2020/02/11 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「~♪」
下手くそな口笛を奏でながら、タオル片手にぺたぺたと軽い足取りで温泉へやってくる金髪の男が一人。
手慣れた動作で桶を手にして湯煙の立ち込める湯船に近づき、さっと掛け湯を済ませれば
ゆっくりと熱い湯の中へと身を浸してゆき。
「──ア゛ァーイ……ウム、今日もいい湯だと感心するがどこもおかしくはないな……」
熱が身体に染み入る感覚に変な声を漏らしつつ、肩まで浸かればハフゥ、と大きく息を吐き出し。
湯船の縁に背を預けながら、満足げに独り言ちる。
濡らしたタオルをギュッと絞ってから軽く顔を拭い、それをポンと頭上に乗せると
ぐでりと全身の力を抜いて寛ぎモードに移行してゆき。
■エレイ > その後充分に湯を楽しみ、やがて場を後にして……
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > すう、はあ。深呼吸。じゃぼんと湯に入って、空を見上げて、湯気を眺めながら深呼吸。
ばしゃん。大きな掌ですくって、湯を投げ飛ばした。
「ええい。」
なんてこたあない、虫の居所が悪いというやつだ。
理由なんて大したことでもないんだが。身体を脱力させて、ぶくぶくと湯に泡を張りながら沈む。
「ぶは。………ああ、くそう。本当、なンてことねえンだがな。」
顔と身体を上げて、息を突く。せっかく大好きな風呂だってのに。
やっぱ不機嫌そうに唇を尖らせて、何か少しでも紛らすものがないかなって視線を回す。
まあ風呂場にそう都合よく、紛らわすものなんてないんだが。