2020/03/17 のログ
ユネ > 「どんな、お薬なのかな、ぁ。…いけないクスリとかだったりして?」

(冗談半分な軽い声。ではもう半分は、本気なのかと言われると。多分そうでもないだろう。
会話の内容云々より。こうやって、言葉を交わすなりして。誰かと関わっている事自体が、愉しいので。
今はまだ、肌と肌が触れ合うような所まで、行っていないが。こういう形の繋がり方も、悪くない。
そのまま、商売関係の近況報告やら。最近の城下では何が流行って、何が売れているという話やら。
もしかすると役立つかもしれない…貴族界隈の客達が零す噂話やら。
だらだらと無駄口や軽口を挟みつつではあるものの。話すべき内容は、不思議と押さえた会話を挟み。
お姫様抱っこで運ばれる着乱れた娘の姿で、心ある人に目を剥かせたりなどしつつも。
やがて男の泊まる部屋までやって来る。

此処までの短い移動時間の間、だけで。
無害っぷりをアピールすると同時、相手の真面目な仕事ぶりにも、納得する所が有ったのだろう。
別の部屋にでも控えるらしいお兄さん達には、ばいばいと笑顔で手を振って)

「はいやめやめ。真面目なお話、此処までっ。
…折角、おにーさんだって、休みに来てるんだし、ねー…?」

(ツッコミ処満載だった、真面目演技を。更に男に笑われたので。流石に恥ずかしくなった…らしい。
熱くなる頬を、掌でぱたぱたとやりながら。部屋の中に下ろされると…ぉぉ、と小さく声をあげた。

確かに、上等な部屋らしい。
宿の外観同等木造仕立て中心ではあるものの。大半の王国民に合わせたのだろうか、設え自体は洋風に。
豪華なベッドはそれこそ、貴族屋敷に有る物も斯くや。勿論それ以外に備え付けられた物も同様に。
唯一、きちんと100%異国造りを主張しているのが、話題に挙がった内風呂だ。
磨り硝子で仕切られた向こう、香りの良い木で出来た湯船に。沸かしたての湯が湯気を上げている。
何から何まで至れり尽くせり。そんな部屋に、感心するのも当然で)

「わ、ぁ。うわー…ぉ。凄いね、本当凄い…なぁ。
んふ、ふ…それじゃぁ遠慮なく、お邪魔して、とー…」

(先ずは。運ばれてくる合間、足先から落っことしかけて、手に持つ事にしていたスリッパを。
ぺいっと戸口に除けておくと。裸足の足裏に感じる、滑らかな床材の感触にも。感心深げ。
そして、一通り部屋の中を見回したなら。くるりと男の方へ振り返って、手を差し出す。
…奥へ。約束通りの内風呂へ。誘うように)

「じゃ、早速?
温泉旅館らしく、愉しまなきゃ、ねー?」

ヴィルア > 「劇薬ではなさそうだが…じっくりと効いてきそうだ」

軽い声で、此方も返す。
ヒトと話すというと、商談や…その手の、重い話が多いため、これもまた心地いい。

彼女から聞く話は、とても興味深いものも混じっていく。
逆に、貴族界隈や商人の界隈でしかわからないもの――
あの地区では、幅を利かせる貴族が変わったから気を付けろ、や。
この材料がないから、これが値上げするかもしれない、あるいは…この貴族は乱暴だから大人しそうでも気を付けろ、等。

まるで雑談でもしているかのような気楽さで情報交換。
役に立つかはわからないが、話しておいてこちらに損はない話ばかりだ。

そんな話をしながら…愛想よく護衛にまで手を振る女と共に部屋に入った後。
…ちなみに護衛は、微動だにしなかったが。

緩い声を相変わらずあげながら、はしゃいでいるように部屋を見る女に微笑みかけ。
彼にとっては、豪奢な雰囲気とは見慣れたものだ。
整えられたベッドも、調度品も、なぜか丁度湧いている湯や、今仕入れてきたばかりのような瑞々しい果実などのサービスも。

