2019/08/19 のログ
グレンダ > 男の口から漏れ出た楽しいという言葉を耳にして、女は再び表情を綻ばせる。
自分のおかげ、という訳でもないが見知らぬこの男がこの空間に親しみを覚えていることが女にとっても堪らなく愉快であって


「そうかい、そいつはいいことさね。……ところでアルファ、だったっけ?さっきの申し出だけどもうちょっと、もうしばらく使ったら部屋の方で飲み直す、なんてのはどうかね?元がダイラスの方に関わりのあるお湯だからか色んな所の酒を揃えてるはず……」

二人きりの静かな空間の中他愛のない会話が連綿と続けられていく。こうして露天風呂の夜はゆっくりと更けていくのだった……

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアルファさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグレンダさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/岩風呂」にカインさんが現れました。
カイン > だいぶん暑くなってきたこの時期でも風呂は良いもんだなあ…」

宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
体が芯から温まっていく感触に息を吐きながら、体を大きく伸ばし。

「用心棒稼業は楽でいいんだが、時間が長いのがな。
 この時期は雨が降るし…困ったもんだ。
 いつでも温泉に入れるような場所ならいいんだが」

そんな場所はこの湯の線源である山脈の方でもそうそうあるものではない。
小さくないものねだりをぼやきながら、熱を強く感じるように湯の中で腕を伸ばし。

カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
 また明日、目が覚めた後に入るとするか」

体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/岩風呂」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
リス > 今日もお仕事が終わり、少女は帰りがけに寄り道をすることにした。
 寄り道は……結局のところいつも通りに九頭龍温泉宿でありそこのふたなり用の浴場であった。
 今日の浴場は……なんと、なんと。

   ――――普通のお風呂だった。

 珍しいこともある物ね、と少女は思いながら、洗い場で体を洗うのだ。
 こう、お湯自体は温泉なのに、見た目は普通のお風呂である。
 そんなに広くなくて、入るのは一人二人、ぐらいか。
 個室的に分かれているので、収容人数に変わりはないのだろう、密着できるのが良いのかもしれない。
 エッチするには、とてもいい環境にも思える。

 いちゃいちゃしながら入っていちゃいちゃし続けられるし、他の人を気にせずいたせるのだから。
 そう思えば、良い所ね、なんてにんまり笑うのだった。
 湯船につかれば、ざばぁ、とお湯が流れていくのが、ちょっと新鮮。
 自分の家のお風呂はこんなに狭くないし。

リス > ちゃぷん、ちゃぷん、お湯が揺れて少女の肌を流れていく。
 狭いお風呂でも少女の身長は低めなので、足を延ばして浸かることができる。
 だから、のびのびと入り、一人だからこその思考が生まれる。
 この間ミリーディアに教えてもらったもの―――魔法。先ずは魔力を―――と言うもので。

「たしか、こう……。」

 自分の手のひらに意識を集中し、じっと見つめると、自分を覆う膜のようなものがうにょうにょ、と少しずつ伸びていく。
 魔法使いはこれを直ぐに炎とか、氷とか、そういうものにしてばしゅーんと飛ばすらしい。
 自分にはできないみたいであった、うにょうにょ、うにょうにょ。
 頑張ってるけれど、紐の様なものが、うにょーんと伸びるだけである、時間をかけて。
 しばしの間うにょうにょしていたが、少女はふぅ、と息を吐き出した。

 ―――飽きた、と言うわけではなくて、誰か来ないかな、と意識がそれたのである。

 飽きたわけではない、大事なので強調しておくことにする

リス > 「うーん……。」

 近くを通るような気配はあるけれど、誰かが入ってくるような様子はない。
 考えてみれば、どこにだれがいるかわからないのだ、扉を開けて入ってくるのは、もともと約束したりとかそういう方面かもしれない。
 あ、ちょっと拙かっただろうか、今回のチョイスに失敗を感じる。

 もしかしたら、どこかで、水晶玉とかでここが見えて誰が入っているかをあらかじめ知ってこれる、とか。
 そういうサービスとかあればいいのに、とか思ってみるがそれはそれで――――。

 自分は大丈夫だけれど、他の人がどう思うだろうとか思う。
 みられるのが嫌だ、と言う人も多いだろう、むしろ見て!と言う人の方が少ないだろう。
 あー。やっちゃったかしら―と、ぱちゃぱちゃ、湯船を叩く少女。
 ちょっとくやしい。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にゼナさんが現れました。
ゼナ > 「全くもう、リスは仕方の無い子ですね❤」

