2019/11/21 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 随分と寒くなっってきた王国にある山脈
温泉旅館の一つ、大きな露天を独り占めしてる、幼い少年がいる
無色透明でぬるい温泉、熱い温泉よりもゆっくりつかれるそれが
好きな少年は、たっぷり時間をかけて、のんびりあたたまろうと足を伸ばしてる

シャルティア > あたたまったら、元気よく温泉から出て、旅館へと
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 今日も、少年はお気に入りの温泉に行く

お気に入りは、程よくぬるくて、樹木の香りがほのかにする、檜風呂のような温泉。足を伸ばして入れる温泉は大好き
きもちよくて、ぽかぽかで、時々、人が来るのも好き

「おーんせん、おーんせん、おーんせんたーまごーもまるのみうーなぎー♪」

ソプラノボイスが温泉の岩肌に響く

シャルティア > 温まったら、温泉から出る。脱衣所で身体を拭いてローブを着込んで、王都へと向かう
さて、どこに遊びに行こうか

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
リス > 九頭龍の水浴び場で、性的な事が許可されているお風呂が幾つかある。
 その中のうち一つ、ふたなりの湯……ふたなりが、相手を探すためのお風呂である。
 いわゆるハッテンバとか、そんな言い方があったと思う。
 今日の場所は何の変哲もない大きなお風呂であった。
 その時その時で場所が違うのだが、こういう風に何の変哲もない大浴場は久しぶりな気がする。
 少女は相手が居ないので一人お風呂の奥の方でのんびりお湯につかりながら、誰か来ないかしら、と待つことにする。
 正直に言えば、少女もそれなり以上に淫乱なのと、竜種の体力の所為もあり、欲求が直ぐ貯まるのである。

 その欲求は何時ものように性行為で発散のつもりなので、ある。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にミューラさんが現れました。
ミューラ > 少女がゆっくりと湯船の奥側に浸かっていると。
静かな風呂にあまり似つかわしくない、元気な、あるいは偉そうな声。

「はん、人間は下等だけど、このフロとかいうのを作ったのはいいわね!」

現れたのは、裸の…大人と子供の中間の魅力的な少女。
ここが性的な事が許可されている浴場であることなどは、水浴び場の者から聞いているはずだが。
まさか天使である自分にそんな狼藉を働く愚か者はいないだろうと、相変わらず自分以外を障害と認識しておらず。
風呂の淵で傲慢な声をあげる。

一度、王都で似たような場所に訪れたことがあったが。
その心地よさに、あらゆる刺激に敏感な天使も惚れ込んでしまい。
この、有名な水浴び場にやってきたというわけだ。

勿論恥じ入ることなど何もないため、シミなど一つもない、無垢な裸で大きな風呂を見渡し。
そこで、奥に居た竜の少女を湯気の向こうに見つける。

「ん?、先客がいるじゃない。ま、それはいいわ。
この私すらも惚れるフロに、人間が魅了されないはずないものね」

ふふん、と鼻を鳴らし。
とう、と風呂の淵から飛び込み。静かだった風呂に波が立つ。
丁度、竜の少女から近いとも遠いとも言えない場所に着水するだろう。

むしろ、風呂に誰かが居ることによって自分の趣味の良さが肯定されたと思っているのか、竜の少女に謎の自慢げな顔をしつつ。
はー、と気持ちよさげな息を吐く。

リス > 「……?」

 大浴場故に、大きな声は響きやすく、奥に居る少女にも声が届いた。
 何事だろう、と視線を向ける、湯気に包まれていても、竜眼は蜃気楼のような湯気を見通して、その、湯船の淵に立つ女性に気が付いた。
 彼女もこちらに気が付いているようで、視線をこちらに向けて、目が合った。

 そして、裸が舞った―――と言うのは比喩表現。

 女性がジャンプをして、お風呂の中に飛び込んだのが見えたのだ。
 それを見て、少女は小さく苦い笑いを零しながら立ち上がる。
 飛び込んだ少女と、大体同じだが、少しばかり違う体系でこちらの方がぽっちゃりしていると言って良いだろう。