けれどこれもまた、女にとっては嬉しいものなのだろう。

「そうだな。風呂は、上がったばかりだが…ユネとなら楽しめるだろう」

エスコートするように、差し出された手を取ればしゅるりと自分の腕と組ませて。
共に、内風呂へと向かおう。
脱衣場というには少し狭い場所で、女の浴衣に手をかける。

「脱がしてやろう。『ご子息様』が直々にな」

しゅるり、と帯に手をやりながら。
少し意地悪に嗤う。
先ほどの女の赤面を思い出し…差異を好む彼としては、緩い雰囲気の女が頬を赤らめる姿に喜悦を見出していた。

ユネ > (実際娘の方からしても。結構珍しく感じてしまう機会が多い。
娼館にやって来る、お忍びの貴族だとかは。それでもあくまで貴族様、お客様、として接しなくてはいけないから。
此処まで気軽にやりとり出来る相手は滅多に居ない。
それこそ先程のような…という程オーバーではないにしろ。ある程度節度を持って対応せねばならない訳で。
当然、今日の男のように。彼等の場合も、護衛等を連れて来る場合が多い。
しかしこれまた、今日と同様。真面目に仕事をしている人達とも。なかなか、距離は縮まらない。
富裕地区という、官民混在する場所で生活しているからこそ。余計にギャップを感じる事も多く。
だから尚の事、軽くも緩くも許容してくれる、珍しい貴族である彼に対しては。甘え半分に、距離を詰めっぱなし。

その後も。ぽんぽんと話題が上がる。
…流石にプロとして恥じ入るような…例えば、お得意様の性癖をバラすとか、そういう事だけはしないものの。
普通の貴族にはどうでも良いが、男の家の商売には関わりそうな、流行り廃りの話だとか。
自分達には関係無いが、偉い人達には要チェックかもしれない、異国の客達が零した噂だとか。
色々な世間話を重ねていると。すっかり、宿の奥まった場所…普通の宿泊客が多い辺りとは、違う一角まで来たらしい。
護衛のお兄さん達も居なくなると。本当に、二人きり。それをひしひしと実感する程に。辺りは静けさに包まれて)

「湯治する時は。何度も上がったり入ったり、するらしい…よぉ?
後はほら。サウナだって、そうじゃない?たっぷり汗を掻いて、休憩して、また熱くなって…って。
そう考えたら、何回だって愉しんじゃえば。良いんじゃ、ないか…なぁ」

(寧ろ、どうせ今からたっぷり汗も掻くのだろうしと。あっけらかんと付け足しながら。
まるでダンスにでも誘われたような足取りで、腕を組み、内風呂へ。
そのままするする、帯を解かれてしまうと。もとから緩みっぱなしだった浴衣が。するりと足元へ滑り落ちて)

「ぅー…おにーさん、拘ってくる…なぁ。
もしかして…けっこう、イジワルしてみたりも。するタイプ?」

(責めっ気…という意味でなら。ある種前回、たっぷり思い知らされているのだけど。
肉体的なそれとは別に、茶化されるというか、弄られるというか。
目論見通りにまんまと。膨れっ面の頬に、紅い色を載せながら。
てしてし、これまた子猫のように、男の胸板に拳をぶつけて。
序でにその手で、衿を引っ張り、同じく脱がせていこうと)

ヴィルア > 元々、彼も商人のような貴族家で育ち、様々な人種と関わってきた人間だ。
多少不敬であろうとも…貴族としての矜持というよりは、興味が勝ってしまう。
もちろん、緩い会話が彼の琴線に触れた、というのもあるが。

そんな彼もまた、自分の周囲の協力者の悪い情報は漏らさない。
そんな、聴く者が聴けば驚く様な会話を繰り返し。
魔法によって防音も為されているのか、外の音が聞こえない豪奢な部屋で、時間を過ごし始める。

