2019/12/24 のログ
レイン・レジネス > 一度目の吐精で妊婦のように膨れ上がった腹へ、触手ではなく女自身の手が触れる。
中に子も居ないのは確かなれど、自分の行為で変形したその箇所を愛おしむように、掌が幾度も腹部を撫でる。
けれどその間も触手の抽挿は続いていて、疑似精液の海を泳ぐように進んでは最奥の口を叩いて緩ませ、子宮内まで精を流し込む。
これが本物の精液ならば、容易に孕んでしまいそうな熱さと重さと。
それを溢すことさえ許さぬうちに、普段は使われないという穴へ触れる新たな触手。

「こっちは……嫌い、って訳じゃなさそうだね……」

肉輪に先端部を押し当ててグリグリと円を描くように動かし、慣らしを少しはしてみるが。
その行程もさほど進まぬ内に自ら口を開けた後穴を見れば、女は昂ぶり、意地の悪い笑みを浮かべる。
自ら快楽を向かえようとする身体に応えて、もう一つの触手は狭隘な穴を拡張しながら押し入る。
前と後ろとで、長大な質量を二つ受け入れて。相当の圧迫感も有るだろうが、然し少女に押し付けられるのはそれ以上に過酷な快楽。
ごりごりと理性ごと身体を掘削するように腸奥まで挿入された触手は、膣内の触手と動きを揃えて往復を始める。
二つの異なる雌穴のどちらにも適応して、また始まる強烈なピストン。
湯船の浮力も併せて少女の身体を浮かばせながら、重力すら奥の肉壁に感じさせる程も突き上げる。
そうすればまた再び快楽は高まって、直ぐにも爆ぜそうな程に蓄積し──どぶうっ。
次の吐精は前後同時。膣穴を満たした分は、先に注がれたものを押し出して新たな熱に塗り替えて。
後穴へ流し込まれた白濁と合わせ、孕み腹はまた一際大きく、それこそ臨月の妊婦をも上回る程に。
そうなってようやく抽挿は止まって、女は少女に言うのだ。

「……私はレイン・レジネス。君は?
 一度で手放すのは惜しい。また探す時、名前を知らないと困るからね……」

イヌ > 膨らんだ腹に触れられれば、少女の中で、嬉しい、という気持ちが膨れ上がってしまう。
それがなぜなのか、少女には分からないが。
その嬉しさもかき混ぜてしまうような精の本流。
少女は、体のみならず、心までも蕩けてしまい。

「い、や、ぁぁぁぁっ……♪」

少女としても、アナルセックスはキライではないのだが。
経験の不足が、やはり緊張を生む。
しかし、相手の触手が侵入してくれば、少女は、また喘いでしまう。
実に快楽に弱い少女であった。
二つの穴をごりごりと、あるいは交互に。あるいは同時に貫かれ。
少女は、強烈な快楽に、声を殺しはじめる。
圧倒的な質量の二穴攻め。さすがにそれは、快楽が強すぎる。
とはいえ、それはとってもキモチイイのは確かで。

「~~~~~~~~~~っっっ♪」

そのまま、両穴に精を注がれてしまえば。
少女は、唇を噛みながら、また絶頂してしまう。
ぶくり、と膨らんだ腹部を自分で見ながら。
あぁ、またやってしまった、などと自己嫌悪しつつも……。

「……イヌ、です。
 とある、冒険者様にお仕えする……。
 メイドの、イヌ、でございます……♪」

薄れいく意識の中、そう名乗りながら。
少女は、相手に体を預けていく。

レイン・レジネス > 「イヌ、かぁ……」

それが本名である事など知らない。だから、偽名を使われたのか──とも思う。
苦笑いを浮かべながらも、けれどこの外見であれば、そう名乗る少女であれば、探すのは難しくあるまいとも思う。
一夜の過ちで終わらせるには惜しい。もっとこの身体で〝遊んで〟みたい。
そう思えば──今夜、壊す訳にはいかないからと。女は湯船の中で立ち上がる。
少女の身体には未だに多量の触手が纏わり付いて、特に前後の穴を埋める大質量は動きすら止めないまま。
絡め取る触手の力で、少女を高く抱え上げた。
丸く膨れた腹部に頬を当て、背に腕を回す。……少しばかり力を込めて、それから。

「部屋へ運ぶよ。……君の部屋は知らないから、私の部屋に。
 ……嫌だって意っても、もう聞かないから」

一方的に告げてから、太触手二つを一気に引きずり出した。
ぞりゅぞりゅぞりゅっと肉壁を野太い体で摩擦しながら、勢いよく抜かれる二つの栓。
そうして女は、少女を抱く腕に力を込め、膨れ上がった腹をぐっと押し込んだ。
内圧が高まる。圧を逃がす先は、前後とも一カ所のみ。注ぎ込んだものを全て吐き出させたなら、この夜は一度、湯船を去る事になるのだろう。
一夜の過ちと言うなら、冬の夜は長い。まだもう暫く、少女の身体を弄ぶ時間はあるのだろうから──。

イヌ > 偽名だと思ってるんだろうなぁ、と。少女は考える。
偽名ではない。雇用主に貰った名である。
ただし、本名でもない。その辺りはちょっと複雑な事情。

「んぅっ……」

触手に抱き上げられれば、それだけで快楽を感じてしまう。
もはや、少女の体はこの触手に適応してしまっていた。
そのまま、相手にささやかれるも。

「……ふぁ……♪
 ……お持ち帰り、されちゃう~……♪」

どこか、うっとりとした様子。
本当に、淫乱そのものという感じだが。
少女は、腹部を押され、注がれたものをあふれさせられてしまえば、また、その感触で絶頂する。

そうして、部屋へと連れられれば。少女は散々もてあそばれることになるだろう。
当然、それを悦ぶであろうことは、想像に難しくなく……。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からレイン・レジネスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイヌさんが去りました。