「ご機嫌よう、お嬢様。少しばかり、お隣でのお話を宜しいでしょうか?
 許していただけるなら、幸いなのですが。
 あと、私は、リスと言う者でございます。」

 彼女の口調から人間ではなさそうなのは解った。
 そして、妹のように気位が高い女性だというのも分かったので。
 あえて、彼女をに伺いを立てるよう、問いかける。

ミューラ > 飛び込んだ後、肌に付いたお湯が心地よく。
顔をぬぐったり、身体に触れたりしていたが。
竜の少女が近づいてくれば、当然そちらに目をやる。

同席できたことだけでも感謝するべきなのに、何を近寄っているのかしら、などと考えていたが。
相手の口から出た言葉に、驚いたように目を開き。
そして、少しした後、にまー、と頬が緩む。

「何よ、人間の癖にまず伺いを立ててから話そうとするなんて見どころがあるわね!
そうそう。私と話すには、まずそういう態度が必要なのよ!」

あっという間に気を良くしたのか、少女の声が弾んで。

「あーえーっと、覚えるのは苦手なのよね。えー、r、i…リス。よし。
お前から敬意を感じたから特別に覚えてあげるわ、リス!」

普段は任務を隠して活動しており。
中々敬ってもらえる機会が少ない天使は、素面では珍しいことに名前を覚えようとしていて。
何度か発音が怪しい音を出してから、少女の名前を力強く注げる。
自分以外を下等だと思っている彼女としては法外な出来事だ。

「もちろん、その敬意に免じて話すことを許してあげるわ!私を楽しませなさい!
あ。後、リスが敬う私の名前は、ミューラよ」

話すことを許可した以上、名前が呼べなくては敬いも足りなくなるだろうと自身の天使名も告げる。
湯を弾くほどの張りがある肌がきらきらと輝いて。傲慢な態度を除けば、正に輝くような笑顔を向けている。

リス > 「ありがとうございます、ミューラ様。」

 彼女は思ったように、気位が高いタイプのようである。
 妹の様にひねくれていない分、素直でかわいい性格だとも思えた。
 其れは其れとして、少女は彼女に礼を言い、彼女の前に腰を下ろすことにする。
 彼女の肌は綺麗であり、欲情を引き出されてしまうようでもあるが、此処は一つ我慢することにする。

 彼女の美貌は素晴らしく、今すぐ致したい思いはあるのだけれども、それには、段階と言うものが有るのだから。

「まず、お話の許可を頂いたこと、嬉しく思います。
 そして、上奏をお許しくださいまし。

 ミューラ様は、気品あふれ素敵な所作ですが……。
 こう行ったお風呂場のマナーとして、飛び込みは良くないというものがありますわ。
 私達の決めた決まり事で、ミューラ様には関係のない事、とはいえそれを守れば、ミューラ様の敬意を集める一助を担うのではないか、と愚考いたしましたの。」

 彼女を立てながらも、少女は、彼女に願うのだ。
 綺麗にまとめているが、言ってることは、お風呂に飛び込んじゃいけませんなのだ。
 一応、お金持ちのお嬢様としての教育をされたのが役に立ったわぁ、と思うのである。
 因みに、少女自身は思いっきり庶民である。
 商人ゆえの対人術と言って良いのかもしれない。

「でも、ミューラ様の笑顔とか、体とか、とてもきれいで素敵ですわ。」

 欲望は漏れるあたり、まだ修行の余地ありな娘でした。

ミューラ > 自分の名前に様付けの、礼の言葉には更に機嫌を良くしたのか頭を軽く揺らし始めて。
人間にも中々見どころがあるのがいるじゃない、と非常に上機嫌だったが。

「ん?何よ、と・く・べ・つに許すわよ!」

その勢いのまま、そんな敬いを見せた相手が何か言いたいのなら聞く、と宣言したけれど
それが少し、天使にとってはまずかった

「う、う……。なるほど…、確かに…」

上奏を許すといった以上、オブラートに包んだ注意には頷くしかない。
自分の行動は絶対だと思っており、普段なら注意などされれば途端に不機嫌になるが。

柔らかに、回りくどく、しかも自分を立てながら注意されれば、怒りが浮かんだとしてもどこに放てばいいのかわからない。
結果的に…母親に怒られる子供のように難しい顔になり。
ただ…

「む。む。…ふん、よくわかってるじゃない。別に見るくらいなら、許すわ」

元々、下等な有象無象に見られようとも羞恥心は無いため、身体や笑顔を褒められれば照れたように言いながら、見ることを許可する。
プライドが高いこともあり、一度発した言葉故、どれだけ竜の少女が見ようとも怒ることはしないだろう。