「ほぉ。それは知らなかったな。
ああ、何回でも、愉しもう。骨休めに来て正解だった」

彼女の豆知識に、嘘か真か、驚いた顔を見せながら。
裏のある言葉を理解し、くすりと笑う。
元より、そのつもりだ。

裸体を眼にしても、慌てたりなどはしない。
慣れた手つきで浴衣を落とし、むしろじっくりとその艶姿を見て。

「人によって違うな。…恥ずかしがるユネが可愛らしくてね。怒ったかな?」

相手から、本気の怒りは感じない。
素直に、意地悪したことを認めつつ、少し気障に笑って。
弱すぎる打擲を受けて、く、く、とまた肩を揺らし。
膨れた頬を軽く指で突き、緩く弄んで。

脱がされるのもまた、特に抵抗はしない。
帯などは緩んでいないが衿をひっぱれば当然、帯の方が勢いに負け、しゅるりと浴衣が落ちて。
先日、何度も交わった、薄く筋肉の付いた体と、既に熱くなり始めている股座を晒して。

「さ、入るか。風邪を引いてしまう。また膝に乗るかな?」

笑みを浮かべて湯舟へと誘う。
湯舟は、入りやすいように中に小さな段ができており。
そこに腰かけて、膝へと導いてみよう。

ユネ > (お互いに。似ていないようで、似ているのかもしれない。
家柄などに縛られるよりは、相手個人個人に対して、印象を抱く事だとか。
守るべき節度に関しては、きっちりと守りつつも。それ以外に対しては積極的に。情報として扱う所だとか。
…情報は情報。必要な物なのだからと。ある種割り切った部分も見え隠れする所も。
ただしそれ等は。きっと、色々と存在するのだろう、娘や男の側面の内。あくまで一部。
だからこそ、部屋に到着した段階で。そちらの方面については、お終い。
此処からは温泉を、お宿を愉しむ時間。
すっぱりした割り切りの良さや早さも。長所と言えば長所…だろうか)

「明日から使える…訳でもない、使えない、どーでも良い知識…とかは。
ついつい、覚えちゃうんだよね、ぇ。雑学万歳。
…でも今回は。…ちょーっと長風呂になっちゃぅ……かも?」

(思い起こすだに胸だの胎だの熱くなるような…男の、体力やら持久力やら精力やら、考えてしまうと。
湯あたりが怖いなぁ、などと。やはり本気とも冗談ともつかない軽口と共に、苦笑しつつ。
こちらも、男も、浴衣を脱ぎ終えてしまえば。促されるまま、湯船の方へと歩き出して)

「怒りはしない、というか、それもそれで…好きだけど、ねぇ…
まだまだ、おにーさんは引き出し多そうだって。思っちゃっただけ…かなぁ…?」

(あれだけ色んな抱かれ方をしまくったのに。これだから、遊び慣れているだろう貴族サマは侮れない。
さて、脱ぎ終えてしまうと。寧ろその方が、開き直って、恥ずかしくもないのか。
というより、矢張り、似合わなさをからかわれたからこその、羞恥っぽさだったのか。
もう鼻歌でも歌い出しそうな軽さで、湯船に歩み寄っていく。
掛け湯もそこそこで終わらせてしまうのは。どうせ後からまた汚れると、解りきっているからだろう。
湯船の中で腰掛けた男に、更に娘が腰掛けていく。
ただし今度は。ロビーでの時とは違う。横座りするのではなく。真っ直ぐに向き合う対面の形。
そのまま、胸を重ねるようにしなだれかかり、首筋へ、唇を這わせ始めて)

「大丈夫、だよぉ…直ぐに…ふふ――温まっちゃう、熱く…なっちゃう、つもりだから――」

ヴィルア > 廊下を歩いてきたことで、少しは身体も冷めているけれど。
これから先は、もう温まることしかないだろう。いろんな意味で。

「そういった雑学も、役に立つことがある。
たっぷり、温まればいいだろう?
引き出しは、多い方が楽しいだろう、…抱かれる方も」

服を脱がし合う段階になっても、まだじゃれ合うような雰囲気。
それも、全く悪くない。
いつの間にか、淫蕩に沈んでいるような驚きも、また楽しい。

その雰囲気のまま、ゆっくりと湯舟に腰かければ、しなだれかかってくる女。
全く気負いしていない様子は相変わらず。
けれど…がちがちな娼婦ほど仕事ができないものもないだろう。
そう言った意味では、緩い雰囲気ながらも淫らな彼女は、立派に役目を果たしている。

