2020/04/07 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にダソさんが現れました。
ダソ > 人々がもっともよく訪れる時間帯から遠のいた、貸切状態の水浴び場。
その一角の浴槽が、こぽこぽと何もいないのに泡立ちはじめ…

ぶくぶくぶく、ざばぁーーっ!
と、お湯が立ち上って逆巻き、ヒトの子供の形をかたどった。

「――――ふぅ、 おんせん、おもしろ…っ」

この、ヒトという存在に興味と愛着を抱いた癒やしのスライム体は、
温泉のお湯と一体化して、老若男女さまざまな人間の肉体を観察し、汚れを落とし、消化し、ゆるやかにお湯と化した肉体で包んで、
全身で温もりを感じていた。

そのなかでも、特にいまお気に入りなのは、この人間の少年体で。
その子供が行っていたように、温泉の中を泳ぎ回ったり、潜水したりして一人で遊ぶ。

…その子には母親らしき人物がいて、時折叱りつけていたのが印象的で、違いといえばスライムには、そうしてくれる相手はいないのだが。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からダソさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にレザンさんが現れました。
レザン > 浴場の隅っこ、小さな小さな妖精が浴槽のフチにつかまって湯浴みをしている。
ご丁寧に妖精サイズのタオルを巻いて頭に乗っけてまでいる。

「風呂は人間の生み出した文化の極みだなぁ~~」

しかしこの妖精は悪戯をすることがライフワークだ。
とはいえ、ここの浴場は勝手に泉質がいかがわしいものに変わったりシて
わざわざてひどいことをする必要性がない。

「ふぅぅぅ~~~~♥」

とりあえず身体をぷるぷると震わせてお湯の中におしっこをした。
普通の人間のような恥を持たないのでこれぐらいのことは平気でやる。

レザン > 別に自分のおしっこで汚れたいわけではないので、放尿を済ませるとじゃぶじゃぶと移動して
浴槽の反対側の隅っこへ移動する。

「今日はいたずらできそうなスキのある相手も見かけないし、
 さっさとあがろっかなぁ~」