2019/09/06 のログ
アイラ > ……いや?
(にんまりと意地悪気に歪む口元は、エスカレートしていく行為を暗示するような代物で……頷こうものならば、それこそ屋外だろうと剥きかねないのは前科とも言えそうな様相で―――それでも、今は“それ以上”の凌辱が矮躯に浴びせられてしまっていた。子宮内を満たすどころか溢れさせかねない吐精量にはさすがに己も呼吸を乱し、熱っぽい吐息を結合したまま、首筋に吹き当てるようにしてしまっていて)
あ、ぁは……ネコのおなか、凄い事になってる……のに、もっと欲しいの?こんなに乱暴にシてるのに、凄いイき方するんだもの……うん、やっぱりお部屋にお持ち帰りは決定ね。―――服を着せるの、我慢できるかちょっと怪しくなってきちゃったけれど、ネコの裸を他のヒトにサービスするのも、それはそれで勿体ないし……上に一枚だけ羽織らせたげる
(そんな戯れ事と共に再び唇を重ねる形に奪ってみせ……目いっぱい反った少女の背に手を回す事で引き寄せて、今度は己の胸がむにゅりと目いっぱい潰れるほど、少女の淡胸もまた、乳首を己の乳首で盛大に擦り潰すような勢いのもの……大量射精の直後だというのに萎えた様子が無いのは疑似男根の強み、なのだろう)
……だから、ね、誰か来るまでは……ここで、シましょ?
(裏を返せば、これで誰も来なければ幾度でも犯しつくすという宣言にも等しい代物で、蕩けた声音と共に囁いてみせるものの……すぐに腰が乱暴に突き上げられはじめ―――かくして、健全な湯水の音が遠ざかる程、背徳の情交は一夜を通し続けられる事となるだろうか―――)

ネコ > 「……いやでは、ないけど……」

真っ直ぐな問いに、少女は赤面したまま視線を逸らす。
もしもここで。明確な拒絶をしていれば。色々と物事変わったのかもしれないが。
少女は拒絶しなかった。故に、深く、激しい繋がりが成され。
そして……少女は、絶頂により脱力したまま、相手にいいようにされてしまう。

「んっ……❤ は、ぁっ……❤
 ……うん……部屋で、もっと……❤」

微かに、か細い声でそう言いつつ。キスを受け止め。
そのまま、少女は相手に抱きしめられ、胸同士を合わせていく。
熱さに蕩けた頭は、この快楽に身を溺れさせるをよしとし。
相手の言葉に、それこそ、まるで猫のように目を細め、すりすりと頬ずりを。

「……部屋でやる分の体力。
 残しておいてくれなきゃヤダよ……?」

なんて言いつつ、相手からの突き上げに、またリズミカルに喘いでいく。
結局のところ。この二人がどこで、何回結ばれたかは二人にしか分からないであろうが。
少女が、文字通り全身を使って相手に奉仕しつづけたのは、間違いの無い事実で……。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアイラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からネコさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にフィルさんが現れました。
フィル > 昼間はまだまだ日の下を歩くのには少々暑い。
けれども、夜が深まれば吹き抜けていく風は大分涼しいことも多く。段々とこの暑さの切れ目を感じられるかもしれない。
夜風が涼しい日が増え始めたからだろうか。酒場などが並ぶ地区の賑わいは変わらないものの、温泉が目玉となっている旅籠は普段よりも賑わっており。
大通りから無くなっていく人気の一部は、この旅籠へと向かっていくのが感じられるのだから。
そんな旅籠へと流れていく人気の中の一人である少年は、慣れたように受付に挨拶を一つ送り。
そのまま大浴場を通り過ぎて、奥の中規模の浴場などの入り口が並ぶ廊下へと、軽い足取りで歩を進め。
やがて一つの浴場のドアへとたどり着けば、少し中を伺う様に入っていく。

「今日も…人気はこの辺はあまりないですね」

中を軽く見回しても人気はなく。脱衣所に収められている籠も、空っぽな者ばかりである。
もしかしたら奥まった棚にしまい込んでいる人もいるかもしれないが、態々奥まった場所の篭をこれだけ空いているのだから、使う人は少ないかもしれず。
一つ気を抜くように少年は息を零し。
そのままいそいそと手近な籠を手に取れば、しっかりと脱いだ衣服を畳んで丁寧に籠へとしまい込み。
おまけとばかりに、畳んだタオルを頭に乗せれば、籠を棚へと置いていき。
脱衣所と浴場を隔てるドアへと進んでいくままに、手をかけて開いていく。

「やっぱり…たまには広いお風呂じゃないと」

溢れていく湯気に目を細め。
湯気が流れていけば、視界に広がる中規模とはいえ広々とした浴場へと視線はひかれていくようである。
この間は廊下の最奥まで冒険をしようとして、途中で戻ってきたという経緯もあれば、よりゆっくりと湯船を楽しもうというつもりもあるようであり。
まずは体を洗ってから、と。洗い場へと一つ桶を手に取れば、足を滑らせないように濡れた石畳を慎重な足取りで進み。
空いている洗い場に腰を下ろせば、頭からお湯をかけて体を綺麗にタオルで洗い始めていくだろう。
人の町の公共の場所ということで人の姿に化けている少年だが、毛並も少ない分洗うのも楽という利点もあり。
サクサクと身体は洗えていけているようであるが。