まっすぐ対面で抱き合い、また弱くその体を抱いて。
女の身体の柔らかさを感じつつ、囁き返す。

「私も、だ。ユネ」

唇を首筋に這わせてくるその頭に軽く触れてから。
なめらかな首筋、背中、尻…それらを、男は指で擽るように撫でて。
愛でるようにそうしてから…小さな女の身体…その秘所に触れ始める。

けれど、ここでも少し、意地悪を。
くちくち、とその入り口を開いたかと思えば、彼の熱塊が軽くその入り口を掠める。
ただし、入ることはせず…ただ、思い出させるように。
ちゃぷちゃぷと湯が揺れる度、何度も…そんなもどかしい刺激を与え始めよう。

また彼の口元には、先ほど揶揄った時と同じ笑みが浮かんでいる。

ユネ > (それはもう、温まる…どころでは済まないだろう。
身も心も火傷しそうな、熱く熱くなる夜が。前回同様、長く続く事になる筈だと。
娘の方からすっかり期待してしまいつつ。湯の中で、肌を重ね合わせていく)

「どんな事でも。知らないよりは、知ってる方が。…なんて、ねー…?
其処はまぁ、同意しちゃ…う。確かに、どんどん、知っていくのも、愉しいし。
そう…おにーさんをもっと、知っていくのも、ね…ぇ…?」

(ちゅ、ちゅと音を立てて。男の首筋を吸っていく。
ちゃっかりと口付けの痕を、花びらのように散らす事になるのだけど。
そんな物を見られたからとって、問題になるような相手ではないと。知っているので遠慮はしない。
後の事より、今この瞬間の気持ち良さ。それこそが最優先。
背中へ回される掌を感じれば。軽く腰を揺するようにして、腿の上で座り直し。
より前へ、男の身体へ、深く凭れ掛かっていくように)

「ふ…ぁ、ん、っむ、ぁふ…っ、っん――――!」

(ぴくん。重ねた肌と。吹き掛けるような吐息とを、震わせる。
背面を滑り落ちていく掌が、湯の中に沈み込んだかと思えば、尻を拡げて、更に前まで回り込み。
…これが湯の中でなかったのなら、くちゃりと音をさせていただろう、陰唇まで達するから。

ただ。男の動きは、そこまで。火照る粘膜が、直接湯の温度に触れる程、入口を拡げても。
堪らず竦む秘肉に、けれど、直接の刺激は与えられずに。
時折、跳ねては触れるような。軽く掠めて擦れるような。熱すぎる感触が続くだけ。
男の眼下、きゅぅと全身を竦めて丸まり、ぞくぞくと震える背筋。
思わず、強張ってしまいそうな程。首筋へと回した両手にも、力が入る。
その間も、小さく湯が跳ねる度。擽られるだけの淡さに、耐えかねて。くぅんと喉を鳴らしながら上げる顔。
見上げ返す瞳を、熱っぽく潤ませて、意地悪く微笑む唇に、そっと口付けを施しながら)

「…や、ぁーだよ、おにーさ……ぁん…どーせ、イジワルするんだった、ら……
気持ち良すぎて、おかしくなっちゃう…みたいな風に、いじめて……?♥」

ヴィルア > 勿論、偶然と言うのは商売でも出会いでも大事なものだ。
彼はこの後、護衛に伝えて無理矢理に日程を空けることは間違いなく。
それも全て、熱く溶け合うために

