嬉しいのです、けど…っ……」

(その証として、注ぎ込まれた、熱い物を。
すっかり、緩んでしまった窄まりは、自身の中に、留めてくれない。
後から、後から。ぼた、ぼた、粘っこい塊のような白濁が。幾度も、数珠繋ぎで垂れ落ちる。
どれだけ、注がれたのだろう、不思議に思えてしまう程の、量だから。
当然それは、奥へ、ずっと奥へまで、流し込まれて。留まった不浄すら溶かして、混ぜて、そして…

歪んだ瞳は。苦しげ、というのではなく。寧ろ、切なげ…かもしれない。
こんなに、愛してくれた、その結果が。溢れてしまうのと。
彼の前で、どんな姿を、晒してしまうのか。それが解っている為に。
変わらず、四つん這いのままなのは。体勢を変える事すら、まま成らないからで。
その為、否応なく、先程からと同様に。差し出した尻、見せ付けてしまう尻孔が、丸く、丸く、内側から盛り上がり。)

「……、っ…っ……!!
あっぁ…ぁ…ぶ…ブレイド……さま…っぁぁ゛ぁっ……!」

(ごめんなさい?ありがとう?それ以外?
…もう、何を言いたかったのか。言えたのか。それすら解らないままで…
甘い、甘い口付けを切っ掛けに。全てが、弾けてしまった。
ぐじゅぐじゅ、溶けきった、泡立った音をたてて。泥のように決壊する、白濁と不浄の、混じり合った物。
真っ白な濁流と、褐色の汚泥とが。捲れ上がった尻孔の窄まりから、ばちゃばちゃ、マットの上へ溢れ出して…

口付けの中。びく、びく、少女の身震いは止まらない。
熱い白濁の逆流が、全てを吐き出す開放感が…恥ずかしいのに、それなのに。
彼が許してくれたかだろうか、今はどうしようもなく、気持ち良さになってしまい……)