そっと扉を開いて半個室の狭い浴場に入ってきたのは、むっちりとした肉付きとしなやかな力強さを同居させる小麦肌を小さなタオルで申し訳程度に隠した若い娘。
おそらくは脱衣所で着衣を脱ぎながら浴室内の恋人の様子を感じ取っていたのだろう。日頃の彼女の出来る女イメージから外れたどこか子供らしい落ち着きの無さに、少し困った様な、それでいて年の離れた妹を見つめる姉の様に優しげな笑みを浮かべて発した第一声は、これまた普段のゼナとは異なる物。
母親らしい事など何もしていないというのに、それでも双子を産んで母性に目覚めでもしたのかと思える様な台詞と表情。
しっとりとした歩調で浴槽に近付いて掛け湯をし、その縁に畳んだタオルを置いた小麦の裸身が最愛の竜娘の隣に身を沈める。
何がどのように仕方ないのかはゼナ本人すら認識していないけれど、いつもの彼女らしからぬ子供っぽさに甘やかしてあげたいという気持ちを刺激されたゼナは、さして広くもない浴槽内にゆったりと伸ばした体躯で両の細腕を持ち上げて、己の豊乳の中へと彼女を誘う。

リス > 「―――あら?ゼナ。」

 ぱちゃぱちゃしていた所、扉を開いて入ってくるのは―――嫁だった。
 今日は仕事してたのでは、と思ったが、時間も時間だしそういえば、そこまで遅くならないと聞いていたような気がする。
 普段とは違う彼女の困惑顔に、少女は首を傾げて見せてみるのだ。
 何というか、普段よりもこう……なんかこう。

「お母さんぽい……?」

 とまで呟いて、ああ、そうか、と思い出す。
 クロナとシロナを産んだからかもしれない、娘たちは元気に今どこに居るのだろう。
 シロナは多分戦士ギルドで筋肉眺めて筋肉鍛えてるだろうことは直ぐにわかるけれど。
 クロナはラファル並みに自由なので、今どこに居るのだろう。
 確か、海に居たという目撃情報は聞いていたけれど。

 とにもかくにも近づいてくる彼女が腕を伸ばして抱きしめてくれるので、そのまま腕の中に。
 そして、彼女の胸にすりすり、と頬を擦り付けるのであった。

「ゼナ、おかえり。」

 ここは家ではないけれど、仕事終わった彼女へのねぎらいの一言。

ゼナ > 「ふふっ、そういうリスはいつもよりもちょっと子供っぽい感じでしたよ?」

純白の豊乳を揺らしつつ湯船をばちゃばちゃ叩いていた彼女の仕草を思い出し、再び慈母の笑みを浮かべた。2人の年齢は同じなれど、日頃はリスの方が余程に年上らしくゼナは彼女に甘えさせてもらう事が多いだけに、これまではこの様な展開になる事は少なかった。ゼナ自身もそんな己の変化に多少の戸惑いを覚えてはいたものの、先の子供っぽい彼女の所作を思い出せばやはり心に浮かぶ想いは『甘えさせてあげたい』という物になってしまう。

「ふふ、ただいま、リス❤」

湯船にぷっかりと浮かぶ小麦の豊乳が恋人の頬ずりを受け入れ、ふにゅんふにゅんと柔肉の形を歪ませた。
冒険を終えてトゥルネソル館へと向かう前に九頭龍温泉で旅の汚れを落とすというのが最近のゼナのパターンとなっているのだけれど、その際には受付で恋人たる竜人が来ていないか問う事もまたパターンと化していた。この宿の常連となっているゼナは顔見知りの店員も多く、同様にここを良く利用しているリスの事を知っている者も多いからこそ出来る事と言えるだろう。
そしてこの日はリスが少し前に来ている事を教えてもらったので、こうしてそそくさと後を追ってきたのだった。

リス > 「そりゃぁ……私だって店長ではない時は、気を抜くときもあるし。
 一人の時のお風呂なんてその尤も足るところ、でしょ?」

 確かに、成人はしているけれど、まだ、老成するというには若い年齢だ。
 遊んだりしたい年頃でもあるし、気が抜けてしまうと子供っぽい所が出てしまうのは当然であろう。
 人としては成人の年齢でも竜としては赤ん坊とみられる年齢だ。
 時折、こういう風になってしまうのも、良いでしょ?なんて軽く言ってみせるのだ。
 ただ、多分妹や娘を見れば、ああ、姉妹とか、家族なんだな、と思えるぐらいには似てるのかもしれない。

「そういえば、ゼナ。
 私、最近竜の力を漸く判ってきたのよ。教えてもらったというのが大きいかもだけれど。」

 少女は、弾力のある恋人の胸に顔をフニフニ押し付けながら見上げるようにして言葉を放つ。
 ぎゅ、と抱きしめて、体を密着させよう、家のお風呂よりも狭いのでこういう風に密着しないとちょっと狭いのである。
 クンクン、と彼女の匂いを嗅いでから、頬にちゅ、とキスをする。
 そして、もう一度ほおずり。