「ああ。…ユネの事も、前以上に、もっと教えてくれ」

言葉を交わさなくても、態度や動きから相手の気持ちが伝わる。
セックスは最上のコミュニケーションだ、と言ったのはどこの貴族だったか。
耳元で囁くついでに、キスの花弁のお返しのように、女の耳たぶを食み。
ねっとりとした、舌の感触を与えよう。

深く凭れかかってくるなら、男の胸でそれを抱きとめて。

「ふふ……」

男の意地悪に、敏感に身体を震わせる女。
抱きとめている、という拘束にもにた状況で嬲るように愛撫していく。

彼のスタイルは前と変わらず、じっくりと火照らすようなもの。
その後、激しくなることは間違いないが。
ここもまた、相手によっては嫌悪を買いそうな部分だ。
可愛らしい声をあげて男を見上げてくる女に、口づけを受ければ、それを返して。

深くはない、バードキス。
お互いの性感を徐々に高めていく、じゃれ合いの延長のような。

「一つ、また知れた。ユネは、乱暴にされる方が好きだとね」

それが、本当の事かはわからない。
けれど意識させることに損はないと考え。
掠めるだけだった彼の腰の熱塊が、びん、と硬くなり。
くち、くち、と姫貝を弄んでいた指も、位置を合わせていき。
それでもまだ、亀頭とその入り口を一瞬触れあわせ、離れるようなそぶりを見せた後。

また焦らされるかもしれない、という予想を裏切る形で、一気に挿入する。
湯も巻き込んで、硬い陰茎が、女の膣肉に押し入ろうと。

「こう、して、強くされるほうが、ユネは、おかしくなるのかな?」

その後、女の柔尻を掴んで、自分の腰に叩きつけるように上下に揺さぶり。
力強く、女の性感を刺激していこうと。

ユネ > (取り分け、その偶然が、良い方向に働いたなら。尚更の事。
娘の方も。ちゃっかり、外回りの仕事が出来た、というような口実で。
男の日程に付き合う事になるだろう。
勿論、嘘を言っている訳ではなく。実際お得意様と懇意にする訳なので。お店にとっても、悪くない筈)

「そ…ぉだね、えー…また、たくさん、たくさん…お互いの事、知りたい、なぁ…?」

(こうやって会話を重ねるだけでも。色々と知っていけるのだから。
聴覚だけではなく、五感全部。言葉だけではない、身体も心も全部使って。相手と一つになっていけば。
まだまだ、どこまでも、深みにのめり込んでいける筈。
耳を噛まれて、ひくんと肩口を震わせると。お返しの、更にお返し。首筋に着けた痕を、ちろちろと舐って)

「は…ぁ…っぅ、ぅ…マゾぃ…訳じゃなぃ、けどね…ぇ…?そっちも、好き、って感じで…
っん、んゃ、は…!ぁ――でも、がつがつ、来られる…のは、直ぐに、気持ち良くなっちゃ――――」

(じわじわ、高められていく。快感が貯め込まれて、けれど、出口を見出せずに、胎の奥で渦を巻く。
そんな風に錯覚してしまう、焦らしプレイ。
勿論、後で一気に解放されるのだと、解ってはいるのだけど。
寧ろその際にどれだけ気持ち良いのかを、既に身を以て覚えている分。期待ばかりが急いてしまう。
こちらからも、彼の腿に、あわよくば肉棒に、擦り付けていくように。湯の中で腰を揺らがせて。
合間合間、唇を啄み合わせつつ。
男に問われて、答えようとする声が、途中で)

「―――ひゃっぅ、ぅ、んっ、っ!?♥」

(それはもう、盛大な、嬌声に。すり替えられてしまった。
触れては離れを繰り返していた、意地悪な肉棒の先端が。思い切り不意打ちで叩き込まれたから。
どずんと一番深い所、子宮口まで、一息に突き上げられて。頭の天辺まで、快感に打ち貫かれる。
急激な、快感の爆発に。一気に竦み上がってしまう肉襞を。
更に無理矢理引っぺがし、ぞりぞりと刮ぎ抜いては、また突き込まれる…それこそ。
途中まで言いかけていた、がつがつと力強く貪るような、強烈なストローク。
盛大に湯を跳ね散らかし、娘の身体も跳ね上げて、めくるめく快感を叩き込んでくる抽挿に…)

