2020/01/01 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ぶえぇ~い……」

昼下がりの午後。
太陽の下、変な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。

湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。

「……うむ、今年もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」

ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。

一人湯もいいがせっかくだから誰か来ないものか、などと期待を込めた視線を時折ちら、と出入り口の方に向けたりしつつ。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にしずくさんが現れました。
しずく > (静かな風呂場にドアを開く音が聞こえる)

「えひひ…し、仕事終わりのご褒美に…い、良いかも…。」

(1人に限らず、対話するような声量で入ってくる。
誰もいなさそうだなっと思い、近くで体を洗い、綺麗にしては湯船に入ろうと近づく。
タオルでは隠せない豊満な体を晒しては、タオルを畳んで入る。)

「えひぃ〜♪気持ちいい…♪」

(肩まで浸かり、気持ちよさそうな声を出しながら堪能する。
湯船にはぷかぷかと巨大な風船の様な乳が浮かび、ほのぼのと過ごし始める)

エレイ > 「……──ン?」

適当な鼻歌はあまり長続きせず、浴場に静けさが戻ってから少し経った頃。
出入り口からの音がふと耳に届けば、ぼんやりと過ごしていた男はぱちくりと瞬きし。

やがて体を洗い終えて湯船に近づき、入ってくる湯煙の向こうの女性らしき姿を認めれば目を細め、すす、とそちらへ近づいてゆき。

「──やあやあコンニチハッ。いい湯ですなッ」

と、笑顔で気安く声をかけた。

しずく > 「えひっ!」

(突然の声にびっくりして体を震わした。
そちらを見る少女の姿。
髪は長く、洗ったためか艶のある黒色をしていた。
そこから見える顔は目元に黒いクマを持ち、にやけているような口元をしていた。)

「…あ、えっと…こ、ここ…こんばん…は…」

(突然の男性に驚いていたのか、緊張して言葉がハッキリとしておらず、顔には赤らみが出てきており、湯で温められたのかと思うような表情である。)

「あ、えっと…こ、ここ…男湯…でしたか…?」

(緊張しながらも聞く。
ギョロ目に近い大きな目を向け、まるで幽霊に魅入られているようでもあるが、その体は夜を過ごすためだけいになったような体であった。)

エレイ > 「おっととすまぬぇビックリさせてしまったかな」

声をかければ露骨に驚く様子に、くっくと小さく笑いながら軽く謝罪。
その陰気そうな容貌と、対照的に自己主張の強い肢体をジロジロと無遠慮に眺めつつ。

「いや男湯ではないが女湯でもなくどちかというと混浴だろうな。なのでキミがいることも
俺がいることも問題はないのでお前全力で安心して良いぞ」

などと、緊張した様子の相手にドヤ顔でそう告げて。それから、当然のようにすぐ隣まで近づいてゆき。

「それとも……実は男はニガテだったりするのかね?」

悪戯っぽい笑みを向けながら、赤らんだ頬を軽く撫でつけようと片手を伸ばし。

しずく > 「あ、い、いえ…。
えっと…わ、私…1人だけと思ってたので…つつ…つい…。」

(目を逸らしながらも両手をフリフリと左右に振り、平気と主張する。
その後、チラ見する程度に目の前の男性の目を見る。
自身の体をジロジロと見ているなっというのが丸わかりであり、顔を逸らしてはまた気持ち悪くニヤニヤと口を歪ませて、膝をキュッと締める)

「あ、そ、そうなんです…ね…。ここ、こういうの…久しぶりで…えひぃ…?」

(ドヤ顔で言うその言葉に安心したと言うような事をイウト隣に当然の様に近づいて、頬に触れるとドキドキと目を少し大きく開いた。)

「あの…その…こ、ココ最近…その、関わりが…無くて…。」

(指先を合わせてモジモジと恥ずかしそうにすり。
その姿だけじゃ純粋な少女であった。)

エレイ > 男の目線は、まあ彼女でなくとも誰が見てもスケベそのものだった。
彼女が口元をニヤつかせているのには少し不思議そうにはしていたが、さしあたり気味悪がったりはしていない様子。

「──ほむ。久しぶりとかココ最近とかってことは、以前はなんかしらあったんですかねぇ……まああ詮索はすまいが。
とりあえずニガテではなさそうな感」

伸ばした手が抵抗もなく頬に触れれば、そのままさすさすと撫でさすりながらニンマリと笑みを深め。

「そしたら、もっと深く関わり合ったりしちゃうかね? こうして会ったのもなにかの縁だろうし」

ずい、と顔を近づけ恥じらう顔を覗き込みつつそんな事を囁き。
湯の中で手を彼女の腰に回し、ゆるりと抱き寄せてゆきつつ笑みのまま返事を待つ。

しずく > 「えひひ…ま、まぁ、その…い、色々とあって…ですね…。」

(笑う様子に男性の様子を察していたのか、次の行動がわかっていた。
間近までに近づく男の様子に驚かず、腰に手を抱き寄せられる様子にピクリと震えれば再度目を合わせるように向き直る。
その顔は、正しく雌。
男を誘惑し、求めるような厭らしい表情であった。)

「あ、あなたが望むのでしたら…喜んで…。
お好きに…どうぞ…♡」

(抱き寄せる男の手に自分の手を当てて嬉しそうにする。
片腕を胸に当てれば、指の間から、赤く染っている乳首と肉を溢れさせ、誘惑する)

エレイ > 「……ヒヒ、いい表情(カオ)してんね。あとは身体に聞くほうが良さそうだ」

覗き込んだ彼女の顔が浮かべる、誘惑する雌の表情を見つめてキシシ、と楽しげに笑い。

「ンフ、OK。じゃあたっぷりと、な……」

承諾を得られると笑みを深め、嬉しそうな彼女の唇をちゅ、と軽く吸い。
重なる彼女の手を感じながら、腰からお尻にかけてゆるゆると手を動かし、そのラインを確かめるように撫でていって。

それから後のことは、立ち込める湯煙の奥に秘されて──

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からしずくさんが去りました。