2019/09/26 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ア゛ーイ……」

夜。
湯煙立ち上る露天風呂で、変な声を上げながら熱い湯に身を浸している金髪の男が一人。

湯船の縁にぐでりと背と頭を預け、満悦そうな間抜け面を夜空に向かって晒していて。
湯の中では両足を前方に投げ出し、すっかりと寛いだ姿勢。

「ふぃー……極楽極楽。涼しくなると熱い風呂が気持ちエエですなあ……」

ワハハハ……と何故か楽しげに笑いながら独り言ち、頭に載せていたタオルを手に取り軽く顔を拭って。
ぷぅ、と軽く息を吐き出しながら、せっかくだから誰か来てくんないものか、なんて
ささやかな期待を込めた視線をちらりと出入り口の方に向けてみたりして。