「っは、ぁ、ぁっ、ん、んは、っぁ、ぁ、ぁっ♥
ぅ――んっ、好き、強いの、好き…ぃ…直ぐ、と…んじゃぅ、気持ち良い、ので、頭、飛んじゃ、う……!♥」

(先言通り。直ぐにでも、快感に飲み込まれていく。
全身揺さ振られる、ごつごつ子宮を押し上げられる、強すぎる程の抽挿が。
それはもう気持ち良くて、気持ち良くて堪らない。
直ぐにでもイきそうだと言わんばかりの、引き攣るような締め付けで、膣は肉棒に応えつつ。
半泣きで快感に溺れる顔を持ち上げて。先程よりも強く、深く。
そちらでも交わりたがっているかのような、深いキス)

ヴィルア > 獣がお互いの毛を繕うように、相手の身体を舐っていく。
温かい湯の中でも、特別そこだけが熱い様な錯覚。
気を利かせたのか、普段よりは少しぬるい湯は。
長く交わり、お互いを知っていくには、都合が良さそうだ。

「なるほど、それは、いい事を聞いた。
ちなみに、私は――」

特に痛みなどを快楽とするわけではないことを知り。
けれど、荒々しく…激しく求められるのが好みであることも知れた。

不意打ち気味に腰を跳ね上げれば、高く内風呂に響く愛らしい声。
快楽に震える体を、男の身体という檻に閉じ込めたまま、虐め始める。
苦しがるようなそぶりがあれば、止めるつもりではあったが。
先日得た仮説は正しかったようだ。

高いカリ首で、容赦なく竦んだ膣内を削いでいく。
女の嬌声を受けて、肉棒は更に硬さを増して。
もっと味わいたいと、抽挿しながらも女の内で跳ねていく。

「…っ、ふ…、そうか。だが、強いと言っても色々、ある。
こういうのは、どうだ…、…ふ、ぅ…!」

先ほどまで路地裏で日向ぼっこをする猫のようだった女が。
あられもなく声を上げる姿はとても扇情的だ。
差異を好む彼なら、尚更。

そんな蕩けた表情の女から、キスのおねだりを受ければ、答えないわけにはいかず。
今度は唇を合わせた後、ぬめる舌を差し入れ、女の歯列を擽り、舌をからめとる。
湯の跳ねる音に混じって、興奮によって粘度の増した唾液の音も、混じり始め。

「ふ、…ぅ……んっ……、ん………」

抱きしめていた手を片方、女の後頭部に当て。濃厚なキスを交わしながら、男の動きもまた、変わってくる。
大きなストロークから、女の身体を抱きしめ、子宮を重点的に突くような動き。
先ほどとは逆に、女の身体を固定し…男の側から細かく、しかし力強く何度も突き上げる。

その動き全体は小さいものの、込められた力強さは先ほどと変わりなく。
早さと力を維持したままの細かい往復は、非常に筋力を使うものではあるが。
その分、女があまり体験したことのない感覚を与えられる可能性があるもの。

絶頂に晒されそうになっている女を容赦なく押し上げていき。
だらだらと先走りを奥底に塗り付ける男もまた、女と共に絶頂へと導かれていく。

ユネ > 【継続となりました】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からユネさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からヴィルアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 九頭龍の温泉。旅館から少し離れた小さな、無色透明の露天温泉。
脱衣所から、滑りそうな岩肌を器用にとたたっと駆けていき、迷わず温泉にお尻からどぼーんと沈む小さな影
ぶくぶく…ぷはー、と顔を出すのは、まだ幼い子供である。
人懐っこそうな顔をゴシゴシと湯で洗い、脚を伸ばす

「はにゃぁぁぁ、温泉気持ちいい♪」