 今宵は、甘えさせてくれるので、名一杯甘えてみる。

ゼナ > 「ん、そうですね。普段甘えさせてもらってるわたしが言うのはなんですけど、さっきみたいに気の抜けたリスも可愛かったですよ?❤」

別に彼女にビシッとした商店主のままの姿を求めているわけではない。むしろ日頃はそんな隙のない彼女が時折見せる、街のゴロツキに絡まれて涙目になったり、人の見ていない所で子供じみた行動をしていたりという年相応の可愛らしさにもゼナは惹かれるのだ。

「それは良いこと……なんですよね? 竜の力と言われても、わたしにはどんなものなのかわからないんですけど……」

小麦の柔肉を拉げさせつつ見上げる彼女に、ゼナはこくんと小首を傾げて問いかけた。竜と言えばその圧倒的な力と飛行能力。そして何よりブレスの存在が脳裏に浮かぶのだけど、もしかしたらリスもブワーッと炎とか吐ける様になったという事なのだろうか。なんて事を考えている顔。

「――――んっ❤ ふふ、お返しです❤」

頬への口付けを心地よさげに細めた蒼瞳で受け止めて、こちらからは彼女の鼻先にちゅっと唇を落とした。掛け湯程度では拭うことの出来ない旅の汚れが、柑橘を思わせるゼナの体臭を凝縮して彼女に伝える事だろう。
身を寄せる彼女の白躯を抱く両手が、湯水の中ですべらかな柔肌を撫でる。淫猥な意図のない手慰みの様に無意識の愛撫。

リス > 「じゃあ、今からでも交代して、甘える?……ゼナの事、たっぷり甘えさせちゃうわ?」

 少女は、軽く笑って見せる、もう、普段の調子が戻ってきたという事なのだろう。
 いつもいつも、見せる姿ではないから、見せる時間もまた、短くあるのかもしれない。
 甘えさせてもらうというのも、良いな、とは思うのだけどそれはまた別、である。

「さあ?
 商売には何ら関係はない――――けど、でも、ゼナとか皆のためにはなるわ。」

 問いかける彼女に、少女は首を横に振る
 なぜなら、竜の力とは基本的に暴力の力であり少女には無縁の力でもあった。
 商売には関係のない其れに対する興奮は薄いが、それでも、有用ではあるのだ。

「えっとね、先ずは、前から知ってると思うけれど、私は皆と意思疎通ができるのよ。
 で、私の部下の力を強くすることができるの。
 あと、私と繋がりのある人に、魔力を分けたり、命を分けたりできるようなの。

 竜としては、珍しいみたいよ?」

 有ろうことか、一切の暴力的な力がなく全部補助という少女。
 簡単に説明すると、ゼナの力をさらに増やしたり、大けがしたら、そのけがをリスが引き受けてゼナの傷を治したり。
 ゼナが普段足りないと思う魔力が本当に足りなくなった時とか補填したりできるのだ。
 ゼナ自身は竜ではないけれど、リスのウロコで作られた鎧と剣それを持っているから、出来るという事なのである。

「きゃ。」

 鼻先に落とされる唇、嬉しそうに少女は嗤って見せて、じっと空色の瞳で見上げるのだ。
 肌を撫でられて甘い吐息を吐き出して。
 少女もまた褐色の肌、特に丸くて張りのあるお尻をなでりなでりと撫でまわす。
 舌を伸ばして、彼女の喉元をちろちろ、と舐めるのだ。

ゼナ > 「ふふ、ダメです❤ 今日はずーっとリスの事甘やかしちゃうんですから❤」

えっちにおける攻めと受けといった話ではなく、ただただ今日は静かにリスを甘やかしてあげたいと思ったのだ。日頃あまり隙を見せない彼女だから、こうした機会は早々無いだろうし、せっかくならたっぷりと甘やかしてあげて仕事の疲れを癒やしてあげたい。

「ん、そうですね。この間悪戯した時も、館のドラゴンさん達に救援を求めてたって言ってましたし。わっ、そんな事も出来るんですね。確かに、普通の竜のイメージとはちょっと外れてるかもです」

魔力はともかく命を分けるという言葉には一瞬不安げな表情を覗かせるも、こう見えても彼女はれっきとした竜である。人であるゼナとは桁違いの生命力を有しているのだろうし、それを考えるなら多少命を分け与えた所で彼女に悪影響が出る様な事はないのかなと思い直して不安を消した。

「―――ん、あ…っ❤ ………リス、ん、ちゅ……ちぅう…っ❤」

揺らめく水面の下で密着する体温。こちらを見上げる空色の奥に滲む切なげな雰囲気。互いに撫で回す柔肌の感触と、汗のしょっぱさが付着した首筋への舌舐め。
じんわりと湧き上がってくる気持ちに抗う事もなく、ゼナは彼女の顎先を摘んで上向かせ、しっとりとした金の短髪を落としながら恋人の唇を奪う。伸ばした舌が彼女の唇を舐め擽り、伝い落ちる唾液と共にその口腔に分け入る。
すぐに彼女の舌を見つけて、にゅる、にちゅる…といやらしくも甘やかなディープキスで互いの唾液を混ぜ合わせる。

