2020/05/21 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にダミアンさんが現れました。
■ダミアン > 今日も僕はお店で一仕事を終え、頂いたチケットで温泉に入りに行きました。
「ふぅ~~~。」
今日は少し寒かったので、温泉に入ると体の芯から温まります。
仕事中は気づかなかったのですが、思ったよりも冷えていたんだと実感します。
「今日は桃色のお湯なんですね。」
この九頭竜の温泉は日によってお湯の成分が変わるようです。
この間までは透明なお湯だったのですが、今日はピンク色です。
僕が言うとおかしい気がしますが、なんだかムードがある色ですね。
■ダミアン > 「のぼせてきました…。」
僕は桃色のお湯の中から上がり、浴槽に座って体を冷やします。
他の方はこんな時はどうしているのでしょうか。
僕が入る時間は今の所、誰もいらっしゃらないので自由に過ごしていきます。
最初に掛かり湯をすると教わっているので、それだけは毎回守っていますが。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からダミアンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「~♪」
夜。
ピーヒョロロと下手っぴな口笛を吹きながら、館内の廊下を一人のんびりと歩く浴衣姿の金髪の男が一人。
着込んだ浴衣は客室に備え付けのものであるが、男の着こなしは何故か妙に様になっていた。
それはそれとして、男は現在旅籠内を探検という名の散歩中である。
この旅籠は知らないうちに道が変わっていたり施設や仕掛けが増えていたりするので
男にとっては適当に歩き回るだけでもなかなかいい暇潰しになるものだった。
知り合いの従業員に聞いたところによると、主に女性が迷ってしまう確率が高いらしいが……。
それはさておき、やがてT字路に差し掛かると、男は一旦足を止めて。
「──さて……どっちに行くべきですかねぇ」
右か左か。
廊下の中央で仁王立ちしながら、男は顎に手を当てうぬぅ、と唸りながら思案し始め。
「ふーむむ……よし右だな、右へ行くべ──おおっと!?」
しばらく悩んだ後、男はおもむろに右側の通路へと踏み出し──その途端に、
ちょうど通りかかった誰かと出くわし、思わず上肢をのけぞらせた。