フィル > 「…よい、しょっと…」

体を洗い、頭を洗い。つま先までしっかりと洗い終えてから、一気に頭から桶に溜めたお湯を浴びていく。
目に入ったりしないように、しっかりを目をつぶり。
手探りでまた桶の中にお湯を、溢れだす場所においては溜めてまた頭からかぶり。
それを数度繰り返したところで、頭を揺すって辺りへと湯の飛沫を少年は飛ばしたところで一息ついたようである。
何度か目を瞬かせ、しっかりと流せたことを確認すれば、念のために肩からまた数度お湯をかけていき。
湯船へと石鹸を少しでも持ち込まないようにという徹底ぶりは、少年の性格からの行動といった所か。
空になった桶をちゃんとお湯を流しきってから、洗い場の所定の位置に戻してからゆっくりと立ち上がり。

「~~っふぅ…あったか…」

しっかりと洗って絞ったタオルを、改めて頭へとちょこっと乗せ直せば、向かうのは当然お待ちかねの湯船である。
足先で温度を確かめるように何度か突いては、ゆっくりと足先から足首。そして太腿へと湯船へと沈めていき。
縁に腰を掛けたところで、一端体にしみこむ湯船の熱に身を震わせていき。
少し意を決したように、大きく息を擦ってから肩口まで身を湯に沈めこんでいく。
やはり湯に沈んだばかりの時は少々熱かったのだろう。
軽く肩をすくませて、身を震わせていたものの、やがて脱力していくように、肩からも力は抜けていき。
それに合わせるように力の抜けた吐息が零れれば、染み渡る湯の心地よさに身を任せるように背を縁へと預け。
少年はゆったりとその暖かさに気を抜いていくようであるが。

フィル > 「これだけ静かだと…変化の練習とかも、結構いいかも…?」

認識を阻害する魔法で人に自らを見せるよりも、ばれる可能性が数段低いのが変化である。
何だかんだと、それなりに幾つかの姿に事情があって化けることはあっても、意味が特になく化けることをしていないのだ。
練習の意味でも、静かで誰もいない温泉は、姿を確認する意味でも丁度いいかもしれない。
そんな風に思ってしまえば、少し火照った体を冷ますように、躰を起こし。
足だけお湯につけたままにするように、上半身を湯から出せばそのまま少年は、湯船へと腰を下ろしていく。
巡らせていく姿は、見知った人でなければ姿を真似るだけであり。
やはり化け慣れた姿の方がいいかなど、変化に関しての考えに少年は意識を向けてしまっているようであり。

「人格まで変わるのは…まだ一つだけですし…便利そうなのっていうと…」

一番初めに得た姿であり、相手を模した姿は、新たな人格まで生まれた変化より少し上な気がするものである。
強くイメージして、力を巡らせてしまえば、直ぐにピョコっと頭の上に狐耳が回を覗かせてしまい。
そのまま進めてしまえば、卵色の長髪をもつ少女の姿に変わってしまうのだから、制御の細やかさは課題なのだろう。
今も狐耳が生えてしまい、少女の姿になりかけたことに少年は気付けば、顔を気を取り直すように揺らしていき。
頭の上に狐耳が生えかけ、少女の体躯になりかけたところで変化を止め。
一応辺りを見回してから、その耳を引っ込ませていこうとしていくようであるが。

フィル > 「幾つかイメージ…考えておこうかな」

流石に温泉で試しに人型ではない姿に化けてみる、という挑戦をするつもりはないのである。
少し少女寄りになってしまった体系をゆっくりと戻しながら、尻尾までは出なかったもののしかりと生えてしまっている耳は最後にしまうつもりのようであり。
体系を元の少年へと一先ず戻しながら、ぽつりとそんな事を零していく。
静まり返った温泉ではそれすら大きく響き。ポタリと天井から湯船へと落ちる滴の音すら聞き取れるほどである。
流石に夜も深まりすぎたことで、大浴場などからも人が減り始めたのもあるのだろう。
人よりもしっかりと聞き取れる耳を澄ませてみれば、僅かに聞こえていたはずの、他の温泉施設からの人の気配が大分消えているのだから。

「っと…そろそろあがらないと…」

そんな静けさの中、再び湯船へと肩まで沈めて再び湯に身を暫く任せていれば、眠気も襲ってきたようであり。
そのまま舟をこいでのぼせてしまっても、折角の温泉が台無しといったところか。
タオルで顔を拭う様にして、軽く眠気も一緒に少年は拭っていけばゆっくりと立ち上がりなおしていき。
来たときと同じように、転んだりしないように慎重に湯船の外の床に脚を下ろしていけば、しっかりとタオルを少年は絞っていく。
今は毛並みがないとはいえ、しっかりと脱衣所に上がる前に湯を切っておく。というマナーを守ろうとしているのだろう。
湯を一度絞ったタオルで頭から足まで湯を拭う様にして、また絞ってと数度繰り返せば漸く脱衣所へと踏み込み。
飛びでてしまっている耳をゆっくりとしまい込みながら、やがて脱衣所で軽く涼しんでから帰路へとついていったか―

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフィルさんが去りました。