リス > 「わぁい、じゃあ、今日はとことん、甘えちゃおうっ。」

 少女は嬉しそうに、そっと頬をこすり付けて、彼女に抱き着くのだ。
 普段の様に性的にではなく、親愛と信頼を込めた、抱擁を彼女に送り、安心したように胸に顔を寄せて瞳を閉じる。

「うん、家の竜達とはもう、何時でも力を分け与えられるようにしてあるの。
 あとは、ゼナとか、ラミスとかリタとか……皆に会って、繋げないといけないから。

 ……ゼナ、繋ぎたいわ?
 エッチな意味ではなくて、ね。
 それに、繋げば、遠くても会話できるようになるの。
 あ、四六時中会話できるわけじゃないから、ね?」

 一瞬の不安げな表情、やっぱり、竜は怖いのかしら、と思ってしまうから。
 彼女に問いかけるのだ、彼女が自分との繋がりを、もっと欲してくれるのだろうか、と言う不安を覚えてしまうのだ。
 そして、ちゃんと言うのは、会話ができるだけで、拘束するものじゃないという事だ。

「ん、ちゅ、ん、ちゅ、ちゅ。」

 少女は、そっと唇を重ねて、啄むように、音を立ててキスを繰り返す。
 彼女の喉元に自分のキスマークを落として、それから持ち上げられて唇を受け止めていく。
 うっすらと唇を開けて彼女の舌を誘い入れて、舌を口の中で求めるように啜っていく。
 唾液を飲んで、ちゅむ、ちゅむ、とせがむように唇を押し付ける。

ゼナ > 「ふふ、竜でないわたしでもリスとラインを繋げるんでしたら喜んで。そうすれば、わたしが居ない所でリスが怖い人に絡まれても助けにいけますし❤」

その際には少し助けに入るのを遅らせて、ゴロツキ相手に涙目でガクブルする恋人の愛らしさをしばらく観察してしまったりするかも知れない。それはともかくとして、彼女の危地を離れていても感じ取れるとか、冒険の最中であっても彼女と言葉を交わす事が出来るというのは、むしろこちらから願い出たくなるほどの特典と言える。
不安げな上目遣いを安心させるように蜂蜜色の長髪を優しく撫でて、そのおでこに口付けを落とした。
そのまま本格的なキスへと以降すれば、劣情を滲ませていなかった手の平の動きにも性的な色が灯り始める。純白の太腿の付け根へと滑り込んだ指先は彼女の肉溝を上下に擦り、もう一方の手指はその上に生えたふたなり巨根をやんわりと撫で始める。
その合間にも続けられる長い口付けは、彼女の口腔がゼナの味わいに染め上げられる程の唾液を流し込み、淫らな水音で脳裏を掻き回す。

リス > 「別に、竜である必要は、無いの。必要なのは私と、パスで、精神的……魔術的…?に繋がる必要があるというだけなの。
 だから、大丈夫。

 ちゃんと、助けに来てね。」

 ちょっと疑問符が出るのは、理解しきってないところもあるから、である、竜の能力が魔術的な物なのか、そうではないのか、少女の知識にはなかったので。
 多分妹とか、教えてくれたミリーディアなら、判るのかもしれない。
 そして、恋人が考えている邪な思考に関しては、残念ながら理解していない、今はまだ、パスをつないでいないから。
 それに、パスは思考を読む物ではないから、繋いでも分かるというわけではないのだ。
 ただ、彼女の考えている通りにSOSを即時に出すことはできるし、すぐに呼べるようにもなるのだ。
 冒険中に会話できるなら、いつ帰ってくるとかわかるしさみしく無くなろう。

「ん……ふぁ……んっ。」

 額に落ちる唇の柔らかさ。
 其処が熱くなるような気がして息を吐いて、唇が深く重なり、熱を色を帯びてくれば、徐々に、徐々に高ぶってくる。
 とどめとばかりに彼女の手が自分の肉棒を撫でてくれば、少女の肉棒は応えるように、むくりむくりと立ち上がり、そそり立っていく。
 直ぐに、彼女を貫くための肉槍へと変わっていくのだ。
 ぎち、と鉄よりも固く太く、そそり立ち、少女の唇から熱くなった吐息が零れる。

「ゼナ……、ここで、する?」

 情欲に濡れた瞳、少女は彼女の唾液を口いっぱいに貯めて。目の前でごくりと嚥下して、濡れた唇で三日月の笑みを作り、問いかけた。